教育オピニオン
日本の教育界にあらゆる角度から斬り込む!様々な立場の執筆者による読み応えのある記事をお届けします。
雨の日が楽しくなる!おすすめ「教室遊び」アイデア
愛知県公立小学校深見 太一
2019/6/1 掲載

1 雨の日は要注意!教室遊びで気をつけたいこと
 子どもたちは基本的に体を動かすことが大好きです。中には「休み時間命!!」みたいな子もいます。休み時間に外で遊ぶことを楽しみに学校に来ている子の中には、雨の日は来る意味がないと思っている子もいます。まずはそこを理解してあげることが重要です。とはいう自分も小学生の頃、遊びが命でした。休み時間になると一番に飛び出していき、サッカーやキックベースをやる場所を確保することを生きがいとしていました。だからこそそんな子たちに「心から面白い!!」と思ってもらう遊びを提供するためには、こちらも本気で考えます。いろんな本を読んで、その子たちにあった遊びをいくつも伝えます。その中で、どの遊びがフィットするかはわかりません。学年、男女比、クラスの雰囲気どれも重要な要素なので、色々な遊びを試しながら、どの子も笑顔になる遊びを見つけてください。トライ&エラーを繰り返しながら、子どもたちから「またやりたい!!」と言われる遊びになるといいですね。
 
2 おすすめ「教室遊び」アイデア

低学年:ドット&ボックス
 アメリカ版の○×です。必勝法が見つかっておらず、実力差が出にくい所がこのゲームのおすすめポイントです。準備物も特に必要なく、紙とペンがあればすぐにできます。1ゲームも5分程度で終わるため、授業が早く終わった空き時間にもやることができます。四角をたくさんとった人の勝ちです。

(1)ドット&ボックスゲームをします。(4×4のワークシートを配付する)
(2)ペアで交互に、丸と丸をつなぐ線を1本ずつ引いていきます。斜めは引けません。(黒板に図を書いて説明する)
(3)線を引いていくうちに、一番小さな四角(隣り合う4つの点で結ばれた四角)ができたら1ポイントです。四角の中に自分の印をつけましょう。
(4)1つ四角ができたら、もう1本線を引きます。箱ができる限りは続けて線を引かなければなりません。(連鎖してポイントが獲得できることを知らせる)
(5)最後にたくさんポイントを獲得した人の勝ちです。

図1

中学年:ドット&ボックス(算数バージョン)
 やり方は、低学年のドット&ボックスを同じです。ただし、丸と丸の間に+10点とか−20点というポイントを書いておき、とった四角に応じてそのポイントを自分の点数にします。点数を書くことで、どの四角を取れば自分に点が入るのかを考えるようになり、より戦略性が増します。

高学年:生き残りゲーム
 クラスを3チームに分けます。それぞれ椅子を島のように並べ、その上にシューズを脱いで立ちます。チームの代表者がじゃんけんをして、負けたチームの椅子を1つずつ減らしていきます。上に乗っている人が、椅子から落ちて地面に足がついたらそのチームの負けになります。どの椅子を減らすのかは、じゃんけんに勝った人が「○○くんが立っている椅子を減らして」と指示をして、先生が椅子を取り除きます。少し男女を意識し始めた、5・6年生でもこのゲームをすると、自然と体の距離が近づき、中には手を繋いだり、必死に体を支え合ったりする姿が見られます。椅子の上に立つので、決して行儀が良いとは言えませんが、先生がいる時だけできる特別なゲームということにしておくと、盛り上がりも全然違います。

深見 太一ふかみ たいち

 1981年愛知県生まれ。愛知県公立小学校勤務11年目。クラス会議講師として、東海地方各地、ZOOMにて講座を年間10回以上開催。200人以上の方に「子どもも先生も幸せになる学級経営クラス会議」の魅力を伝えている。講座ご依頼お待ちしております。
 TwitterやYouTubeでは「たいち先生」として教育実践を発信し、フォロワー数2000人を越えている。Twitter発の教育フェス「watcha toyota pre」に登壇。夏に開催の「watcha toyota」にも登壇予定。YouTubeでは日本中の先生を勇気づけたい!という願いを込めて発信中。教育サークルせあいと所属。
 『クラスを最高の雰囲気にする!目的別学級ゲーム&ワーク50』シリーズ(赤坂真二編著)4冊に原稿執筆。

コメントを投稿する

※コメント内ではHTMLのタグ等は使用できません。