Eduマガのヨミカタ
毎月発行される教育雑誌の中から、その時期にぜひ読んでほしい厳選記事をご紹介するコーナーです。
3年ぶりの水泳指導―準備万端のための知識&スキル
楽しい体育の授業 2022年6月号
教育zine編集部木村
2022/4/27 掲載

 『楽しい体育の授業』2022年6月号の特集は、基礎基本でつくる水泳授業リカバリー指導
 「スイカは浮くけれども、水の上に出ているのはちょっとだけ。もっと浮こうとすると、どうなるかな?」
 本誌巻頭で鳴門教育大学の松井敦典先生がご紹介くださった、ある小学校でのプール授業で担任の先生が子どもたちに問いかけた一場面です。
 コロナ禍で水泳授業が3年ぶり、という学校もあるかと思います。この期間、まったく水泳をしていない子どもたちもいるかもしれません。
 そのような子どもたちにもしっかりと水泳の技能を保障できるよう、本号では水泳指導の「基礎基本」にフォーカスしました!
 子どもに応じて、1学年、あるいは2学年下の内容にも適宜取り組めるよう、6年間の指導計画を収録し、実態把握のための確認ポイント、段階別でみる基礎基本の指導と見取りなど、水泳指導が3年ぶりという先生方にとっても心強い内容となっています。
 巻頭の松井先生によると、「水泳の基本要素である「沈む・浮く」、「息継ぎ」、「姿勢作り」が不十分では、よい動きにつながりません。」とのこと。
 スイカを少し持ち上げた状態から手を離すとどうなるか…本誌片手にぜひ試してみてください。

コメントの受付は終了しました。