きょういくじん会議
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夢とロマンを伝える「星のソムリエ」
kyoikujin
2007/10/18 掲載

 秋の夜長、皆さんは何をして過ごされますか? 読書やテレビもいいですが、たまには窓をあけて星空を眺めてみてはいかがでしょうか。10日の読売新聞の記事で紹介されている「星のソムリエ」になれば、星や星座に詳しくなるだけでなく、宇宙の不思議や星にまつわる文化までお友達やご家族、生徒さんに伝えられるようになるかもしれません。

 「星のソムリエ」というのは、一般市民に星空を案内できる「星空案内人」資格の愛称。全国各地で行われている講座を受講し、単位認定を受ければ誰でもとることが可能な資格だそうです。とはいっても、講座内容は星空観察による基礎知識から望遠鏡の使い方、天文学や宇宙物理学の基礎知識やなど多岐にわたっている上に実技試験もあり、活動ができる「星空案内人」になるまでにはなかなかハードルは高そうです。
 受講するための施設は今のところは少なく、遠くまで出かけていく必要があるかもしれませんが、少しずつ運営施設は広がりをみせているようですので、期待したいところです。また、『星空案内人になろう!』という書籍も発売されているので、興味のある方はこちらで基礎的なことはおさえることができそうですね。
 資格まではいらないけれど、身近で星空を眺めたり、学びたいという方に、特別公開を目前にしている天文台、リニューアルが話題のプラネタリウムをご紹介します。

国立天文台三鷹キャンパス特別公開
今月27日。当日は、普段見ることのできない観測施設、実験装置の公開や講演会があるそうです。準ソムリエの資格を持った方々もこの特別公開でデビューされるそうですので、お話を聞く機会があるかも?
コニカミノルタ プラネタリウム 満天(池袋)
今月13日にリニューアルオープン。最新の投影機に音響、CGを駆使した画像で楽しさや癒しを追究したプラネタリウムに生まれ変わったようです。

 都心では肉眼で満天の星空を見ることはなかなか叶いませんが、このような身近な施設で秋の星座を満喫するのもよいかもしれません。理科嫌いなお子さんも教科書に載っている星座や星を実際に見ることができたなら、興味・関心がわくかもしれませんよ。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
1件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/10/19 11:18:20
    プラネタリウムって、昔は学校で連れて行ってくれたけど、今はそんなのないのかな。
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