- 特集 技能の二極化問題を即解決!誰もが楽しめるゲーム・ボール運動
- 【提言】工夫した教材づくりで二極化を解決
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- ゲーム・ボール運動の永遠の課題 「二極化問題」をこう解決する!
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- 苦手な子も得意な子も盛り上がる!授業準備のすぐできアイデア
- [ボールの工夫]痛くない!操作しやすい!
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- [コートの工夫]複数の的によって思考が深まる!
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- [ルールの工夫]全員参加できる!わかりやすい!
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- [チームづくりの工夫]力が拮抗!盛り上がる!
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- メインゲームに楽しくつなげる!目的別オススメ運動
- 投げる
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- 蹴る
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- パスする
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- つなぐ
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- 打つ
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- 捕る
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- ゲームの面白さが全員味わえる!レベル別で選べるアレンジゲーム
- ゴール型 バスケットボール
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- ゴール型 ハンドボール
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- ゴール型 (サッカーにつながる)フロアキックボール
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- ゴール型 タグラグビー
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- ゴール型 フラッグフットボール
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- 宝取り鬼
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- ネット型 キャッチバレーボール
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- ネット型 ボールを投げ入れるゲーム
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- ベースボール型 ティーボール
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- 学習指導要領でつくる! 今月の単元計画 (第81回)
- 低学年/走・跳の運動遊び
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- 〜とびとびランド〜
- 中学年/走・跳の運動
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- 〜いろいろ幅跳び〜
- 高学年/陸上運動
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- 〜フロアー走り幅跳び〜
- 教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第91回)
- 低学年/ボールゲーム
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- 〜速さの比べっこ!ならびっこベースボール〜
- 中学年/ベースボール型ゲーム
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- 〜作戦スタート!みんなでつくるベースボールゲーム〜
- 高学年/ベースボール型
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- 〜打って,走って,捕って,投げて!バッティングゲーム〜
- 学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第90回)
- これまでの体育,そしてこれからの体育でも
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- 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の授業はこう実践しよう! (第7回)
- 「壁逆立ち」
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- これで単元がうまく回る!授業初回の成功シナリオ (第7回)
- 最もシンプルなゴール型教材
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- 〜運動名:コーンボール 領域:ゲーム(ゴール型) 学年:中学年〜
- 子どもの問いをグングン引き出す!目からウロコの教材開発[教具・ICT編] (第7回)
- 「託す―託される」が生まれる「バウンスボール」
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- 多様な学び方を保障して子どもたち全員を笑顔にする! UD体育「Select型環境調整」 (第19回)
- about「モノ」場を選ぶ「開脚跳び」
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- 体育授業でAIを使ってみる!効果的な活用のためのQ&A (第7回)
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- あこがれの団体演技をつくる!フラッグ運動プログラム[動画&演技表付き] (第7回)
- フラッグ運動基本の「き」!第2場面『すずめ feat.十明』@
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- クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第55回)
- あの名曲でカッコよく!
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- 【特設】マンガで身につく!体育指導の基本のキ
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- 編集後記
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編集後記
運動が得意な子と運動が苦手な子の二極化は、いつの時代も体育の課題として取り上げられます。なかでも、ゲーム・ボール運動の領域では、ゲームにおいて一定レベルのボール操作の技能が求められることから、「できる」「できない」がそのままゲームを「楽しめる」「楽しめない」ということにつながってしまう場合が少なくありません。かつて、体育科教育学の著名な研究者の一人である橋健夫先生は、「子どもたちには、最低限の技能を保証しなければならない」とおっしゃったことがありました。もちろん、高い水準の技能を求めているわけではなく、ゲームの楽しむために必要なレベルの技能を身に付けることが重要であり、そのことが技能の二極化の解決策の1つになると考えております。
また、子どもたちの実態に応じて、ゲームの規則やルールを修正したり、用具を工夫したりするアイデアも重要です。運動が苦手な子どもたちでも易しい条件下でゲームに参加することができ、かつ技能を発揮することができるようなゲームを提供していくことも、技能の二極化を解決していくための手がかりとなるでしょう。
そこで本号では、「技能の二極化問題を一気に解決!誰もが楽しめるゲーム・ボール運動」というテーマで特集を組ませていただきました。本号を通じて、すべての子どもたちがゲームの楽しさや喜びを味わえるようなゲームの工夫例を全国の先生方にご紹介させていただき、そのことが運動が苦手な子どもたちも笑顔にし、技能の二極化という課題を解決していく一助になればと考えております。
/吉永 武史
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- 明治図書