- 特集 ここが運命の分かれ道!? うまくいく学級の習慣×荒れる学級の習慣
- 扉(特集について)
- 【巻頭言】なぜ,うまくいく学級と荒れる学級があるのか
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- 達人教師が続けている学級経営5つの習慣
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- 掲示物から係活動までうまくいく学級の習慣×荒れる学級の習慣
- 教室環境
- 【掲示物】うまくいく学級は一か月おきに掲示物が変わり,荒れる学級は一学期おきに変わる。
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- 【整理整頓】うまくいく学級はいつも整っており,荒れる学級はときどき片付ける。
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- 【飼育・栽培】うまくいく学級はシステムと環境整備画あり、荒れる学級は担当者も決まっていない。
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- 授業
- 【時間管理】うまくいく学級は終了時刻も守り,荒れる学級は開始時刻も守れない。
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- 【忘れ物】うまくいく学級は教師が忘れ物に対して寛容であり,荒れる学級は教師が忘れ物に対して厳格である。
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- 【話し方・聞き方】うまくいく学級は教師が様々なよい範を率先して示し,荒れる学級は声の大きさの指導に終始する。
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- 【宿題】うまくいく学級は毎回決まった宿題であり,荒れる学級は不規則な宿題である。
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- 日常生活
- 【朝の会】うまくいく学級は分刻みのステップアップメニューで構成され,荒れる学級はマニュアル通りのメニューが繰り返される。
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- 【帰りの会】うまくいく学級は目的1つでササッと終わり,荒れる学級は目的たくさんでダラダラ長い。
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- 【席替え】うまくいく学級は席替えすることの目的を共有しており,荒れる学級は子どもの思いだけで席替えが行われている。
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- 【学級イベント】うまくいく学級は目標が共有されており,荒れる学級は目標が明確ではない。
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- 【休み時間】うまくいく学級は教師が意図をもって子どもと遊び,荒れる学級は教師がただ単に無邪気に子どもと遊ぶ。
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- 当番・係活動
- 【当番・係活動】うまくいく学級は一日が子どもの声で動いてゆき,荒れる学級は担任の声で動かされていく。
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- 【給食】うまくいく学級は準備の時間に子どもたちが動き,荒れる学級は教師が中心に動いて指示を出す。
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- 【掃除】うまくいく学級は普段から教室が整理整頓されており,荒れる学級は掃除の時間だけで整理整頓をしようとしている。
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- 【係活動】うまくいく学級は互いのフィードバックを大切にした活動であり,荒れる学級は形式的な名ばかりの活動である。
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- 【特別寄稿】三日坊主と訣別! 「習慣化」で仕事が驚くほどうまく回る
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- 主体的・対話的で深い学びの授業デザイン (第10回)
- 「深い学び」を考える
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- 〜手続き的な知識がつながるタイプ(パターン型)〜
- クラスがまとまる! 笑顔が広がる! 今月の学級経営ネタ (第10回)
- 1年/グループで大縄跳びに挑戦だ!
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- 2・3年/お正月明けに行うと盛り上がる「教室アクティビティ」!
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- 4・5年/何も置かないからこそ…♪
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- 6年/学級の思い出を振り返ろう「思い出かるたづくり」
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- 中学/ラスト3か月 学級目標達成を目指して
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- アドラー心理学に学ぶ「勇気づけ」実践講座 (第10回)
- 価値づけと勇気づけ
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- 〜「今日のめあては」〜
- はじめてのプログラミング教育 (第10回)
- 先生が変わる! 小学校プログラミング実践教員インタビュー
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- 世界一やさしい社会科授業づくり講座 (第4回)
- 単元の授業づくり
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- ライブ! 職員室 みんなが学びやすい教室のつくり方 (第10回)
- 親子の「歴史」を尊重しよう
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- <菊池省三プロデュース>明日からできるコミュニケーションゲーム (第10回)
- 1月 低学年/相手の心を読む力を育むコミュニケーションゲーム
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- 1月 中学年/傾聴力を鍛える! コミュニケーションゲーム
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- 1月 高学年/カードを使ったコミュニケーションゲーム
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- 教科書教材でつくる楽しい道徳授業 (第10回)
- 学級を二つの立場に分けて話し合う
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- 〜「すれちがい」(日本文教出版・5年)〜
- 子どもが進んで動き出す! 学級会の企画&運営アイデア (第10回)
- 学級会グッズの作製と活用
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- 二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース すぐに使える 国語授業づくりのアイデア (第10回)
- 低学年/漢字
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- 〜漢字練習の質を高めよう!〜
- 中学年/漢字
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- 〜手を変え,品を変え,漢字しりとり!〜
- 高学年/漢字
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- 〜漢字組み立て5・7・5をつくろう!〜
- 盛山隆雄&志算研プロデュース 板書&ノートで見る 算数授業のめあてと振り返り (第10回)
- 暗証番号は何種類?
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- 〜6年/並べ方と組み合わせ方〜
- 編集後記
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- クラスが和む 教室づくりのほっこりアイデア (第34回)
- カルタをつくろう!カルタで遊ぼう!
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編集後記
突然ですが、子どもが忘れ物をしてきたとき、先生方はどのような対応をされているでしょうか。
・厳しく叱って、友達から借りるように指示をする
・忘れ物をした理由を聞いて注意し、教師が貸し出す
・自主性を重んじて、教師は手助けしない
など、おそらく多種多様な対応があると思います。どのような対応をするにせよ、その場しのぎではなく、また子どもによって対応に差を付けない、ということが重要でしょうか。
このような学級のちょっとした出来事への対応は、学校全体で統一したルールがあるというよりも、学級担任にゆだねられていることがほとんどだと思います。
ですから、前学年のクラスや隣のクラスとは、対応の仕方が異なるということも往々にしてあり、実は授業以上に、学級担任の指導への考え方が色濃く出るところなのかもしれません。
うまくいく学級と荒れる学級の差は、決して一つの要因に限定できるような単純なものではないと思いますが、もしかすると、こういった日々の教師の言動や小さな習慣が大きくかかわっているのではないでしょうか。
また、習慣化には、様々なメリットがあると思います。不定期に出される学級通信よりも、毎週末必ず出される学級通信の方が、子どもにも保護者にも読んでもらえることは間違いないと思います。
そこで、本号では「習慣」に着目しました。特に、うまくいく学級と荒れる学級の習慣にはどんな違いがあるのか比較することで、落ち着いた学級づくりにつながるポイントについて、様々な視点からご紹介いただきたました。
/茅野 現
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