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35人学級へ、少人数学級案まとまる―中央教育審議会
kyoikujin
2010/6/21 掲載

 中央教育審議会の初等中等教育分科会は18日、公立小中学校の1学級あたりの人数の上限を40人から引き下げる提言骨子を了承した。文部科学省は早ければ来年の通常国会で関連法案を改正し、来年度から実施したい考えだ。

 提言骨子では引き下げの理由として、新学習指導要領実施のため、きめ細かな指導を充実する必要があること、暴力行為や不登校などへの個別対応の重要性が増加していること、地方独自の少人数学級の取り組みによる効果のデータが蓄積されていることなどをあげている。また、小学校低学年については、さらなる引き下げの検討が必要としている。

 文部科学省が公開している有識者の提出資料では、35人に引き下げた場合で、増加教員数が約46,000人、追加予算額が約3,100億円と試算している。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • s
    • 2010/6/23 19:22:43
    35人学級はよいことだが、その分、減らされるものがある。本県では33人学級になったがその分出授業がなくなってきた。出授業は、私が子供の時(5,6年生)には音楽の先生がその道の専門の先生だったりした。その時間、担任先生は次の授業の準備などをしていたらしい。この出授業が結構、担任としては重要な時間だったということが今になってわかってきた。
    はじめは、いいだろうだろうが、年を重ねるごとに疲れがたまり教師にしわ寄せが来るだろうと想像できる。
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