著者インタビュー
新刊書籍の内容や発刊にまつわる面白エピソード、授業に取り入れるポイントなどを、著者に直撃インタビューします。
"Learning by Doing"、実際に使いながら語彙や表現を身につけよう!
皇學館大学川村 一代
2019/1/25 掲載
  • 著者インタビュー
  • 外国語・英語
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 今回は川村一代先生に、新刊『1日10分 語彙・表現がしっかり定着! 小学校外国語アクティビティ50』について伺いました。

川村 一代かわむら かずよ

皇學館大学准教授。第15回全国小学校英語教育実践研究大会三重大会(2月1日・2日開催)事務局長。

―まずは本書の構成とねらいについて、簡単にご紹介ください。

 本書は、小学校で学習する語彙や表現を、"Learning by Doing"、使いながら身につけるアクティビティ集です。単元で扱っている語彙と表現を、本書の目次から見つけてください。ワークシートをコピーすれば、すぐにアクティビティができるようになっています。短時間学習でも45分授業でも活用できます。毎回のワークシートをファイルしていくと、学習記録となることはもちろん、絵辞書としても使えます。

―本書では50事例のバリエーション豊かなアクティビティをご紹介いただきましたが、特にこだわりのポイントがありましたら、ぜひお教えください。

 児童が飽きることなく、「今日はどんなアクティビティだろう?」と、いつも新鮮な気持ちでアクティビティに臨めるよう、11人の教員が知恵を出し合い、様々なタイプのアクティビティを掲載しました。各学級に合った指導ができるよう、基本のアクティビティをアレンジする「バリエーション」も提案しました。掲載のアクティビティの多くは、汎用性をもっており、語彙や表現を変えれば、新たなアクティビティとなります。

―本書は新しく教科となる「外国語科」の授業で使えるように編集されていますが、これからの外国語の授業では、どのようなことを大切にしていけばよいでしょうか?

 教科となると、学習内容の「定着」が求められます。外国語(英語)科でいう定着とは、語彙や表現を単に暗記することではありません。語彙や表現をどんな場面や状況でも使えるようになることをいいます。そのためには、"Learning by Doing"、実際に使いながら学ぶことが大切と考えます。本書のアクティビティを活用することにより、英語を使う機会を増やし、語彙や表現の定着を図る一助となればと思います。

―最後に、読者の先生方へメッセージをお願いいたします。

 外国語(英語)が教科になっても、児童が楽しいと思う授業をすることが一番大切だと考えます。内容や活動自体の楽しさはもちろん、できなかったことができるようになる楽しさもあります。一度の授業で語彙や表現が身につくことは稀です。同じアクティビティを、パートナーを変えて繰り返し行い、児童には「できるようになってきた」「前よりできた」という「できた感」を味わってもらいたいと思います。本書が先生方の授業づくりのサポートとなることを願ってやみません。

(構成:赤木)
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