これから求められる「社会科教育」とは? 問題解決力を鍛える「考える社会科」授業デザイン大特集
社会科教育 2019年3月号
『社会科教育』2019年3月号の特集は、「問題解決力を鍛える『考える社会科』授業デザイン」です。
新学習指導要領の解説において、キーワードとして度々取り上げられている「社会的な見方・考え方」は、社会的事象の意味や意義、特色や相互の関連を考察したり、社会に見られる課題を把握して、その価値決定に向けて構想したりする際の「視点や方法(考え方)」と定義されています。
この「視点や方法(考え方)」を働かせた学びが求められるこれからの社会科教育では「身に付いた知識を使いこなし、問題解決する力」にスポットがあたることになります。
また、同時に「自ら学び、自ら考える」主体的に学びに取り組む態度を育むために、問題解決的な学習・探究的な取り組みの中で「見方・考え方」を身に付ける教材づくり・授業づくりも求められてきます。
そこで本号では、「この切り口・教材で授業をしたところ、子ども達に考える姿勢が生まれ、その後の活動にも結び付いた」「新しい単元・学習内容ではこんな『考える授業』も有効ではないか」といった「問題解決能力」と「考える社会科」を特集テーマにいたしました。
・どうやって児童生徒の「問題解決力」を鍛えればいいのか?
・そもそも「考える社会科」授業とはどういったものなのか?
こうした疑問に様々な角度から切り込んだアイデアを多数ご紹介頂いております。
小特集「今、社会科が熱い!研究会実践レポート第2弾」では2018年の秋に行われた研究会の報告レポートを掲載。
今求められる「社会科教育」について深く考えることのできる『社会科教育』2019年3月号、是非お目通しください!