小学校段階での生成AIの利用に賛成?反対?
6月19日、ノルウェー政府は、小学校での生成AIの使用を原則として禁止すると発表したとの報道がありました。
原則として使用を禁じたのは6-13歳の小学校段階で、中学校段階の14-16歳は教師の監督下で慎重にAIを活用するという方針とのこと。
ノルウェーのストーレ首相は「学校で最も重要なのは、読み、書き、計算を学ぶことだ」と述べているそうです。
日本においても、文部科学省より「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン」が示されるとともに、現在、学習指導要領の改訂に向けての議論の中で各教科においても取り上げられていますが、上記ガイドラインは「学校現場の生成AIの利活用を一律に禁止したり、義務付けたりするものではない」とされています。
小学校段階での児童の生成AIの利用に関して、先生方はどう思われるでしょうか。














「慎重に扱う」のなら、AIを授業内で用いるのを容認することになります。基礎的な知識・技能などが身についていない状態でAIを授業で用いることにはかなりのリスクがあります。
最低限、学校では生身の人間と触れ合い、紙に触れる時間をとることが人間としての豊かさにつながるのではと思います。
小学校は、読み・書き・計算の基礎を身に付けるとともに、自分の頭で考え、迷い、試行錯誤しながら言葉にする力を育てる大切な時期です。生成AIが答えや文章を容易に示すことで、本来子ども自身が経験すべき思考や表現の過程が省略されることを懸念します。
もちろん、生成AIは将来必要となる技術です。しかし、まずは自分で考える基礎を十分に育て、その上で中学校以降、教師の指導と監督のもとで段階的に活用するのが望ましいと考えます。
便利さを優先するのではなく、発達段階に応じて利用を慎重に判断すべきです。