実践国語研究 2005年3月号
読みが深められない子どもへのヒント

O263

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実践国語研究 2005年2・3月号読みが深められない子どもへのヒント

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ジャンル:
国語
刊行:
2005年1月18日
対象:
小・中
仕様:
A5判 140頁
状態:
絶版
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目次

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特集 読みが深められない子どもへのヒント
なぜ読みが深められないのか
吉田 裕久
読みが深められない子ども―様式に即して考える
文学の読み/小学校
ジャンルを意識した読むことの指導
藤井 知弘
文学の読み/中学校
小説を読む視点を考える
佐藤 宏一
説明文の読み/小学校
文脈と脈絡のズレが読み深める子を育てる
長ア 秀昭
説明文の読み/中学校
「読み」とそれを再構成する課題
今村 高治
物語教材/読みが深められない子どもへのヒント
小学生/低学年の比べ読み
榎本 美千子
小学生/ことばを手がかりにイメージ豊かに読む
鈴木 康代
小学生/物語を読み深めるレベルを設定し、学習課題を明確に
宮本 佳宏
小説教材/読みが深められない子どもへのヒント
中学校/学習活動を設け、言葉に着目させる
松原 洋子
中学校/心情理解のための授業実践
梶野 明信
中学校/言葉を大切にした読み方
菊池 麻里
コラム/読みが深められない子どもにどのように向き合ったか
問題意識を振り返らせることで
牧野 守
「読み」の多様性を生かす
水戸部 修治
読みを深めるために伝え合う活動を
藤本 麻利子
古畑任三郎のように心情に迫ろう
小田 和也
説明文教材/読みが深められない子どもへのヒント
小学生/目的を明確にした読みの指導
山口 京子
小学生/少しのヒントから気付かせ、深める
井上 貴子
中学校/読みたい教材で育む論理的思考
野 梢
中学校/聞き取りを中心とした説明文の指導
長谷川 秀喜
読みの基礎が深められない子どもへのヒント
文章構成の把握が深められない子どもへのヒント
小学生/作者の立場から物語を読む
上野 尚子
小学生/パンフレット型ノートの活用
鵜飼 洋子
筆者の考え方やものの見方の把握が深められない子どもへのヒント
小学生/「立ち止まって考える」機会を
石川 等
小学生/考え方やものの見方を把握する視点を明確に
神明 照子
中学校/数字をヒントにした読みの指導
久保 文枝
目的的な読みが深められない子どもへのヒント
小学生/必要な情報を読み深める
渡邊 眞弓
小学生/Q&Aで必要な情報を読む
遠藤 直美
中学校/話合いで読みを深める古典学習
江頭 久美子
子どもの詩と物語 (第12回)
「車いすマラソン」
佐藤 由美子
自己学習を進める実践資料の展開
低学年/活躍した動物に表彰状を贈ろう
村上 雅彦
中学年/自分の学びを見つめる目を育てる
山口 小百合
高学年/自らの学びを大切にした俳句学習
是洞 聡
投稿=実践研究の広場
読みを深める中学校の古典指導
齋木 真一
〜「おくの細道」〜
文語定型詩を楽しく学ぶ
須郷 和歌子
〜「少年の日」〜
読者の声から―メール通信・前号評判記
創意工夫のある国語教室 (第18回)
生き生きと自分の考えや思いを伝え合う子どもの育成
古川 元視
〜佐賀県鹿島市立鹿島小学校の実践実践〜
BOOK GUIDE《この本がおもしろい》
『確かなことばの力を育てる』(呉市立片山小学校ほか著)
阿部 幸子
『相互交流能力を育てる「説明・発表」学習への挑戦』(村松賢一ほか編著)
坂口 幸恵
いまさら聞けない国語の豆知識・素朴なQ&A (第18回)
文学教材
佐藤 きむ
書ける子を育てる (第6回)
書く力を育てる授業づくり
吉永 幸司
説明力を育てる (第12回)
説明を明確にする構文力と語彙力
井上 一郎
確かな「ことば」の学びを創る (第6回)
国語教師の基礎・基本―自明のことを問い直す(3)
相澤 秀夫
国語教室のつくり方入門 (第6回)
学習課題の設定をする
尾ア 靖二
教科書の中の児童文学 (第6回)
ファンタジーとコミュニケーション
目黒 強
パーソナルコンピュータの活用―海外から学ぶ (第6回)
求められるコンピュータ支援力
市川 真文
豊かな表現を学ぶ学習指導の展開 (第6回)
推敲することで豊かな表現力を身に付ける
西辻 正副
エッセイ「金の卵―生きて学ぶ」 (第12回)
高校に行こう
井上 一郎
編集後記
井上 一郎
Keyword Index

編集後記

読むことは、教育課程実施状況の学力調査でも結果は悪くない。一定の読解力があると言ってよい。しかし、残された課題もある。

(1)読むことの中で「記述」を求められる読書活動になると、十分ではない。

(2)読むことの様々な活動に対して教師が考えているほど「好きではない」ことや、教師が考えているほど「分かりやすい」とは考えていない。特に、全領域の中で、読むことの活動の多くが好きでなかったり、分かりにくかったりすると答える。教師の意識と児童・生徒に意識のずれが存在しているのである。

そこで、本誌では「読みを深められない子ども」という立場から、次のような点について特集することにする。なお、「ヒント」という形式を用いるのは、読みが深められない子どもには、様々な要因があり、まとまった計画でなくとも少しの気付きや工夫が効果を発揮する場合もあるからである。そのようなことも含めて提唱していただくために、このようにしたのである。

1 なぜ読みが深められないのかについて、基本的な問題点を提起する。

2 読みが深められない子どもについて、文学や説明文の様式に即して考える。

3・4 物語や小説教材について、実践を通してどのように創意工夫したか、読みが深められない子どもがどのように変容したか、小学校・中学校の校種に合わせて具体的に報告する。

【コラム 読みが深められない子どもにどのように向き合ったか―かつての実践も含めて、どのように向き合ったか、最も重要なエッセンスを簡潔に論じる。】

5 説明文教材の読みが深められない子どもへのヒントについて、実践を通してどのように創意工夫したか、読みが深められない子どもがどのように変容したか、小学校・中学校の校種に合わせて具体的に報告する。

6 文学や説明文の様式に共通する読みの基礎的な問題について実践を通してもよいし、実践へのヒントとしての提案だけでもよいという立場から、実践的なヒントを提唱する。

(井上一郎)

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