
16日の毎日新聞の記事によると、1歳過ぎの子どもの食事、いわゆる「幼児食」を作るのに自信をもてない保護者が7割にものぼっているということです。「離乳食」は、軟らかいものから段階を経ていくのが面倒、とか大人と違うものを作らなくてはならないので大変、献立がいつも同じになるなどという悩みがつきものなのでは、と思いましたが、意外に離乳食を卒業した後の幼児食に悩んでいる保護者の方が多いようですね。
その背景には、1歳を過ぎて子どもの運動量も増え、食事量が適当なのか不安になったり、好き嫌いが多い、さらに反抗期も重なると親の思い通りには食べてくれないなどという悩みが多くなるのかもしれません。また、アレルギーをもつ子どもたちに食材を配慮した献立を考えるのも大変なことですね。

同記事にもありましたが、離乳食は育児書などで取り上げられることも多く、情報が比較的手に入りやすいですが、幼児食については情報源が少ないということも自信をもてない原因の一つかもしれません。食事はもちろん、保護者の方の様々な悩みを紹介し、情報を提供しているサイト「はっぴーママ.com」や記事のアンケートを行った江崎グリコのホームページでもレシピの紹介や栄養に関しての基礎知識も載っています。また、アレルギーをもつ子どものためのレシピを紹介した本『アレルギーっ子のための おいしい毎日ごはん』(オレンジページ)なども参考にされてみてもよいかもしれません。
食事は毎日のことですので、子どもたちの栄養を考え、作るのは大変。でも、幼児期には身体の成長はもちろんのこと、好き嫌いをなくして正しい食習慣を身につけることにより、生活習慣病や肥満防止につながるなど子どもにとって重要な役割を担っています。
あまり過度に気にしすぎては、食事の楽しさも半減してしまいそうですが、子どもに必要な栄養や量の正しい知識、レシピなどの情報を活用して、子どもと楽しく食卓を囲むことができるようになればよいですね。食事の時間や食べ物の大切さは、お母さんの心のこもった手料理で、家庭の食卓から自然に学ばせてあげることができれば何よりだと思います。
- 第6次改定日本人の栄養所要量について(厚生労働省)
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9906/s0628-1_11.html

やはり、栄養管理を3食(おやつも含め)すべて任されている状況では、いろいろ悩みがでてきそうです。
なるほど。共働きだと言い意味で割り切り(諦め?)が出てくるんですね。
割り切りというか、少なくとも昼食は保育園や幼稚園などできちんと栄養管理されているものを食べさせてもらっているから安心なのかも。