実践国語研究 2021年3月号
学びを深める!国語授業のアウトプット活動大全

O365

«前号へ

次号へ»

実践国語研究 2021年2・3月号学びを深める!国語授業のアウトプット活動大全

紙版価格: 920円(税込)

送料無料

翌日発送

電子版予価: 827円(税込)

3/18刊行予定

ジャンル:
国語
刊行:
2021年1月18日
対象:
小・中
仕様:
B5判 74頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年3月5日
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 学びを深める!国語授業のアウトプット活動大全
特集について
【提案】国語授業でのアウトプット活動とは
表現を前提として活動の質を高める
岩ア 淳
「話すこと」のアウトプット活動
【説明・紹介する】順序に気をつけて読み,すみれとありのつながりについて説明しよう
学年 小学校2年/教材 すみれと あり(教育出版2年上)
神村 仁美
【説明・紹介する】大木町公式キャラクターを提案しよう
学年 中学校1年/教材 「好きなもの」を紹介しよう(光村図書1年)
永野 恵美
【発表する】古きをたずねて新しきを知ろう
学年 小学校3年/教材 ことわざ・故事成語(光村図書3年下)
廣瀬 修也
【発表する】クラスでつくり上げる詩の朗読
学年 中学校2年/教材 わたしが一番きれいだったとき(東京書籍2年)
高橋 かれん
【話し合う】論理で迫るか,感情に訴えるか 討論ゲーム
学年 中学校1年/教材 論理で迫るか,感情に訴えるか 討論ゲーム(三省堂1年)
増ア 秀敏
「書くこと」のアウトプット活動
【紹介文を書く】シンキングツールを活用した紹介文の指導
学年 小学校2年生/教材 この人をしょうかいします(東京書籍2年下)
橋本 慎也
【報告文を書く】思い出して書こう「いい こと いっぱい,一年生」
学年 小学校1年/教材 いい こと いっぱい,一年生(光村図書1年下)
神杉 明
【報告文を書く】中心となる語や文を見つけて要約し,調べたことを書こう
学年 小学校4年/教材 伝統工芸のよさを伝えよう(光村図書4年下)
彦島 康美
【感想文を書く】伝記で感想文を指導する
学年 小学校5年/教材 やなせたかし−アンパンマンの勇気(光村図書5年)
冨樫 忠浩
【意見・提案文を書く】できることから始めよう SDGsチャレンジ
学年 小学校6年/教材 私たちにできること(光村図書6年)
赤堀 貴彦
【案内文を書く】入学説明会の案内文を送ろう
学年 中学校1年/教材 私のブックデザイン(学校図書1年)
齊藤 真子
【電子メールを書く】相手を意識したメールの文章を作成しよう
学年 中学校2年/教材 なし
松戸 伸行
【鑑賞文を書く】季語に着目して俳句の鑑賞文を書く
学年 中学校3年/教材 俳句十五句 ほか(学校図書3年)
美谷島 英明
事例でみる!新学習指導要領国語の学習評価 (第6回)
「主体的に学習に取り組む態度」の指導と評価
水戸部 修治
国語の授業が変わる教材研究の視点 (第18回)
登場人物の役割をおさえる
岩ア 淳
〜今月の教材「故郷」魯迅・各社〜
国語学力調査を活用した授業づくり (第6回)
令和2年度全国学力・学習状況調査
本橋 幸康
〜主に令和2年度の全国学力・学習状況調査及び調査問題の活用資料をとりあげ,「主体的・対話的で深い学び」に向けた授業づくりのポイントを整理しながら,考察する(小・中学校)。〜
特別支援学級の国語授業アイデア (第6回)
読み聞かせからコミュニケーションへ
松原 ゆかり
地域発!国語教育研究会の取組と成果 (第12回)
[和歌山県東牟婁地方小学校国語教育研究会]自分の考えを豊かに表現し,学び合う児童の育成をめざして
前田 裕史
教材研究に役立つ!作家の肖像 (第12回)
森 絵都(もり えと)
小原 俊
GIGAスクール時代到来!国語授業でできるICT活用術 (第6回)
小学校/ClassroomとChatで学びを深める
長野 健吉
中学校/知識及び技能の学習授業でのICT活用術
渡辺 光輝
編集後記
水戸部 修治岩ア 淳本橋 幸康
今月取り上げた教材
2/3月号

特集 学びを深める!国語授業のアウトプット活動大全

 中学校で理科を教えている知人の話です。その人は,教材用のビデオの中で,とくに優れたものを授業中に見せています。熱心に見る生徒がいる一方で,最初から最後まで集中しないまま終わる生徒もいます。そこで,ビデオを見る直前にワークシートを配るようにしました。ワークシートには,大切な事項に関する問題で,ビデオを見ていれば答えられる問題が載っています。結果的に多くの生徒が集中して見るようになったそうです。

 経験豊かな実践者であれば,心構えがいかに重要かということをよく知っているでしょう。スポーツや音楽でも,対抗試合や演奏会などを目標にすることで,日頃の練習におけるモチベーションが維持されます。

 私自身の経験でも,通常の読書をしている場合と書評を依頼された本を読む場合とでは,心のもちようが異なるということがあります。

 国語の授業でも,アウトプットの活動を取り入れることは,学習の質を高めることにつながります。アウトプットを前提とすると,そのアウトプットの活動だけでなく,その前段の活動も充実します。

 アウトプットの活動には,


・文章を音読する

・文章を視写する

・文章(他の人の発言)の内容を要約する

・文章を読んで(他の人の発表を聞いて)疑問に思ったことや新しく学んだことを書く

・調べたことを書く(発表する)

・考えたことや感じたことを書く(話し合う)


 などの他,さまざまな活動があります。アウトプットの活動は,単に表現力だけに関わるのではありません。表現力を支えるのは,理解力であり,また漢字や語彙,語法,文法等の言語に関わる力です。表現活動には総合的な言葉の力が必要であり,活動の過程で言葉の力が養われていきます。

 2月・3月は,学年としての学習のまとめの時期にあたります。国語の授業によってそれまで培ってきた言葉の力を発揮する活動を設定するのにふさわしい時期です。指導者にとっても,学習者にとっても,現在の力を確認することは,次の学習のあり方のヒントをつかむことにつながります。

 本特集では,提言と実践事例とで実際的な指導のあり方を考察します。

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 全体として指導計画等が掲載されているので、参考にしやすい。特に中1・2年の実践例は、実生活に活用できるため、生徒の学習意欲も高まるだろう。
      2021/2/2150代・中学校管理職
    • インプットはわりとスムーズにできるが近年アウトプットが上手くできない子どもが多いように感じる。準備での工夫がわかったのでよかった。
      2021/2/1730代・小学校教員

ページトップへ