- 特集 超解明 失敗する授業×成功する授業
- 特集扉
- 「授業場面」の視点から
- 導入
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- 個人思考(予想や見通し)
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- 問いづくり
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- ペア対話
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- グループ対話
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- 全体での話し合い
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- 振り返り・まとめ
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- そもそも、授業の失敗、成功ってどういうこと?
- 授業の成功とは技能の習得・向上
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- 「授業技術」の視点から
- 発問
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- 指示
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- 説明
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- 板書
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- 机間指導
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- ノート指導
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- 指名
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- 出る/待つ
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- そもそも、授業の失敗、成功ってどういうこと?
- 授業の成否,私はこう見極める
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- 「教科の学習」の視点から
- 音読(国語)
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- 漢字学習(国語)
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- 作文(国語)
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- 計算練習(算数)
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- 文章題(算数)
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- 資料の読み取り(社会)
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- 観察・実験(理科)
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- そもそも、授業の失敗、成功ってどういうこと?
- 「何をねらいとした授業なのか」ですべては決まる
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- 「学習形態・学習法」の視点から
- 個別最適な学び
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- 協働的な学び
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- 探究的な学び
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- 自己調整学習
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- 自由進度学習
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- PBL
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- 教科横断型学習
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- 学習指導要領改訂へ―これからの教育はどう変わるのか (第7回)
- 特異な才能を包摂する柔軟な教育課程
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- 子ども・保護者と信頼でつながる12か月の学級通信ネタ (第7回)
- 小学校10月/1年間の折り返し 前半の成長・後半の期待
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- 小学校10月/保護者の皆様に言葉を
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- ミドルリーダー発!「働き方改革」のマインドセット&実践事例 (第7回)
- 会議革命は一人一人の意識革命
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- 〜新しい希望を見つけよう〜
- ChatGPTで変える教師の仕事 (第7回)
- 「賢いアシスタント」を作る! NotebookLM入門
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- 「知りませんでした」ではすまされない!?Q&Aで学ぶ学校著作権 (第7回)
- 職員会議で新聞記事コピーを配布する
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- 子どもの自立につながる学級サポートアイテム (第7回)
- 行事へ向かう気持ちを高める
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- [フルカラー版]行事へ向かう気持ちを高める
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- 「スゴ論」 おもしろすぎて1分で読める海外のスゴい論文 (第7回)
- 学びの原動力はどこにある? 教育心理学が示すヒント
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- 学校の中の“まちがえない”合理的配慮 (第7回)
- 支援の必要性,どう判断すればいいのか?
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- 坂本良晶×EDUBASE CHALLENGE デジタルを生かす授業×アナログを生かす授業 (第7回)
- AIを現実に
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- 〜空き容器の大へんしん!〜
- 編集後記
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編集後記
何をして「失敗した授業」「成功した授業」とするのか、というのは難しい問題です。例えば、表面的にはうまくいったように見える授業だったけれど、真剣に参加していたのは一部の子どもだけだった、というようなことはよく言われます。
しかし、先生ならどなたも、「今日の○○の授業は、事前に期待していたような反応が全然得られなかった…」「今日の○○の授業は、学級全員が話し合いにのめり込み、かなり手応えがあった!」など、授業におけるご自身なりの失敗、成功を日々実感されているのではないでしょうか。
一方で、研鑽を積んでおられる本誌読者の先生方であれば、「今日の授業はきっとうまくいかないだろう」と、やる前から明確に失敗が予測されているようなケースというのは稀だと思います。
しかし、それでもそれなりの頻度で失敗が起こるということは、授業の失敗と成功は、実はかなり紙一重のところで決まっているのかもしれません。
そう考えると、「先生はよかれと思ってやっているけれど、実は子どもの主体的な学びを妨げている」「当然のように行われているけれど、実は場合によっては好ましくないこともある」など、「実は」の部分に失敗の要因の多くが潜んでいるのではないでしょうか。
そこで本号では、授業の成否を分ける「実は」の要因を解明すべく、あえて、失敗する授業と成功する授業を対比しながら検証してみたいと考えました。導入、ペア対話、全体での話し合いなど「授業場面」に関わること、発問、指示、説明など「授業技術」に関わること、音読、計算練習など「教科の学習」に関わること、個別最適な学びと協働的な学び、自己調整学習など「学習形態・学習法」に関わること…と、あらゆる視点から検証していただきましたが、新たな発見はあったでしょうか。
/矢口 郁雄
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- 明治図書