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国語に力を入れると算数・数学も好成績―全国学力テスト
kyoikujin
2008/1/30 掲載

 昨年4月に実施された全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の追加の分析結果が23日に公表されたが、その中で、国語の指導に力を入れている学校の方が、国語はもちろん、算数・数学の正答率も高いことがわかっている。

 今回の分析では、国語A・B、算数・数学A・Bの4種類のテスト全てにおいて、平均正答率が全国平均より5ポイント以上高い学校をA群、5ポイント以上低い学校をB群に分類して、「学校質問紙調査」とのクロス集計をおこなった。

 その結果、A群の方が、話す聞くなどの指導を「よく行った」と回答する割合が多く、反対にB群は「あまり行ってない」との回答が多くなり、国語の指導が他の教科の学力にも影響を与えていることが明らかになった。詳細は下記の通り。

全国学力テスト・小学校国語の指導と平均正答率
全国学力テスト・中学校国語の指導と平均正答率

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2008/1/30 21:30:44
    文科省の元資料をみると、中学は数学でもA群の方が良く取り組んでいるという結果がでていますね。それに対して、小学校はその資料は見当たらないのですが、相関関係がなかったんですかね・・・。
    まあ、この記事だけだと、「やはり国語だ」と国語の先生の鼻息が荒くなりそうですが、少なくとも中学はそうとも言えないのかな。
    • 2
    • 言語教育者
    • 2008/2/2 10:09:44
    問題を読み取る力が無いとどんな問題も解けない。言わずもがな。
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