楽しい体育の授業 2025年9月号
陸上運動は運動神経では決まらない!記録を伸ばす指導法

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楽しい体育の授業 2025年9月号陸上運動は運動神経では決まらない!記録を伸ばす指導法

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2025年8月4日
対象:
小学校
仕様:
B5判 74頁
状態:
在庫あり
出荷:
2025年9月16日
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目次

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特集 陸上運動は運動神経では決まらない!記録を伸ばす指導法
【提言】「できた!」「伸びた!」が聞こえる授業づくりを目指して
嶋 香苗
陸上の記録 運動神経とあきらめていない?
鈴木 一成
必要な基礎感覚がよくわかる!種目別大解剖
短距離走
中嶋 悠貴
ハードル走
中嶋 悠貴
走り幅跳び
光本 允
走り高跳び
光本 允
ボール投げ運動
二宮 拓麻
得意な子と苦手な子はどこが違うのか?ありがちなNGと見取りのポイント
西岡 慎伍
橋本 浩司
谷口 賢吾
基礎感覚アップで記録アップ!楽しく取り組めるエクササイズ 短距離走
スタートのエクササイズ
2m競争
一力 俊雄
中間走のエクササイズ
スキップ走
一力 俊雄
基礎感覚アップで記録アップ!楽しく取り組めるエクササイズ ハードル走
着地と同時に走るエクササイズ@
ジャンプ&ダッシュ
酒井 淳也
着地と同時に走るエクササイズA
1歩ハードル
酒井 淳也
基礎感覚アップで記録アップ!楽しく取り組めるエクササイズ 陸上運動系
走り幅跳び
跳び01(ゼロワン)
金田 学
ヒザット
金田 学
走り高跳び
MMジャンプ!
藤井 彩夏
リズム・de・ゴム跳び!
藤井 彩夏
基礎感覚アップで記録アップ!楽しく取り組めるエクササイズ 投の運動系
ボール投げ運動
キャッチでよいしょ!
二宮 真綾
タオルでポン!
二宮 真綾
飛んでけ!キャップスロー
磯 賢
バンバンバウンドスロー
磯 賢
運動会の短距離走・リレー ぜひ子どもたちに教えたい勝利の戦略
[短距離走]局面ごとにスキルアップできる授業デザイン
籔本 航
[リレー]ぎりぎりの競走を楽しむリレーの授業デザイン
石川 陽介
学習指導要領でつくる! 今月の単元計画 (第80回)
低学年/体つくり運動遊び「用具を操作する運動遊び」
樋口 純平
〜中学年のゲームを見据えての運動〜
中学年/ゲーム「ゴール型ゲーム」
真野 直亮
〜アルティメットをもとにしたゲーム〜
高学年/ボール運動「ゴール型」
古庄 潤平
〜アルティメットの実践を通して〜
教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第90回)
低学年/表現リズム遊び
辻本 毅一郎
〜生き物の世界へGO!〜
中学年/表現運動
太田 良平
〜レッツ クッキング!〜
高学年/表現運動
小村 阿紗子
〜大自然の世界へGO!〜
学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第89回)
コートの中で学び合う授業
山下 純平
「個別最適な学び」と「協働的な学び」の授業はこう実践しよう! (第6回)
「壁頭つき逆立ち」
山崎 和人
これで単元がうまく回る!授業初回の成功シナリオ (第6回)
笑顔とドラマが生まれる,走る教材
山口 真
〜運動名:50m入れ替え戦 領域・学年:走・跳の運動(遊び)・2〜4年 陸上運動・5〜6年〜
子どもの問いをグングン引き出す!目からウロコの教材開発[教具・ICT編] (第6回)
バランスボールを使って多様な動きを引き出そう
吉澤 潤
多様な学び方を保障して子どもたち全員を笑顔にする! UD体育「Select型環境調整」 (第18回)
Selectの授業方法 教師行動と振り返り「台上前転」
結城 光紀
体育授業でAIを使ってみる!効果的な活用のためのQ&A (第6回)
みんなの“つぶやき”をAIにまとめると,どんな学びが生まれるの?
鈴木 直樹
あこがれの団体演技をつくる!フラッグ運動プログラム[動画&演技表付き] (第6回)
フラッグ運動基本の「き」!第4場面『ライラック』B
関西体育授業研究会
クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第54回)
みんなでジャンボリー!Part3
関体研チームきずなわ
【特設】マンガで身につく!体育指導の基本のキ
笠岡 睦史
編集後記
鈴木 一成

編集後記

 全員の子どもたちの「やった!」「できた!わかった!」の声が聞こえる体育の授業。多様な価値観の中、たしかに「結果が出なくても楽しいければよい」「結果よりもプロセスが大切だ」という考えもあります。しかし、やはり本誌のタイトル『楽しい体育の授業』の実現には、私たち教師が「楽しみながら結果にコミットする指導法」を追究することが大切だと考えます。それは、子どもたちが思わず「できた! わかった!」と声を上げる瞬間を心待ちにしていると思うからです。

 本特集では、「運動神経で既に結果が決まっている」という考えではなく、「記録が伸びるには、走跳投の運動に必要な力を理解し、それを楽しみながら身に付くようにする」という考えを奨励しました。ビジュアルでの解説では「競技力アップ」ではなく「学力アップ」を目指し、走跳投についての「ありがちなNGと見取りのポイント」では具体的な動きの視点を整理しました。さらに、必要な基礎感覚に対応した楽しく取り組めるエクササイズと、秋の運動会シーズンに向けた指導のコツも満載です。総じて、トレーニングではなくラーニングを目指すアイデアが、読者の皆様の授業づくりの参考になれば幸いです。


   /鈴木 一成

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