- 著者インタビュー
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新型コロナウイルスにより、まだスタートを切っていない学校から、すでに開始している学校まで、全国さまざまな状況下にあります。どちらにしても大切なことは、年間指導計画の再構築及び再確認、中でも評価方法(例えば、パフォーマンス評価等)の見直し、そして、評価及び評定の出し方を今一度見直すことです。それは、岩手県のように、会話主体のペアワークやグループ活動が禁止されている現状を踏まえると当然なことです。
全教科書(各学年7種類)で取り扱っている内容を精査し、多くの教科書で取り上げている内容を10単元に絞り、それらを詳細に指導から評価までの道筋で解説しています。例えば、挨拶、好きなもの、道案内、食事等、どの教科書を使用したとしても、活用できるように網羅しています。
はい、その通りです。楽しいだけでは、情意面(気持ち)の向上が図られたとしても、一過性のものに過ぎません。それも必要ですが、言語力の向上には、「英語は楽しい」「英語を話してみたい」などの情意面の上に、しっかりとした知的な活動(考えながら言葉を紡いでいく)を通して、言語使用の能力の定着を図っていくことが一番の近道になるのです。
ALTはあくまでもアシスタントにすぎません。子供達への責任を担っているのはあくまでも担任の教師です。子供達にどのような力を付け、課題は何かなど、すべて担任の教師が説明責任を果たさなければなりません。それをALTに丸投げでは、説明責任の放棄につながります。つまり、担任の教師が目指す授業のアシスタントとして、ALTを活用することを意識することです。
教科としての外国語は始まったばかりです。上手くいかないこともあるでしょう。失敗することもあるでしょう。誰でも初めはそんなものです。それを「初めてだからしょうがない」の考え方で、とにかく尻込みせずにトライしてみることです。ピンチの後にチャンスありです。2、3年後には、立派な外国語指導者になっていることでしょう。本書の関連書『指導要録記入例&通知表文例が満載!小学校外国語活動新3観点の評価づくり完全ガイドブック』、『日々の授業から校内研修・研究授業までフルサポート!小学校外国語活動・外国語授業づくりガイドブック』もぜひご活用ください。