若者も敬語に対する関心高く―「国語に関する世論調査」
文化庁が7日に発表した平成18年度の「国語に関する世論調査」によると、「言葉や言葉の使い方」に「関心がある」と回答した人の割合が77.4%となり、平成12年度の73.2%、平成15年度の75.9%と年々上昇していることが明らかになった。
同調査は全国の16歳以上の男女を対象に個別面接形式で行なわれ、有効回収数(率)は1,943人(56.4%)。
「言葉や言葉の使い方」に「関心がある」と回答した人の中で、特に「敬語の使い方」に関心があると答えた割合は65.5%となり、平成15年度の調査と比較して6.7%増えた。また、「新語・流行語」「外来語・外国語の使い方」に関心がある割合はそれぞれ17.6%(7.5%減)、11.4%(3.2%減)となった。
また、「漢字を手書きで書こうとして書けないときに、調べる手段は何か」との問いに対しては「携帯電話の漢字変換」を使うと答えた割合が、全体の35.3%に上り、携帯電話が単なるコミュニケーションツールとしての役割をこえて、生活に浸透している現状が明らかになった。
- 3人に1人、携帯が辞書代わり=漢字調べ、20代は8割利用−文化庁調査(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date3&k=2007090700795 - 漢字の調べ方 辞書よりケータイ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20070908ur01.htm - 漢字力、進む二極化…「振り仮名不要」「交ぜ書き」派増加(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/kyouiku/kyouiku/070908/kik070908001.htm
この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
字を書くという行為は、現在、書道に授業や趣味でしか触れることがないのと同じような位置づけに将来はなるかもしれませんね。
今日も一流と言われる企業の営業マンが電話口で連発してて、いかがなものかと思いました。