- 特集 どう進む“教育革新”=こう変わる教室ルポ
- 「教育振興基本計画」をどう読み解くか●教師生活を変えるカギはどこ?
- 学校組織マネジメントの視点をもって「学び」の実現を
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- 能動的に学び続ける力の育成こそ
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- コミュニティスクールの拡大に着目する
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- グローバル人材には人権感覚が必須
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- 教育振興基本計画は法律化を
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- 予算化され事業化されていく施策から読み解く
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- 子供の自立と個性・多様性の具現化
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- 質とともに平等を保証する教育評価を重視すること
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- 「大人」としての教師の役割
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- 俎にのってる“教育革新”と土曜復活!?
- 先行実践の実態と中味を検討する
- 「断れない」を超える教師の力量が試される
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- 土曜日授業の是非を踏まえて
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- 今後の動き・方向予測
- 学校が使える「時間」の確立
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- 市原で取り組んでいる教育改革
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- 今後どうなる?“この問題”―予想されるシナリオ&工程表
- センター試験廃止と到達度テストのゆくえ―シナリオ&工程表
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- 大学改革のゆくえ―シナリオ&工程表
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- 教育委員会改革のゆくえ―シナリオ&工程表
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- 六―三―三制・学校制度の見直しのゆくえ―シナリオ&工程表
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- 教員養成制度改革のゆくえ―シナリオ&工程表
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- グローバル人材の育成問題―シナリオ&工程表
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- 学びのセーフティネットのゆくえ―シナリオ&工程表
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- 教科書検定・採択改革のゆくえ―シナリオ&工程表
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- コミュニティ・スクールのゆくえ―シナリオ&工程表
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- インクルーシブ教育のゆくえ―シナリオ&工程表
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- 気がつけば始まっている“授業革新”―研修の焦点
- 道徳の教科化―研修の焦点はここだ
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- 道徳の教科化―研修の焦点はここだ
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- 英語の教科化―研修の焦点はここだ
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- 英語の教科化―研修の焦点はここだ
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- 学校のIT化―研修の焦点はここだ
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- 学校のIT化―研修の焦点はここだ
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- 食育・アレルギー対策―研修の焦点はここだ
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- 食育・アレルギー対策―研修の焦点はここだ
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- キャリア教育―研修の焦点はここだ
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- キャリア教育―研修の焦点はここだ
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- いじめと体罰―研修の焦点はここだ
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- いじめと体罰―研修の焦点はここだ
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- 授業を変える?“教育革新”と校内研修の課題一覧
- IT化―アプリ活用と校内研修の課題
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- 言語活動を重視する校内研修の課題
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- 論理的思考を育成する校内研修の課題
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- ユニバーサル授業をめざす校内研修の課題
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- 思考の可視化をめざす校内研修の課題
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- クラスの学力分布分析に立つ校内研修の課題
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- 教室の危機管理に立つ校内研修の課題
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- 新「心のノート」を活かす校内研修の課題
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- デジタル教科書を想定した校内研修の課題
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- ノートの革新を想定した校内研修の課題
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- 発問研究の課題と校内研修の課題
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- 板書研究の課題と校内研修の課題
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- 教育改革で教室実践はどう変わるか―私の研究テーマ一覧
- 協同的なコミュニケーション空間
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- 安全・安心な学校づくり
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- 新しいものを果敢に受け入れることから
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- ベテランの体験と若手のICTスキルのコラボ●相互補完的コミュニケーションづくりのヒント
- 経験年数を超えた教員の相互授業づくり
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- お互いを活かす前向きなコラボ
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- 若手とベテランのコラボが授業スキルアップのカギに!
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- ICTの活用には若手を活用しよう
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- 小特集 “共感力”がカギ?=新しい時代の統率力とは
- 現象面だけを見ない。理由を理解すること
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- 部下に「叱られたい」と思わせられる
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- 赦しと支えの教育へ
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- 調停技能の向上が不可欠!
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- 大切なのはガバナンスのセンス
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- 「信」と「敬」プラス「慕」
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- 特別支援学級統率の鍵は「共感と共有」
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- 共感力=人とつながる原動力
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- わがクラスの表現活動 (第10回)
- 一人ひとりの想いがクラスの夢となる!
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- わがクラスの集団遊び&学級イベント (第10回)
- 学級の文化を学級の外に発信することでクラスをまとめる
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- わがクラスの“裏文化&マイブーム” (第10回)
- 教室に置くとブームになる本
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- 表紙&目次の絵 (第10回)
- 運動会の絵「玉入れ」
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- 授業スクープハンター●時空を超えた矢、あなたの指導を射抜く (第4回)
- グループ学習の質を高める
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- 校長発:気になる教職員の言動は“ここ”―まわりをサポーターにする近道→伝授します (第4回)
- 「児童の実態は…」究極の言い訳授業
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- 〜ドライブからキャリーへ〜
- 言語力育成時代!教科書の“言葉”=面白ウンチク話 (第4回)
- 読み手の興味をくすぐる“言葉”
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- “学力テスト問題”分析と次年度への提言 (第4回)
- 考える力と書く力を大切に
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- “デジタル”を学級経営の味方にする使い方ヒント (第4回)
- コミュニケーションを深めるICT実践ベスト3!
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- 授業と学級づくり=できる教師の“今月の布石” (第10回)
- 小学1年生/日記を使ってほめる
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- 小学2年生/コマとパーツで組み立てると、音楽授業が激変する!!
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- 小学3年生/最後の学期。いい準備をして、素晴らしいエンディングを迎える
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- 小学4年生/親への感謝と将来の夢を語る感動的な二分の一成人式をしよう
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- 小学5年生/学力を伸ばす本当の学期は3学期
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- 小学6年生/卒業単元の構想
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- 中学/子どもたちをどうとらえるか
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- 中学/道徳や学活の時間におすすめの意見発表のさせ方・読書会方式
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- 今月の学級行事・学校行事 リフレッシュ提案 (第10回)
- 小学校/マンネリを防ぐ避難訓練 事前に話す内容を工夫し、緊張感をもたせる
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- 中学校/クラスみんなで、百人一首大会にこう挑む
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- 授業づくりをこうマネジメントする (第10回)
- 小中連携は「ネットワーク」づくりから
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- 〜1月の問題提起を読み解くために〜
- 1 小中連携は「ネットワーク」づくりから
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- 2 学級の中で「互恵的活動」を仕組む
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- 編集後記
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編集後記
東大の松尾豊教授(国家戦略室叡智のフロンティア部会委員 工学系)は、「やがて、その人にあった教材を宿題として出題し、教室ではその答え合わせをしながら不明なところなどを学ぶ」―いわば、今までの教室と宿題の関係が逆転するような時代がIT活用によって可能になるだろう―と言われます。
たしかに、一人一人の子どもにぴったりの教材を提示できれば、一斉学習の必要性も薄くなるかと思われます。
このような足元をゆさぶる問題から、大学改革まで、「第U期教育振興基本計画」(教育基本法に基づく教育振興に関する施策の基本方針を明確にするための策定で、U期は平成二五年から二九年までの五年間)で、T期で未だ途上にあるといわれる、学習意欲、低学力層の存在、グローバル化への対応、若者のうち向き志向、規範意識の育成などの課題にどう取り組むかが問われていると指摘されています。
ご指摘はごもっともではありますが、個々の人間が取り組めるような課題ではないし、さしあたって、うちの学校で問題にするような関わりは見えてこない―というのが、大方の現場の先生方の受け止め方ではないかと思われます。
しかし。
二〇代の先生方は、いわゆるデジタルネイティブの世代で、スマホで漢字の筆順指導などのアプリを上手に使いこなしているようです。
つまり、自分とは関係ないと思われていても、気がつけば教育革新の波に放り出されているという状況が目前に迫ってきているというのが、二〇一四年ではないかと思います。
そんな状況をどう捉えていけばよいのか。また、どういう分野でどういうプロセスを踏んで教育イノベーションがなされるのか、意識改革の方向性と手をつけるべき課題とをご示唆いただきました。
(樋口 雅子)
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- 明治図書