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行列のできる!? 学校法律相談所を設置―東京都港区
kyoikujin
2007/6/12 掲載

 12日の毎日新聞の記事によると、東京都港区は区立の幼稚園、小中学校の教員が、保護者や住民からのクレームやトラブルを専門の弁護士に相談できる窓口を区内5ヶ所に設置するとのこと。

 保護者の学校への要求やクレームはますます多様になってきているようで、中には理不尽と受け取れるものや、給食費の未納問題のような非常識なトラブルもある。
 一方、こういった問題が表出する機会が増えたことで、保護者と教員との間の不信感ばかりが募ることを危惧する声もある。全国でも珍しい港区の試みだが、学校をめぐるトラブルに関して、第三者の専門家に解決方法を相談できるシステムは、教員の負担を軽減するだけにとどまらず、保護者や地域住民にとっても、不満に対して納得できる返答を得る機会が増えることにつながり、両者の理解を促す効果も期待できそうだ。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/6/12 17:25:16
    弁護士に相談に行く前に、お互いのコミュニケーション能力でなんとか解決したいところです。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2007/6/12 19:39:47
    些細なことで親が損害賠償請求など法的手段に訴えてくる以上、防衛手段としてはしょうがないですよね。
    モンスターペアレントの相手までしてられませんから。
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