楽しい体育の授業 2014年7月号
通知表記入の言葉“プロの決めゼリフ”26

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楽しい体育の授業 2014年7月号通知表記入の言葉“プロの決めゼリフ”26

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2014年6月9日
対象:
小学校
仕様:
B5判 82頁
状態:
絶版
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目次

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特集 通知表記入の言葉“プロの決めゼリフ”26
特集の解説
通知表記入の言葉“プロの決めゼリフ”26
根本 正雄
子どもに自信を持たせる“通知表の言葉”
微細な変化を具体的な描写で書く
雨宮 久
具体的な事実と意欲でほめる
神山 友和
なってほしい姿を事実として書く
村野 聡
教師と親、両方にほめられるような表記
川原 雅樹
「具体的な言葉」で記録を残す
大関 貴之
TOSSメモで「描写のある」所見づくりを
末光 秀昭
「ボール運動の所見」で有効な決めゼリフ
「ドッジボールの所見」で有効な決めゼリフ
『投げる』『捕る』『よける』で有効な決めゼリフ
梶野 修次郎
「バスケットボールの所見」で有効な決めゼリフ
きちんとした評価を示し、その言葉をもとに所見を書く
前田 吉法
「サッカーの所見」で有効な決めゼリフ
短い描写でほめる
河田 孝文
「陸上運動の所見」で有効な決めゼリフ
「短距離・リレーの所見」で有効な決めゼリフ
教師の発問・指示と、動きの細分化が所見の決めゼリフになる
東郷 晃
「ハードル走の所見」で有効な決めゼリフ
運動場面を分解する
谷岡 眞史
「走り幅跳びの所見」で有効な決めゼリフ
所見は局面ごとのテクニカルポイントに沿って書く
青木 英明
「器械運動の所見」で有効な決めゼリフ
「跳び箱運動の所見」で有効な決めゼリフ
「できた・できない」の技能面だけでない記述を
渡辺 喜男
「マット運動の所見」で有効な決めゼリフ
長所、努力、成長を認める所見
井上 武
「鉄棒運動の所見」で有効な決めゼリフ
できるようになるまでの過程を書く
村田 正樹
「表現運動の所見」で有効な決めゼリフ
「表現リズム遊びの所見」で有効な決めゼリフ
子どもも保護者も気付かなかったよさをほめる
鈴木 恒太
「表現の所見」で有効な決めゼリフ
子どもたちからの感想を活用する
甲地 潮吏
「リズムダンスの所見」で有効な決めゼリフ
他領域では使わない言葉を選ぶくらいの気持ちで所見を書こう!
佐藤 貴子
「水泳の所見」で有効な決めゼリフ
「クロールの所見」で有効な決めゼリフ
泳げるようになるための本質をつく
鈴木 智光
「平泳ぎの所見」で有効な決めゼリフ
蹴って、伸びて、掻いて、パッ
原田 誉一
「背泳ぎの所見」で有効な決めゼリフ
「25m泳げた」が何よりの決めゼリフ
小松 和重
「体つくり運動の所見」で有効な決めゼリフ
「体ほぐし運動の所見」で有効な決めゼリフ
子どもから工夫や発見を引き出す決めゼリフ
大谷 貴子
「多様な動きをつくる運動の所見」で有効な決めゼリフ
多様な動きを生む子どもたちの発想をほめる
松本 一樹
「体力を高める運動の所見」で有効な決めゼリフ
なわとび級表でほめることで技を習得する
山口 浩彦
「運動の苦手な子ども」を意識した決めゼリフ
低学年「運動恐怖心のある子どもの所見」を意識した決めゼリフ
「できた瞬間」を切り取ってほめる
柿崎 厚子
中学年「運動嫌いの子どもの所見」を意識した決めゼリフ
跳び箱指導で運動嫌いの子も笑顔!
松本 菜月
高学年「空間認知力の弱い子どもの所見」を意識した決めゼリフ
少しずつできたことも見逃さず評価する
近江 利江
高学年「発達障害の子どもの所見」を意識した決めゼリフ
結果ではなく過程を評価する
間嶋 祐樹
高学年「肥満児の子どもの所見」を意識した決めゼリフ
できるようになったこと・自ら取り組もうとした成長を評価する
小井戸 政宏
「通知表に書いてはいけない」言葉リスト
低学年「通知表に書いてはいけない」言葉リスト
子どもと親の自尊感情を落とす言葉
平中 健也
中学年「通知表に書いてはいけない」言葉リスト
できない事実を書いても、保護者は困惑!子どもは伸びない!
千葉 雄二
高学年「通知表に書いてはいけない」言葉リスト
ほめるのも励ますのも具体的であれ!
駒井 隆治
ミニ特集 7月・すぐに授業ができる!今月の単元計画
<低学年/鉄棒遊び>鉄棒遊びはリズム太鼓に合わせてテンポよく
岡 麻知子
<中学年/鉄棒運動>鉄棒をゲーム化してブームを起こす
佐藤 泰之
<高学年/鉄棒運動>場づくりとスモールステップで楽しく鉄棒指導
上川 晃
ライブで体感!体育授業最前線
本誌編集長・根本正雄氏を招いての第2回TOSS教え方セミナーin釧路&くしろ子ども未来塾・走り方教室
佐藤 泰之
レベルアップ 体育の授業を変える (第16回)
その運動量は何メッツ? 北海道教育委員会の取り組み
水野 正司
体育の基本用語事典 (第16回)
順次性の技術
東條 正興
誰も教えてくれなかった体育入門 (第4回)
水泳指導を陸上で始める
福田 辰徳
準備のいらない体育指導 (第4回)
補助活動は楽しくゲーム化
川端 弘子
〜走るんジャー!ドン!ジャンケン〜
発達障害のある子どもへの体育 OK・NG対応 (第4回)
「一時一事の原則」「簡明の原則」を意識せよ!
堀田 和秀
子どもの動きを高める意識誘導型指導法 (第4回)
前転
中村 賢
〜手を意識誘導する〜
10分で運動神経をよくする体育レシピ (第4回)
まず、できること―「50m走」で結果を出そう
原田 朋哉
小田原式応援団指導法 (第4回)
「カッコイイ応援団」そのB
小田原 誠一
〜「コンバットマーチ」〜
汗びっしょり体力づくり (第4回)
ラダーで体力づくり
冨築 啓子
走力アップ・体幹と股関節を使える指導 (第4回)
運動会で1番になるための必勝ドリル・その1
深代 千之
ライフスキルと健康教育 (第146回)
認知変容のライフスキル教育(1)
武田 敏
これって本当に必要?体育的行事の常識 (第4回)
運動会の練習、毎日2時間以上が本当に必要か?
田中 敦
保護者に受ける授業参観「新ネタ」 (第4回)
パーツの繰り返しで泳力を高める
本吉 伸行
開眼!プロスポーツ選手のコメント (第4回)
『体技心』
大谷 智士
〜スランプを克服する方法〜
世界の体育事情 (第4回)
水泳シーズン到来
津下 哲也
〜世界の国々の水泳カリキュラム〜
TOSS体育サークル紹介 (第14回)
TOSS愛媛〜各サークル
信藤 明秀
〜具体的研修をし、体育の授業の腕を上げる〜
効果抜群!ファックスできる体育学習カード
<低学年/鉄棒遊び>だれもが合格できる「こんにちは!てつぼう」カード
三島 麻美
<中学年/鉄棒運動>中学年で連続技に取り組むための学習カード
松村 翔
<高学年/鉄棒運動>「挑戦」がキーワード!〜2種類の技で高学年も鉄棒に熱中!
島村 雄次郎
授業の腕を高める論文審査 (第267回)
「分かち伝えられる」書き方を!
向山 洋一
どの子にも成功体験!体育指導入門 (第4回)
シンクロ側方倒立回転の授業〜以心伝心、K君とのドラマ〜
根本 正雄
〜飯塚市立立岩小学校5年1組C〜
読者のページ My Opinion
編集後記
根本 正雄
TOSS体育ニュース (第150回)
7月号
TOSS体育中央事務局
できるようになる指導法の工夫 (第4回)
変化のある繰り返しで遠くに投げられるようにする3つの投げ方
村田 淳

特集の解説 通知表記入の言葉“プロの決めゼリフ”26

TOSS体育授業研究会代表/根本 正雄


 通知表を書く時期になってきた。通知表の所見に何を、どのように書いたらよいのかという問題がある。

 前東京都立川市立大山小学校長の駒井隆治氏は、『管理職が添削する「通知表所見の言葉=v』(明治図書)の中で、「児童・保護者から信頼される教師の所見の秘密」を紹介している。

 1 「つかみ」がある所見

 2 「愛」がある言葉遣い

 3 「意外性」は効果絶大

 4 マイナス面をプラス面に変換して伝える

 「つかみ」のある書き方の例として、4点を挙げている。

 ・わざと反対の事を書く。

 ・時系列を逆転させて書く。

 ・意外な内容を書く。

 ・インパクトのある内容を書く。

 このような内容で書かれれば、子ども・保護者も所見を読んでみようという気持ちになる。

 「マイナス面をプラス面に変換して伝える」では、実態の例と望ましい書き方の例を示されている。

▲発言が少ない ◎人の話をよく聞いてよく理解しています。今後は発表することにも力をいれて指導していきます。

▲忘れ物が多い ◎学習の準備がしっかりできるようになればぐんと伸びます。

 本特集では、駒井氏のような、効果のある通知表記入の「決めゼリフ」が紹介されている。

 「子どもに自信を持たせる通知表の言葉=vでは、体験上有効だった方法が示されている。

 通知表の言葉で最も大切なのは、子どもに自信を持たせることである。1センチの伸びを認め、励ましていくことが自信につながる。

 それに続いて、「各運動領域の有効な決めゼリフ」についてが示されている。

 通知表には、単元ごとの評価がされている。各運動領域での評価をどのような言葉で、通知表に記入していくか。教師の仕事である。

 短距離走で、「走るのが速くなりました」と書くのではなく、「50メートル走で4月より0・3秒速くなりました」と書けば、保護者はどのくらい速くなったのかが理解できる。

 バスケットボールの試合で、「試合で活躍しました」と書くのではなく、「味方の選手にパスをして、チームのために活躍しました」と書くと、場面が浮かぶ。

 子どもも保護者も納得する、具体的な決めゼリフが紹介されている。

 また、「運動の苦手な子ども」を意識した決めゼリフが、示されている。

 運動の苦手な子どもにもいろいろある。体力のない子ども。集中力のない子ども。運動技能の低い子ども。友だちと関われない子ども。

 そのような実態に即した決めゼリフが書かれている。

 ただ、「うまい」「上手だ」「素晴らしい」と書くのではなく、「どこが」「どのように」「なぜいいのか」の根拠を書いていくと分かりやすくなる。

 最後に、「通知表に書いてはいけない」言葉リストが示されている。

 どんな所見が子どもが自信を失い、やる気をなくすのかが書かれている。通知表に書いてはいけない所見の事例が書かれている。

 各項目は、次のような内容で執筆されている。本特集を参考にして、子どもも保護者も自信を持ち、学習意欲を高めていく所見の内容にしていってほしい。

 1 種目名 2 目標 3 決めゼリフ

 4 実際の所見の内容 5 留意点

 6 参考文献

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      明治図書

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