学校間格差は良くない。子どもと保護者、教員のモチベーションを下げる。地域とのつながりがなくなる。

　学校選択制により何をしようとするか、その目的が明確になっていなければ意味がない。学校選択制のような市場原理を導入するということは、原則的には「教育」になじまない。教育の成果は見える成果よりも見えない成果が重視されなければならないからである。市場原理では人々は往々にして目先の見える成果によって選択行動をとる。品川区のように教師と保護者、地域社会の意識改革という明確な目的をもちそのための道具として学校選択制を考えるならばたいへん有効である。学校選択制のメリットは限定的であること、そしてデメリットもかなり大きいことを認識し、学校改革の「道具」として活用するべきである。

地域との共同をもっと大切にすべき。選択制はどうしても人気投票になる。

規模が大きい学校へ「PTA活動の負担が少ない（理事をやらなくてよい）」といった不純な動機で入学する保護者もいる。そのため、規模が大きい学校はより大きく、規模が小さい学校はより小さくなっていく。これによって得られるメリットは無い。

大切

学校選択制を使って入学してくる人って問題をもっている人多くありません？？

　純粋に指導力のある教師のもとに、という考えであればいいのですが、そのうち「いかに保護者にラクをさせるか」「子どもウケするお遊び的なもの」という事になりそうなので。

７　「反対」ではなく、「賛成」です。

児童生徒の能力が近く、同じ目標の下学習に取り組めるのはよいのではないかと思います。
特別支援学校を訪ねたことがありますが、児童生徒が「できる」ことを確実にしていく様子がすばらしいと思いました。
かつては「選択制」を疑問視していましたが、この経験により考えが改まりました。