Eduマガのヨミカタ
毎月発行される教育雑誌の中から、その時期にぜひ読んでほしい厳選記事をご紹介するコーナーです。
起きてからでは遅い!日頃の備えで防げる事故があります
楽しい体育の授業 2021年6月号
教育zine編集部木村
2021/5/6 掲載

 『楽しい体育の授業』2021年6月号の特集は、保存版 体育授業のヒヤリハット対策マニュアル
 突然ですが、学校での負傷・疾病の発生件数がどのくらいか、ご存知でしょうか。
 本誌提言の松本格之祐先生の記事では、3・4年前のデータでは、医療費の給付件数は100万件を超えていると紹介されています。これは、対象の児童・生徒の内、毎年16人に1人が事故等により給付を受けているという計算になるそうです。
 同記事ではさらに、「ハインリッヒの法則は別名『1:29:300』とも呼ばれ、1件の重大事故の裏には、29件の軽い事故・300件の危険を感じた事例がある」とあります。「給付を受けた事例の裏には、膨大な『ヒヤリ』・『ハット』する事例がある」とのこと。
 そこで本号では、この「ヒヤリ」「ハット」を少しでも回避すべく、体育事故の現状の把握から、日常管理のアドバイス、事故を未然に防ぐためのチェックリスト、領域別の事故を防ぐ授業づくり、事故が起きてしまったときのマニュアルまで、ヒヤリハットの対策マニュアルとしてまとめました。ぜひ保存版としてご活用ください。
 第2特集では、withコロナの水泳を取り上げました。2年ぶりの水泳授業という学校もあると思います。子どもたちが安全で楽しく取り組めるよう、密を回避したマネジメントと基礎感覚を取り戻す授業づくりの両方から迫りました。コロナ禍で水泳授業に取り組む先生、必見です!

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