授業力&学級統率力 2014年2月号
変革期を先取り!?“この教師体験”メニュー

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授業力&学級統率力 2014年2月号変革期を先取り!?“この教師体験”メニュー

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2014年1月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 変革期を先取り!?“この教師体験”メニュー
変革期? 6年後に教育界はどう変わる?―予測ツイート
6年後こう変わる
無藤 隆
学習速度の多様化
坂野 慎二
タブレット時代の教育
山田 将由
「やってよかった体験・踏み出せなかった後悔」一覧
【二〇代(新卒〜三年目)のうちにやっておく教師体験一覧】大きな挫折をきっかけに、自ら学びに出かけられるようになった二〇代
白鳥 真樹
【二〇代後半のうちにやっておく教師体験一覧】一歩 一歩 また 一歩
香川 稔
【三〇代前半のうちにやっておく教師体験一覧】やってよかった五つと必須活動一つ
長谷川 博之
【三〇代後半のうちにやっておく教師体験一覧】視野を広げて世界を見る 足を運んで学び吸収する
間宮 多恵
【四〇代のうちにやっておく教師体験一覧】四〇代教師に勧める「六つの体験」
佐々木 昭弘
【四〇代のうちにやっておく教師体験一覧】『四〇にして迷うべし!』
糸井 登
【この目で見た“伝説の人”レポート】あの先生は、この“教師体験”があるから?レジェンドだ!
向山洋一「すべての実践記録を残す」
なぜこのような記録まで残っているのかと、驚きと発見がいつもあった
板倉 弘幸
野口芳宏「意識的に教師体験を積み上げる」
成功の3条件「愛嬌・運の強さ・後ろ姿」
横田 経一郎
有田和正「社会への好奇心を失わない」
当然のことを、当然のこととして積み上げる努力型の偉物・有田先生
野口 芳宏
変革期を生き抜く“教師の知的体験”
“研究会に参加”で実力を高める
島村 雄次郎
“研究会イベントを企画”で実力を高める
上木 朋子
“教育賞に応募”で実力を高める
月僧 秀弥
“書籍の出版”で実力を高める
瀧沢 広人
校内研を“教師体験”の場に!―企画立案〜当日までの工程表
『可視化』『協働化』『参画化』した校内研の工夫
岡山 昌司
全教員でかかわり、一人一人の授業力を向上させる校内研
藤本 将宏
「やることが見える」企画で火をつける
太田 聡美
「生徒の姿」で語る授業研究会に!―授業改善に向けて協同性を高める―
白井 輝
あの出来事が実力UPの鍵に…“冷や汗体験”
冷や汗体験は若さの勲章だ!
椿原 正和
冷や汗体験をターニングポイントにして
岩下 修
20代に泣く思いで経験したこと―保護者対応の悪さと学級崩壊
勇 和代
失敗体験から得たもの
岩田 秀雄
こんな保護者と出会った!“びっくり体験・感動体験”
カレーライスとサーモンの造り
大泉 志保
子どもへの親の思いをわからせてくれた保護者たち
杉谷 英広
北の漁師は仲間を「くん」づけで呼んでいた
高橋 正一
支え続ける母の愛
橋口 和恵
読むと心にしみる“教師体験”を深めるこの1冊
【二〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】『授業の腕をあげる法則』を徹底的に読み込む
小嶋 悠紀
【二〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】プロの仕事とは何か
染谷 恭平
【二〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】『教師修業十年』(向山洋一著)
桑原 泰樹
【二〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】『授業の腕をあげる法則』(向山洋一著)
福井 慎
【三〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】読書を通して自分の芯をもつ
服部 賢一
【三〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】『お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい』(向野幾世著)―教師としての覚悟を決めた一冊―
元山 一則
【三〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】『いじめの構造を破壊せよ』(向山洋一著)
藤井 大助
【三〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】教員として学び続けるために
佐古田 英樹
【四〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】わたしは、子どもの声を聴いていただろうか―『教師の話し方・聞き方』(石井順治著・ぎょうせい)を読んで
前田 陽子
【四〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】人間学を追究し教師体験を深める
長田 修一
【四〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】寒い冬に上質の「ミステリー」を―『わたしの名は赤(紅)』(オルハン・パムク)
鈴木 一史
【四〇代のうちに読むと心にしみるこの1冊】高学年に読み聞かせしたい本
大草 由美子
立場が変わって気づく公立学校の光と影
公立学校→私立学校 立場が変わって気づく光と影―住みやすさNo.1 しかし…
尾ア 正彦
公立学校→塾 立場が変わって気づく光と影―学校教師は、まず「無知の無知」に気づかなければならない
福嶋 隆史
国立大学→私立大学 立場が変わって気づく光と影―私学のミッションとリクルートとしての教員養成
藤井 千春
変革期の“教師体験!”最新レポート
“国際バカロレア”研修レポート―国際標準を意識した教育と研修
秋山 寿彦
“中等教育学校”最新レポート―小石川の特色ある中高一貫教育への挑戦
上村 礼子
“大学予備校の教員研修”最新レポート―予備校の授業に学ぶモノあり
上田 明宏
目指せ東京オリンピック!学校体育の強化プログラム体験
筑波発:オリンピック教育の取り組み
長岡 樹
スポーツ経営学の取り組み
冨田 幸博
陸上教室発:走る力を引き出す指導法―アスレティクスアカデミーでの取り組み
寺田 ゆず
デジタル教科書“先取り体験!”―ここが革新的だった!
“国語”のデジタル教科書“先送り体験”―デジタル教科書がもたらした「授業革新」
丹羽 正昇
“算数”のデジタル教科書“先送り体験”―「わかりやすさ」を演出する算数デジタル教科書の活用
金子 和男
“社会”のデジタル教科書“先送り体験”
長谷川 裕晃
“理科”のデジタル教科書“先送り体験”
楠本 誠
小特集 《パラリンピック》あの選手から勇気をもらうエピソード
不利な条件を乗り越える集中力
根本 正雄
「できることは……」
清水 由
パラリンピック六大会出場鉄人河合純一選手と出会って
寺西 真人
地元に夢と希望を与える選手
笹原 大輔
全盲の部男子フルマラソン金メダリスト高橋勇市選手が教えてくれた「いのちの尊さ 生きることの素晴らしさ」
齋藤 道子
四五際の選手宣誓、一九六四年東京パラリンピックの銀メダリスト青野繁夫死
中濱 麻美
三澤拓さんから学ぶ心の強さ
渡辺 大祐
人生に金メダルがいっぱいある
松澤 正仁
わがクラスの表現活動 (第11回)
どの子にも成功体験を与える実践を積み重ねる
井戸 砂織
わがクラスの集団遊び&学級イベント (第11回)
節目にパーティー!とにかくパーティー! 「楽しかった!」と言われるクラスをつくろう
根津 盛吾
わがクラスの“裏文化&マイブーム” (第11回)
「裏文化」のリサーチで仲間関係もリサーチを
青柳 滋
表紙&目次の絵 (第11回)
「きれい!」「すてき」みんな満足 酒井式「白い自転車にのって」
寺田 真紀子
授業スクープハンター●時空を超えた矢、あなたの指導を射抜く (第5回)
言葉を大切にする
鈴木 健二
校長発:気になる教職員の言動は“ここ”―まわりをサポーターにする近道→伝授します (第5回)
「休日に学校に来るな!」 ティーチャーズ・ハイの落とし穴、「遊び」は漢方薬、じわじわ効く
小松 眞
言語力育成時代!教科書の“言葉”=面白ウンチク話 (第5回)
スポーツにまつわるそもそも
白坂 洋一
“学力テスト問題”分析と次年度への提言 (第5回)
国際学力調査や米国の学力調査に倣った結果の処理・解釈と共有を
御園 真史
“デジタル”を学級経営の味方にする使い方ヒント (第5回)
デジタルのよさを取り入れてみませんか?
中村 純一
授業と学級づくり=できる教師の“今月の布石” (第11回)
小学1年生/クラスの雰囲気もよくなるメッセージカードづくり
岡 惠子
小学2年生/3年生になる不安解消のためにできることをする
本間 尚子
小学3年生/学習の最終チェックをしよう。荒れた学級は、粛々と授業を進める
澤田 好男
小学4年生/成功する保護者懇談会のもち方
岩井 俊樹
小学5年生/6年生をイメージさせる
八和田 清秀
小学6年生/卒業式に向けて
赤塚 邦彦
中学/プレゼンのための書く指導
竹中 廣司
中学/学年のしめくくりにおすすめは「青春の一行詩」づくり
川神 正輝
今月の学級行事・学校行事 リフレッシュ提案 (第11回)
小学校/縄跳び集会を活性化する布石を打ちながら全体を動かしていく
間嶋 祐樹
中学校/生徒の作品と作文を一冊にまとめた記念文集づくり
垣内 秀明
授業づくりをこうマネジメントする (第11回)
「佐賀発・全国で共有してみたい力がつく授業メソッド」
中嶋 洋一
〜2月の問題提起を読み解くために〜
1 「佐賀発・全国で共有してみたい力がつく授業メソッド」
中嶋 洋一
2 Human Network がすべての源に
中嶋 洋一
編集後記
茅野 現

編集後記

東京オリンピックが6年後に決定しました。日本中が盛り上がるのではないか…と期待が高まります。さて、その2020年、先生方は何歳で、どのような教師人生を送っているイメージをもたれているでしょうか? 私自身は、6年後…といっても、なかなか具体的なイメージがもてません。

毎日を忙しく過ごし、目の前のことで精一杯になっていると、気がついたら、もう丸一年が経っていた…ということは多いのではないでしょうか。もちろん、目の前の一つ一つをしっかりと行い、積み上げていくことが大事だとは思いますが、数年後の自分をイメージできれば、より今行うべきこと(体験)が見えてくるのでは…と感じます。

先日、ある研究会に参加しました。一人の方の紙上発表のあとで、「質問・意見のある方?」という司会の問いかけに、だれもが下を向いていました。そんな重苦しい雰囲気の中、初参加の若手が一人、すっと手を挙げました。

どういう気持ちでその方が手を挙げたのかはわかりません。ただ、その若手の先生にとって、研究会で意見をしたという体験≠ヘ、下を向いていた他の方に比べ、相当なスキルアップになったのではないか、と感じました(当然、私は下を向いておりましたが…)。

このように、教師体験≠意識的に積み上げることは、大変重要なのでは―と思います。特に、現在、教育界は変革期を迎えているように思えます。道徳の教科化やデジタル教科書の導入といった授業が大きく変わるかもしれない問題、六・三・三制の見直し、教員養成制度の見直し、土曜授業復活など…。現在ささやかれている問題・課題は、6年後には大きく動いて?もしくはすでに実施?されているかもしれません。来たるべき変革期に向けて、どのように教師体験≠積み上げていけばよいのか、スキルアップにつながる様々なメニューをご紹介いただきました。

(茅野 現)

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