教育オピニオン
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教科担任制の準備はできていますか?
明海大学客員教授釼持 勉
2021/10/1 掲載

 「小学校高学年の教科担任制を2022年度から導入」の発表がされてからの各小学校は、行政等の支援を受けて教科担任制を実践する学校、年間指導時数がほぼ同じ理科や社会で交換授業や教科担任制などを取り入れている学校、全く何も手をつけていない学校に分類することができます。皆さんの小学校は現在、どの段階の学校でしょうか。2022年度の導入に際して児童の側に立った教科担任制(算数、理科、英語、体育)を自信もってできる体制が構築されているでしょうか。次の3点に渡って推進の方向性を認識して自校の在り方を考えてもらいたいと思います。

1 教科担任制の目的と概要


 教科担任制を取り入れる際に4つの役割を理解して実践してもらいたいと思います。
(1)高度な基礎知識を指導することで学力向上に資すること
 小学校の先生方は、小学校全科として採用されていて中高の専門性の免許を保持していない場合が少なくありません。したがって、教員の状況にもよりますが授業力があり、専門教科の指導性を発揮することができる教員が適任とされます。
(2)複眼的な評価ができ児童理解度を高めること
 より多くの教員がかかわることで、これまで以上に児童理解が進み、一人一人の良さや課題を共有する機会が増え、学年担任としてのチームマネジメント力が高まることが推測でき、特に生徒指導的な面での果たす役割が大きくなります。
(3)中一ギャップの克服ができること
 小・中学校の連続性の中で教科担任制を高学年から実施することで、より専門性のある教師からの指導の日常化、習慣化が中一ギャップの克服につながります。より高度な知識を習得することで学びのレベルアップを図ることができます。
(4)教師の働き方改革に資すること
 教科担任制の導入によって、これまで全教科で教材研究に取り組んできた時間を単一教科に集中して取り組むことが可能となります。学校規模にもよりますが、授業をより学年で連続して実施することが日常化して時間的短縮が可能となります。

2 管理職の心がまえ


 管理職として次のことに視点をあてて学校運営にあたりたいところです。
(1)教科担任制の4つの役割の認識レベルをあげること
(2)教員の当事者意識を高めて学校ビジョンとして推進すること
(3)学校規模に応じた教科担任制を構築すること
(4)4教科の授業改善の日常化を含めた全教科での指導向上を目指していくこと
(5)高学年の担当教諭の固定化にならない配慮をすること
(6)学校としての人材育成の視点を明確にした教科担任制にすること
(7)自校での現有勢力にて教科担任制が実施できる体制を構築すること
(8)教科担任制の実施教科の評価観の調整をしておくこと
(9)児童にとっての教科担任制を構築すること
(10)保護者への説明を十分して教科担任制の理解を深めていくこと
 特に、4教科を誰が担当するかによって学校の命運が左右されることとなるので、現段階から教科担任制の運営を円滑にできる準備をしておきたいところです。学校規模が大きいほど時間割作成に教務の負担が大きくなることへの配慮もする必要があります。

3 学級担任の心がまえ


 学級担任としては、自己が高学年の担任として教科担任制を推進できる力量を資するようにそれぞれの教科の授業改善をしていくことが不可欠となります。誰もが高学年の担任になりうる学校体制を構築していかないと教師の担当学年が一定の学年となり、卒業生をもつ学年の担任にはなれない不都合が生じることとなります。これまで、全教科型で指導してきた小学校教師の在り方を大きく転換していく教科担任制です。2022年度からの導入が児童の学力向上に資することを大前提にした取組をしてもらいたいと思います。
 2022年度の導入まであと半年となっています。各校では,自校の教科担任制への取組がどの段階なのか、何から共有すべきなのか、誰もが高学年の担任になれる体制が構築されているか、教師の人材育成に滞りはないか等を確認して、教科担任制の舵取りを明確にした実践が急務となります。そのためにも、今の段階から準備力を発揮して2022年度を迎えてもらいたいです。

釼持 勉けんもち つとむ

福島県の高校教諭、東京都の小学校教諭を務め、その後荒川区教育委員会、東京都教育委員会、教職員研修センターなど行政職として13年、国立市、小金井市で校長職として9年、東京学芸大学特任教授、帝京大学教育学部教授、帝京科学大学教育人間科学部教授を経て、現在明海大学客員教授として活躍。教育評論家、板書のプロ、教員採用試験アドバイザーとして全国で次代の人材育成にあたっている。専門は、国語教育、学校経営、学級経営等の研究を行い、学級担任の資質向上を目指した取組、若手教員の人材育成に尽力している。この間、文部科学省等の各種委員を歴任。著書に「プロの板書」(教育出版)、「学級経営にすぐに役立つ教室掲示実践アイデア集」(ナツメ社)、「小学校教師のための365日のパーフェクトガイド」(明治図書出版)などがある。

コメントの一覧
69件あります。
    • 1
    • 先生の教え子
    • 2021/10/1 11:07:34
    教科担任制について、いつも聞いていました。これからの小学校教員として4教科について専門性ある教師が不可欠と認識している。教育実習先の学校現場に教科担任制のビジョンがあるか尋ねてみたいが!あるべき姿を説明してもらいたい。
    • 2
    • 東京都(教員)
    • 2021/10/1 11:43:52
    教科担任制を取り入れ、複数で子供たちの指導に当たることのメリットは大きいと思います。一方、全教科の指導に携わり、学級集団の運営に楽しさや喜びを感じていた小学校教員が、より教科の専門性を高める意識をもち、校内外で研修を重ねる必要があります。
    専門性をもった教員の配置とともに、教材研究の時間を十分に確保するために、スクールサポートスタッフ等のさらなる拡充を望みます。
    • 3
    • 待乳山外番
    • 2021/10/1 11:43:54
    教科担任制の意義、準備等を管理職や教員に向け、とても分かりやすく述べられていて勉強になりました。有り難うございます‼️流石釼持先生‼️たくさんの教育関係者に読んでもらいたいです‼️
    • 4
    • 中学校長
    • 2021/10/1 12:12:43
    小学校に教科担任制が導入されるに際して、中学校の立場で感じることを述べさせていただきます。
    一番思うことは、教科担任制が導入されることで学校文化の変容が観られることが予測されます。今までの学級担任制での児童と教員の関係に少なからずの変化が見られると思います。児童に関わる教員が増えることによって、職員室の話題にも変化が見られるでしょう。場合によっては、児童や学級集団への対応について意見の違いが見られることもでてくると思います。そのような学校の変化を予測して、リーダーやミドルリーダーは教科担任制の準備をすることが必要になると思います。
    中学校は小学校の良さを取り入れる。小学校は中学校の良さを取り入れる。そのことの可能性が今まで以上に期待できる小中連携を構築する必要性も出てくるでしょう。
    単に児童への指導形態が変わるというだけではないように思います。

    • 5
    • 中学数学
    • 2021/10/1 12:22:11
    小学校時代からの積み上げの大切さを、日々授業を通じて感じています。
    より専門的にそして、教科としての縦のつながりをスムーズにするためにも算数の教科担任制は素敵だと思います。
    • 6
    • ひじき
    • 2021/10/1 12:26:15
    4教科では特に専門性が必要になるかと思いますので、教科担任制にできるのであれば小中で連携もしやすく良いかと思います。
    • 7
    • 中学校理科の先生
    • 2021/10/1 12:28:50
    ↑の校長先生が書いてる通り、中学校で小学校の良さを取り入れたり、小中の連携を大事にしていかなければならないと思います。今以上に専門性が大事になってくるんだなと感じました。
    • 8
    • 背番号31
    • 2021/10/1 12:30:23
    中学校保健体育科教諭です。
    小学校時代から専門性のある教師から学べることのメリットは大きいように思います。
    小学校教員で体育指導に苦労している方もいっらしゃると思うので、教員の負担軽減にも繋がるように思います。
    • 9
    • 出版社社員
    • 2021/10/1 13:35:14
    正直、次年度より小学校で教科担任制が実施される雰囲気が、学校現場にはなかなか感じられないというのがのが実感です。教科専門性をもつ人材の育成、専門性を磨く機会の創出等々、課題山積みですが、令和の日本型学校教育を実現するためには、教科担任制の果たす役割は非常に大きいと認識しています。現場を熟知されている釼持先生のわかりやすい文章、興味深く読ませていただきました。ありがとうございました。
    • 10
    • Learning Hill
    • 2021/10/1 13:44:23
    教科担任制の導入によるメリットが明らかになることで、教員の「やってみよう」という意識を刺激し、展開できるようになること。ひいては子供達の学びが深化することを期待します。
    • 11
    • 教員
    • 2021/10/1 14:34:37
    新たに教科化された英語,道徳,GIGAスクールと,年々新しいことに追われているように感じます。そこに来てコロナの対応に追われ,疲弊している中,また新たな取組ということで,あまり意識が向いていないのが現状です。ですが,しっかり対応していけば働き方改革にも資するとありますように,時間をより有効に使うこともできると感じています。学校としてどう取り組めるか改めて考えるきっかけとなりました。
    • 12
    • YV
    • 2021/10/1 14:42:35
    常々、学校の先生という仕事はあまりに大変すぎる、と感じていました。学科に対する専門的知識や授業力はもちろん、クラブ顧問、風紀に対する観察力、時には「いじめ」や保護者との問題にも立ち向かわないといけない事もあるかと思います。
    先生が常に何かに追われているような状態で、生徒の些細なSOSや可能性に気づく事ができるのか。

    小学校高学年の教科担任制を導入することによって、先生方の負担を少しでも解消し、生徒を複数の目で見ることによって生徒にとっても教育の場が良い環境になっていく事を期待します。
    • 13
    • 小学校非常勤講師
    • 2021/10/1 17:04:57
    教科担任制のことがよくわかりました。ありがとうございました。また詳しくお聞きしたいです。
    • 14
    • 和歌山県 教員
    • 2021/10/1 17:06:05
    教科担任制をしたことがあります。学年3クラスあったのでどうにか担任の負担なくやってこれたと思います。けれど、1学年1クラスのところでは、担任の負担が大きすぎると思います。まずは、30人学級の実現が先ではないでしょうか
    • 15
    • 小学校教員
    • 2021/10/1 17:06:25
    教科担任制が来年度から実施ということは知っているが、実際にやらないといけない雰囲気は感じられていないと感じています。
    学級担任という今までの感覚だと授業においても児童理解においても中途半端になり、児童、教員とも負担が増すのでは危惧しています。早い段階で教職員で共通理解する場が必要だと強く思いました。
    • 16
    • 小学校教員
    • 2021/10/1 17:08:26
    教科担任制が導入されるということを知ってからずっと気になっていました。しかし、私の地域では中々そういった話があがらず、どうすれば良いのか、本当に2022年から導入されるのかと言うことがとても不安です。
    また教科担任制には、専門性が活かせ、より深い知識技能を高められるというメリットもあると思いますが、子供や保護者との信頼関係、保護者対応、学級経営などもデメリットも大きいと思います。
    学校だけでなく市町村や都道府県で実施の方向性を統一してほしいです。
    • 17
    • 小学校管理職
    • 2021/10/1 17:08:29
    教科担任制未実施校です。先生が仰られていたように、正直まだ教科担任制導入が来年度に迫っているという実感はほとんどないというのが現場の感覚です。段階的になるのかどうなるのかわかりませんが、教科担任制のメリット、デメリットを含め、本日教えていただいたことを本校でも共有し、より効果的に運用できるように準備しておきたいと思います。
    • 18
    • たちばな
    • 2021/10/1 17:53:20
    今日のセミナーは地域枠から参加させていただきました。
    わたしは教師ではないので、保護者や地域の意見としては、専門分野に特化した教師から学べる事は良いことだと思うし、働き方も改善されるのではと思います。
    ただ、クラスの和を保つことが難しくなるのではと感じます。
    どのような形になるにしろ、理解しやすい授業を心がけていただきたい。(理解できてない児童が何度も聞ける環境を作って欲しい)
    • 19
    • 小学校教員
    • 2021/10/1 17:54:31
    いくつかの小学校で勤務してきました。
    高学年を担任する教員は、暗黙の了解のようにだいたい決まっています。個人の事情もあるのでしょうが、教科担任制になってもそれは変わらない気がします。
    また、このシステムが続いたとき、例えば「体育しかやったことありません、できません」といった教員も出てくるのではないかと不安です。特に若い先生は見て学ぶことも必要です。小規模校では、よほど学ぼうという意識がないと、若手教員が育つのは難しいかと思います。
    • 20
    • 一市民
    • 2021/10/1 18:00:29
    文部科学省は教員の働き方改革の一環として教科担任制も例示しています。ただ、具体的な方策がなかなか見えません。人員配置の手当てがないまま、制度だけ先行しても画餅に終わってしまう気がしますが、先生はいかがお考えでしょうか。
    • 21
    • 田口
    • 2021/10/1 18:32:34
    目まぐるしく変化する社会に教育も変化が求められることはよくわかります。しかしながら、理解が追いつかないままでの大きな枠組みの変化で現場も保護者も混乱していますので、メリット・デメリットとビジョンを持って説明して下さる記事でありがたく拝読しました。
    • 22
    • 2525
    • 2021/10/1 19:21:48
    教科担任制になることで、先生方の負担が少しでも減り、子供たちへの授業の質が高まることを期待します。ただ、GIGAスクール構想、外国語科の必修化など様々なことが現場で一気に求められ、加えてコロナの影響もあり、変化が激しく非常に多忙になっているなと感じています。はたして本当に、来年度から教科担任制を始められるのかが不安です。とにかく来年度必死に食らいついていこうと思います。
    • 23
    • 小学校教員
    • 2021/10/1 21:26:32
    教科担任制が導入されることは知っていましたが、実感は全くなく具体的な取り組み方やメリット、デメリットまで考えられていませんでした。まずは、教科担任制についての理解を学校全体でしっかりと深めることが必要だと感じました。
    • 24
    • 小学校長
    • 2021/10/2 7:18:00
    教職員の間で教科担任制の情報や目的の共有が図れていないというのが本校の現状です。そのため、教科担任制について研修し、教員一人一人が自分ごととして考えられるようにするところから始めているところです。学校規模によっても運営方法は大きく変わってきます。本校のような規模(各学年1学級)では、教材研究は単一教科で済むものの他学年にまたがっての指導になるため、働き方改革につながるかというと難しいと感じます。しかし、指導の系統性が捉えられ、授業改善にはつながるとも考えられます。一面を取り上げても様々なメリット、デメリットが考えられます。導入時にスムーズな運営ができるよう議論を重ね、態勢を整えていきたいと思います。
    • 25
    • 一市民
    • 2021/10/2 9:26:57
    各校が取り組むべきことが明晰に整理されていて、勉強になりました。この内容を基に、管理職用、学級担任用、各部会用等にアレンジして、自校の進行度や充実度を確認するチェックリストを作成するとよいのではないでしょうか。
    • 26
    • 大学教員
    • 2021/10/2 13:54:33
    教科担任制の導入は小学校の学校文化を変えるほどの大変革ではないでしょうか。管理職のリーダーシップが求められます。教育委員会と校長会が連携を密にし、学校規模に応じた方向性を打ち出すことが、教員を安心させ、教員の主体性も引き出すことになります。新たな人事配置を待つだけでなく、現有勢力で出来ることを明らかにすることが地に足の着いた改革になると考えます。
    • 27
    • 群馬の中学理科教員
    • 2021/10/2 20:14:30
    私は小学校での教科担任制が導入される事は⑵の複眼的な評価ができ児童理解度を高めることに繋がる大きな価値があると考えています。
    中学校で子供を指導していると、子供の姿は今、この瞬間に見えている一面だけでは無いと痛感します。子供一人一人が教科によって得意不得意があり、やる気があったり無気力であったり、教室での姿と部活での姿など、子供は多様な場面で多彩な姿を見せてくれます。そのような子供達を学級担任が1人で見て成長や些細な変化に気付くことには限界があると捉えます。だからこそ、教科担任制を導入する事は複数の目で児童の成長や些細な変化、SOSに気付くことができると期待しています。小さな気付きから教育相談や生徒指導に早期対応する事が出来れば、教員の仕事量の削減に繋がるかもしれません。

    勉強になります!先生のように、私も日々勉強をしていきます。
    • 28
    • 教員
    • 2021/10/2 21:12:17
    交換授業を通して、子供を複数の目で見られる良さを実感しました。
    ただ、来年度から教科担任制が導入されることに不安も感じています。教師の専門性を高めるために、教材研究の時間を確保できるよう、働き方が改善されることを願います。
    • 29
    • 中学校 教頭
    • 2021/10/3 22:04:20
    教科担任制により、先生自身の専門性を生かし、研究も進められる可能性が出てくるなと感じました。
    また、担任が全てを抱え込まず、先生方がチームとして、学級や児童を見ていく仕組みづくりにつながると思いました。このことは、学級が一部児童のリーダーシップにより成り立つ集団ではなく、児童のそれぞれ得意なところを生かしたチームであることの、まさにお手本となり得ます。学校組織が変われば、学級づくりもより良くなる可能性がありますね。
    • 30
    • 講師+大学院生
    • 2021/10/3 23:08:46
    時間講師をしている学校では専科として理科と体育をやっていますが、これも教科担任制に向けての一つの動きなのでしょうか。私が言える立場ではありませんが、院生という立場で、学校を批判的に見てみると、まだまだ学級王国の文化が残っていると思います。チーム学校制度の前ほどではありませんが…。教科担任制になることで、チームとしての学校が一層推進することを期待します。私個人としては、どの教科の教科担任を受け持つことになっても、自信を持って教えられるように、教材研究を頑張ります。ただ、新規採用教員に求められるのは、教科の専門性というよりかは、学級経営力だったり、どの教科もまんべんなく授業ができる力なのでしょうか❓
    • 31
    • 小学校長
    • 2021/10/4 16:24:59
    教科担任制について、4つの役割、管理職の心がまえ、学級担任の心がまえ、の3つの柱で、全体像が大変よく理解できました。
    自身の勤務校においては、「管理職の心がまえ」の10項目について申しますと、項目によって達成の難易度や進ちょくに大きな差が生じているのが現状です。
    例えば(1)(4)等は比較的進めやすい内容です。
    自校の課題としましては、例えば(2)(6)の部分があります。
    自校に勤務している最中の専門性はもとより、異動の際、異動先で「〇〇先生は5、6年生の●●科の担当をお願いします」と、どのようなリクエストがあってもしっかりとその任を果たすことができる力量と自覚を高めておく必要があるという点です。
    今回の「教育オピニオン」、釼持勉先生の論稿により課題や視点をあらためて整理することができました。
    • 32
    • 小学校教員
    • 2021/10/4 17:31:38
    教科担任制の導入について、管理職と学級担任の心構えが明確に示されており、大変勉強になりました。
    私の職場は、教科担任制の実施に向けて準備が不十分であると感じています。
    高学年教科担任制のメリットを現場で発揮できるよう、専門性の向上や日々授業改善に努めていきたいです。
    • 33
    • 山田
    • 2021/10/4 21:32:45
    教科担任制の導入によって、期待できる効用についてわかりやすく整理されていて、よく理解できました。特に、より多くの教員が関わることで複眼的な評価ができ、児童理解度を高めることに資するという指摘は大きなメリットを感じました。
    • 34
    • FI
    • 2021/10/4 22:39:06
    教科担任制という制度が始まることは、今まで知らなかった。
    複数の教員が、学級に関わることによって、1人の担任による閉ざされた学級から、より多角的な視点で生徒をサポートできる、開かれた、風通しの良い学級へとなることが期待できる。それをかなえるためには、教員同士の積極的な情報共有が必須であるが、教員一人一人のコミュニケーションスキルの向上や、ハラスメントに対する理解が不可欠であろう。
    • 35
    • 小学校教員
    • 2021/10/5 9:16:37
    教科担任制のメリットについて分かりやすくまとめていただき、理解が深まりました。
    私自身は、専科教員なので、担任の先生方の学級マネージメント力のすばらしさをいつも感じております。それをうまく生かしながら、多角的に児童を見て情報交換を活発にするなど、今まで以上に学校全体で児童一人一人を育てていかなくてはいけないと感じました。
    • 36
    • 小学校副校長
    • 2021/10/5 12:33:48
    教科担任制導入が準備できている現場はほとんどないというのではと思います。メリットデメリット両方あること踏まえながら、学校全体で準備し児童のより良い学びにつなげていきたいと思います。
    • 37
    • 吾輩
    • 2021/10/5 16:46:50
    教科担任制、年度内の時間割編成にはいくつかのハードルがあると感じている。
    一例としては、来年度の人事や、学年や校務分掌についてが決まらない中で時間割を決めるのが難しい。
    分掌による軽減での講師の有無が挙げられる。

    何にせよ、実際に行っていく上で様々な問題も出てくると思うが、とにもかくにも、やるならやらねば!だと思う。

    剱持氏のように、常に先を見据えた情報発信をしてくれる方はとても、ありがたい。
    今後もアンテナを高くして情報をキャッチしていきたい。
    • 38
    • 吾輩
    • 2021/10/5 16:47:59
    教科担任制、年度内の時間割編成にはいくつかのハードルがあると感じている。
    一例としては、来年度の人事や、学年や校務分掌についてが決まらない中で時間割を決めるのが難しい。
    分掌による軽減での講師の有無が挙げられる。

    何にせよ、実際に行っていく上で様々な問題も出てくると思うが、とにもかくにも、やるならやらねば!だと思う。

    剱持氏のように、常に先を見据えた情報発信をしてくれる方はとても、ありがたい。
    今後もアンテナを高くして情報をキャッチしていきたい。
    • 39
    • 小学校教員
    • 2021/10/5 20:51:57
    教科担任制のメリット・デメリットについて、大変勉強になりました。
    来年度からはじまる教科担任制。自校では、準備や取り組みがあまり見られません。どのような形で実現していくのか不安です。
    自身が専門とする教科を担当できれば良いですが、必ずしもそうなるとは限らないと思います。ですが、どの教科の担当となっても高い授業力が求められてきます。残りの半年で準備をしたり、担当となってからも教材研究や研修等に前向きに取り組んだりしていきます。
    • 40
    • 剣持先生のファン
    • 2021/10/6 9:12:59
    小学校で学ぶことがどんどん高度になっていくにつれて、担任の先生の役割が大きくなっていることで不安も高まっていると思います。
    児童に対しての平等な教育として欠かせない教科担任制だと思いますので、教員の皆様や、児童、親ともに準備をして内容の濃い授業ができるといいと思いました。
    • 41
    • 小学校勤務
    • 2021/10/6 9:24:43
    教科担任制への準備について端的に示していただき参考になりました。半年後の導入となりますが、近隣校の準備状況は様々です。本校は小規模校であり、行政の施策(専科教員の配置)や校内での専科教員等により、専門性の高い教科指導と高学年担任の負担軽減を図っています。しかしながら、カリキュラム編成や人員的には、算数、体育は担任が行っている状況であり、小規模校(単学級構成)においてはメリットが感じられない面もあります。今後もこうした国の動きを捉えながら、本校にとっての最適な取組を考えていければと思います。そのためにも、情報や先行実践をしっかり掴んでおきたいと思います。
    • 42
    • ちーば
    • 2021/10/6 17:51:42
    2学期から5年生だけ、週3日は教科担任制、週2日は各自自分のクラスで授業をしています。他の学年は、降りてきたらやろう…という雰囲気です。校内研の時前授業のため、他クラスで授業を行う先生の様子を見ました。同じ学年の先生。しかも、もう2学期。しかし、授業始めの教師の最初の言葉は「なんだか初めましてですね。」とても違和感がありました。隣のクラスの先生ですら壁がある雰囲気なのは、クラスが多ければ多いほどもったいないなと感じました。他クラスの先生、他学年の先生に、担任よりも親しみを持てる先生がいたら、もっと言いたいことを吐き出したり、学校が楽しくなったりするのにと、自分と重ねて感じました。教師としても、多くの子どもたちと関われるのが楽しみです!
    • 43
    • 高校教師か小学校教師か迷ってる者
    • 2021/10/7 11:06:33
    教科担任制を理解することができたと思います。
    教科担任制にすることで、中学校への学習の連携にも繋がるからです。1つの教科を授業するので、全科よりもより細かく授業を構成することが出来るのでとてもいいと思います。
    • 44
    • 教員のたまごちゃん
    • 2021/10/7 11:15:04
    教科担任制はメリットもデメリットもあると思いました。まずメリットは教員の授業準備時間です。教科が多いとそれぞれにかけられる時間が少ないそして、その少ない時間の中でも最高の授業をしなくてはならない。そうすると先生一人一人に負担がかかります。ですが、教科担任制にすると一つの教科に集中ができ、もっと深い授業をすることができます。次にデメリットは人数が今でも少ないのにもっと増やさなくてはならない。そして多くの科目をやることにやりがいを持っていた先生方は少し減ってしまうと思いました。いい点もありますし悪い点もありますので難しい新しい制度だと思いました。
    • 45
    • 記者・編集者
    • 2021/10/7 18:26:39
    以前、教員の働き方改革について取材した際に、教員歴が浅いまま小学校の学級担任になったものの、先輩教員が忙しすぎてサポートを得らえず、不安を抱えながら自分のクラスを切り盛りする先生がいらっしゃいました。
     教科担任制を通して、複数の先生間で同じ生徒の話をし、授業のノウハウを共有するなどできれば、そういった問題の解決にも寄与するのかな、とふと思いました。そのためにはまず、教科担任制の目的や効果について、学校全体で共有し、正しく準備をすることが大切だと感じます。
    • 46
    • 悩める小学校長
    • 2021/10/7 20:06:39
    教科担任制は、教員の指導力の向上や働き方改革に役立つ制度だと感じております。特に一つの教科の授業研究に時間を割けるようになることは、かなり大きな魅力を感じております。学校を経営する立場としてはこの制度をどのように具現化するかが大きなポイントだと感じています。教員全体の共通理解が必要なのはもちろんのこと、そのための資質向上、体制作り等々、課題は山積です。ほかにもやるべきことは多く、管理職の10の心構えをよく読み、仲間の校長とも知恵を出し合いながら進めていきたいと思います。
    • 47
    • 頑張ろうみんな
    • 2021/10/7 23:01:54
    教科担任制によって子供達が授業内容がよくわかる事がとてもいいと思います。
    自分がそうではなかったので。
    しかしそれに伴い教員の技量の向上が必然になると思います。
    • 48
    • 小学校長
    • 2021/10/8 9:15:12
    教科担任制は、基本賛成の考えです。複数の目で児童に関わることができる(児童は複数の教師に関わってもらえる)こと、専門性を生かしたり指導力の向上につながること、うまくいけば働き改革につながること…。しかし、本校の現状(人員配置を含め)を考えるとハードルは高いと考えてしまいます。「管理職・学級担任の心構え」を踏まえ、教職員間の共通理解を図りながら、進めるしかないと思っています。検討すべき課題を明確にしていただき大変参考になりました。
    • 49
    • ファン2
    • 2021/10/8 13:50:28
    記事を興味深く読ませていただきました。
    コメントにもありますように、制度についての認識に関して、地域差が少なからずあるかと思います。また専門性が高い人材が求められるようになることで人手不足の問題が発生する可能性がありますが、これは中高からの移籍の、小学校での採用組を増やすことで解消されていくのでしょうか。児童の負担や困惑を考えることはもちろん、先生方のご負担も考慮した上で、地域の実情を考慮しながら各学校で時間割が組める体制が整えば良いと思います。
    • 50
    • 名無しさん
    • 2021/10/8 16:23:45
    教科担任制について前向きでない学校が多いように認識しております。あと半年と短い時間の中で周知を図るのは非常に骨の折れる仕事のように感じます。子を持つ親としては学力、児童理解のより一層の向上を願うばかりでありますが、仕事量が増える一方の教育現場が実施の方向で取り組む事が出来るのか。厳しい状況が想像できます。
    とは言え、釼持先生が警鐘を鳴らされていることで、心を動かされる先生方が多くいらっしゃるのだろうと思いますので、"これから"がより大切になるのではないでしょうか。
    • 51
    • 小学校担任
    • 2021/10/8 17:31:08
    教科担任制が始まると決まった以上、いざ移行になってあたふたするのでは遅すぎるし、早い段階から移行をしていくことが大事だと思います。まだ、本格的に教科担任制の準備が進んでいるとは言えない状況にあるため、個人でもコツコツと情報を集めたり、実践を学んでいくことが重要だと感じました。
    • 52
    • 6年担任
    • 2021/10/8 17:34:11
    同学年複数学級がある学校では、教科担任制による授業が教員の準備時間の削減、そして、同じ単元の授業を何度かすることにより、よりよい授業を提供できるようになるのではないかと考える。
    また、小学校は、よくも悪くも学級王国になりがちなので、担任と合わない児童にとっては、複数の先生の授業を受けることができるようになるのはよいのではないかと思う。
    • 53
    • 小学校担任
    • 2021/10/8 17:51:42
    教科担任制が導入されると、多くの先生の目で子どもたち一人ひとりをみて、良いところも悪いところも学校全体で共有でき、いいと思います。今年、理科専科や外国語専科の先生に入っていただき、子どもたちにとっても専門の先生にみてもらうことや、学級王国から少しでも脱却できることなど、メリットも多くあると思っています。単学級での教科担任制は、教材研究の負担が減ることはないと思いますが、より系統性を考えながら授業を進めることができるところはいいと思います。
    • 54
    • 小学校長
    • 2021/10/9 14:43:33
     配置された教員の専門性を鑑み、年度当初、高学年に提案しました。学年内の同意(教科、時数及び評価、時間割)のもと、保護者の理解を得て実践しています。(初任者のいる学年では、初任研等でできません。)
     教師の専門性向上や働き方改革推進とともに、以前より、児童を共有するので学年団として協働化が図れます。また、生活指導上、指導や対応を複数又は組織的にできるようになってきました。児童の相談窓口が複数になることも保護者に伝え、安心材料の一つになっているようです。
    • 55
    • 小中一貫校元校長(中学校籍)
    • 2021/10/9 16:11:43
     専門教科の指導性を発揮できる教員が指導できる体制を構築できるのであれば、児童にとって質の高い学習が保障されることは言うまでもありません。また、チームマネジメント力の向上により生徒指導の機能が高まることも大いに期待できます。今まで以上に小中の接続を意識しやすくなることも確かです。
     一方、小学校の学級担任がもっている教科等横断的な視点や児童を1日通して細やかに観察・指導していく力を大切にしていくことは決しておろそかにはできません。教科担任制導入後の低・中・高学年の接続の在り方についてもさらなる吟味が必要になってきます。時間割編成の方法についても研修をしておく必要があります。
     各校においては、教科担任制のメリットと課題を児童や学校組織等の実態に合わせて十分に議論をしていくことが大切であると考えます。
    • 56
    • kubota
    • 2021/10/9 21:42:26
    子供を持つ母親としてなかなか学校教育については変化への順応性がスピード感が感じられません。どの業界でもそうですが指導を出来る人材教育が本当に大切だと感じます。勉強になりました。
    • 57
    • 小学校長
    • 2021/10/11 6:58:33
    後半年と聞いてドキリとしました。これまでも、学期だけ、単元だけの授業交換をしてきたので、各教員の得意を活かせば教科担任制は実現可能だと思っています。しかし、年間を通してということになると、低学年だけ、高学年だけという担任の固定化につながる恐れがあることに気付きました。幹部会で至急相談して備えます。大変勉強になりました。
    • 58
    • 一教師
    • 2021/10/11 15:39:29
    学校体制、時間割等、調整が必要です。これまでの教育課程編成では難しいと分かりました。どの教員が高学年をもってもいいという意識改革とこれまでの教育観の打破が教科担任制成功への道につながります。完全実施ということなので、着々と準備を進めていきます。
    • 59
    • 小学校教員
    • 2021/10/11 15:47:02
    教科担任制。まだ先のことだと思っていたことがいよいよ近づいてきたと実感しました。
    高学年をもつ、もたない等、色々な問題が出てくると思いますが教員間で協力していきたいと思います。また、自分自身、何の教科を担当するのか。何を担当できるのか。新年度になる前にしっかりと考えていきたいです。
    • 60
    • 小学校教員
    • 2021/10/11 19:42:13
    教科の専門がないため、教科担任制に向けて自己研鑽に励まなければいけないと感じています。今からできることを準備していきたいと思います。
    • 61
    • 小学校特別支援 あ
    • 2021/10/12 23:39:09
    教科担任制は複数の教員で児童を評価できるのはとてもメリットは大きいと思います。そして教員はより高度な指導力、知識を求められます。今まで以上に授業準備の時間が必要になると考えます。そのための時間確保はしてもらえるのか不安しかないです。人員増などはしてもらえるのでしょう
    か?さらに教員の仕事量が増えるだけにならないようにして欲しいです。
    • 62
    • 特別支援担任
    • 2021/10/13 17:23:53
    教科担任制は、専門的な指導をしていける、それに伴った授業の研究をしていけるという点では大きなメリットかと思います。
    一方で、小規模校での教員の配置の仕方や教科間のつながりを意識した授業づくりの研究など、課題も多くあるのかなと考えます。
    • 63
    • 教員
    • 2021/10/13 17:30:44
    導入まであと半年と迫っていますが、教科担任制に向けて、対策はまだ十分でないと思います。自己の専門性を高めるとともに、学校全体で準備していきたいと思います。
    • 64
    • 小学校教頭
    • 2021/10/13 17:50:23
    私は、昨年度まで中学校で勤務していたので教科担任制が当たり前の環境で勤務してきました。中1ギャップは少なからず以前の勤務校でもあったとは思いますが、コミュニケーションを図り、子どもたちが成長していくことで解消されていたように思います。小学校では、担任がほとんどの教科を受け持つようになっていますが、先生方の様子を見ていると休みなく子どもたちのために働いていることに感心させられています。教科担任制になれば少しは余裕ができるのではないかと思います。また、子ども一人ひとりを見るためにはいろいろな教科の中で子どもたちを見ていくことができるのではないかと考えます。担任に言いにくいことも教科担当に言えたり、少しの変化を教科担当が気付くことは、中学校では良くありました。管理職として10の視点を大切に教科担任制の運営を円滑にできるよう準備していきたいと思います。
    • 65
    • 小学校 特別支援担任
    • 2021/10/13 21:59:36
    教科担任制が導入されるまでに、自分自身、専門性の高い授業力や各学年児童に応じた指導力など様々な面において力をつけていく必要があると改めて実感しました。
    教科担任制は、児童の学力向上、中1ギャップ防止など様々なメリットがあると思います。その中で、多くの教員により児童理解が進むメリットがある一方、児童目線、信頼できる教員ができにくくなってしまうのではないかといった不安も少し頭をよぎりました。
    これからの教育体制の変化にしっかりついていけるよう、力をつけていきたいと思います。
    • 66
    • 小学校長
    • 2021/10/15 10:26:57
    教科担任制は本校で実施して二年目になります。専科の導入で、児童の価値尺度が広がること、空き時間や教材研究の量が軽減されることで、授業の質が上がること、などの良さがあります。しかし、専門教員の担保が課題です。
    • 67
    • 名無しさん
    • 2021/10/18 8:30:04
    言わ易く行うは難し良い天気。もう少し計画的にじっくり体制を整えるべき
    • 68
    • 名無しさん
    • 2021/10/18 14:02:15
    専門の知識が、これから要求される時代です。時代に求められる制度だと思います。派生する疑問に的確に回答できるように準備してください。
    • 69
    • 小学校の校長
    • 2021/10/20 5:52:27
    教科担任制が教員の専門性を高め、働き方改革に資するものであることは以前から理解しておりました。学年間での理科、社会の交換授業を推進してきました。今回の導入においてはその意義や価値、課題が剱持先生のお話から明確になりました。導入に向けて校内に異学年指導文化を創るべく「シャフル道徳授業」等を試みていますが、さらなる具体的準備や手順の手応えが薄いです。ご教授頂ければ幸いです。
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