授業力&学級経営力 2018年12月号
教室にもっと笑いを! 今日から使える「エンタメ」授業術

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授業力&学級経営力 2018年12月号教室にもっと笑いを! 今日から使える「エンタメ」授業術

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2018年11月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 130頁
状態:
絶版
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目次

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特集 教室にもっと笑いを! 今日から使える「エンタメ」授業術
扉(特集について)
【巻頭言】あなたの授業に「笑い」はありますか?
赤坂 真二
〔“四天王”に学ぶ〕授業の「笑い」の原理原則と初心者向け「エンタメ」授業術
俵原 正仁
土作 彰
中村 健一
金大竜
授業を盛り上げる演出・パフォーマンス術
森竹 高裕
授業に笑いを生むアイテム・グッズ活用術
藏滿 逸司
関西系教師直伝! 授業の「つかみ」で使える小ネタ集
低学年
樋口 万太郎
中学年
古川 光弘
高学年
垣内 幸太
用法・用量を守って正しく笑おう! 教室の笑いのトリセツ
山田 洋一
高学年児童・中学生をノセる言葉のマジック
高学年児童
須永 吉信
中学生
水登 伸子
落語に学ぶ授業の話術
玉置 崇
主体的・対話的で深い学びの授業デザイン (第9回)
「深い学び」を考える
田村 学
〜宣言的知識がつながるタイプ(ネットワーク型II)〜
クラスがまとまる! 笑顔が広がる! 今月の学級経営ネタ (第9回)
1年/お楽しみ会の企画を自分たちでしてみよう
樋口 綾香
2・3年/「おしゃべりタイム」で,子どもたち一人一人とつながろう!
浅野 英樹
4・5年/『マイぞうきん君』を自己管理
鈴木 優太
6年/居心地のよい学級をめざして「SDGsで学級づくり」
多田 幸城
中学/2学期終わりは「環境整備」と「大くくり」な評価の準備
岡田 敏哉
アドラー心理学に学ぶ「勇気づけ」実践講座 (第9回)
子供同士をつなぐ
佐藤 丈
はじめてのプログラミング教育 (第9回)
子どもが変わる! 小学校プログラミング実践教員インタビュー
利根川 裕太
世界一やさしい社会科授業づくり講座 (第3回)
社会科の単元づくり
澤井 陽介
ライブ! 職員室 みんなが学びやすい教室のつくり方 (第9回)
二次障害を防ぐには
川上 康則
<菊池省三プロデュース>明日からできるコミュニケーションゲーム (第9回)
12月 低学年/積極的に関わる力を育むコミュニケーションゲーム
柴田 紀子
12月 中学年/会話力を鍛える! コミュニケーションゲーム
堀井 悠平
12月 高学年/説得する力を高める! コミュニケーションゲーム
冨田 有統
教科書教材でつくる楽しい道徳授業 (第9回)
感じる心を伝えよう
幸阪 芽吹
〜「花さき山」(東京書籍・4年)〜
子どもが進んで動き出す! 学級会の企画&運営アイデア (第9回)
学級会での教師の助言
稲垣 孝章
二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース すぐに使える 国語授業づくりのアイデア (第9回)
低学年/書く活動
山本 真司
〜お話の組立てをプロから学ぼう!〜
中学年/書く活動
伊東 恭一
〜「物語作成シート」を使って物語を書こう!〜
高学年/書く活動
大江 雅之
〜ポジティブ&ネガティブ日記を書こう!〜
盛山隆雄&志算研プロデュース 板書&ノートで見る 算数授業のめあてと振り返り (第9回)
答えが一番小さくなる筆算をつくろう!
前田 健太
〜2年/ひき算のひっ算〜
編集後記
矢口 郁雄
クラスが和む 教室づくりのほっこりアイデア (第33回)
テスト,プリントをすっきり収納しよう!
工藤 佳世子

編集後記

・科学的事象をすべて身ぶり手ぶりと手づくり漫画で解説する。

・とにかくダジャレの引き出しの数がすごい。

・まったく無関係の時事ネタや小話から,いつのまにか授業の本筋に入っている。

・教室にやたらとモノを持ち込む。

私が子どものころ好きだった授業(先生)の一例です。じっと座って授業を受けるのがとにかく退屈だった私にとって,エンターテインメント性が強く,わかりやすく「おもしろい!」と笑える授業は,それだけで大きな救いでした。


 そんな私も大人になり,この仕事に就いて,「授業の本質は,表面的なおもしろさとは無関係である」といった類の,「まぁ,そうなんでしょうね…」と言うしかない正論をたくさん目にするようになりました。

しかし,そのたびに思うことがあります。

「表面的だろうが何だろうが,子どもが笑えるだけで,十分いい授業なんじゃないのか?」

実際,先生の話やパフォーマンスに大きな笑いが起こるということは,それだけ多くの子どもが授業に引き込まれているということであって,自分自身の経験を振り返っても,たくさん笑った授業・教科の成績は総じてよかったと記憶しています。


 授業と笑い,エンタメにかかわって,最近気になることがもう1つ。

それは,拝見する若い先生の授業が,ことごとく非常にマジメであるということ。「脱線しないように」「揚げ足をとられないように」という先生の緊張感が,ヒシヒシと伝わってくるのです。

これは,先生が変化したというよりも,何でもかんでも隙あらば叩こうとする,あるいは叩かれることを未然に防ごうとする教育現場(というより社会全体)の風潮がそうさせているのではないかと感じます。

そんなことのために,若い先生のオリジナリティが抑圧されているのだとしたら,すごくもったいないと思いませんか?


 以上のような問題意識を踏まえて,今号では,全国の教室がもっと笑いに包まれるように,先生方とっておきの「エンタメ」授業術をご紹介いただきたいと考えました。タテマエ抜きの必殺技の数々,いかがだったでしょうか?


/矢口 郁雄

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 落語家、漫才師…プロのしゃべり手はやっぱり違う。この特集を読んで、さっそく動画を見た。たくさんの落語情報があるのにまずびっくり。空いている時間に、「間」を注意して音読の練習をする。
      2019/9/1130代・教諭
    • 一時間に、一度も笑いのない授業をした教師は、授業終了後ただちに逮捕する。いい言葉である。漫才教材はぜひやってみたい。
      2019/1/2830代・小学校教員
    • 笑顔が一番であるということには、納得できる。叱ることが多くて、なかなか笑顔になれないときに読み返したいと思う記事。
      2019/1/620代・小学校教員
    • 四天王による具体的な指導技術が分かりやすく、すぐに実践できた。授業の「つかみ」で使える小ネタ集も秀逸だった。
      2018/12/1040代・小学校管理職

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