楽しい体育の授業 2025年12月号
苦手な子が取り残されない!なわとび指導

K435

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楽しい体育の授業 2025年12月号苦手な子が取り残されない!なわとび指導

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ジャンル:
保健・体育
刊行:
2025年11月6日
対象:
小学校
仕様:
B5判 74頁
状態:
在庫あり
出荷:
2025年11月27日
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目次

もくじの詳細表示

特集 苦手な子が取り残されない!なわとび指導
【提言】「苦手は子を取り残さない!なわとび指導」に必要な2つのこと!
松坂 優侍
苦手な子・なかなか跳べない子どもにどうすればよいか?
齋藤 直人
なわとび指導 跳ぶ前の基礎知識
導入,保管方法
山崎 和人
持ち方,姿勢
山崎 和人
短なわ・長なわ 6年間の技系統マップ
眞榮里 耕太
クラス全員跳べるようにする!前回し跳び できない原因大解剖
正しい跳び方をビジュアルチェック
倉谷 裕人
原因1:ジャンプがうまくできない
倉谷 裕人
原因2:なわをうまく回せない
倉谷 裕人
原因3:手足のタイミングが合わない
倉谷 裕人
短なわ できない原因別指導アイデア
後ろ回し跳び
風間 啓介
あや跳び
山口 真
交差跳び
風間 啓介
二重回し跳び
山口 真
クラス全員跳べるようにする!長なわ8の字跳び できない原因大解剖
正しい跳び方をビジュアルチェック!
今田 菜美
原因1:入るタイミングが分からない
今田 菜美
原因2:どこで跳べばよいか分からない
今田 菜美
原因3:どうやって抜けたらいいか分からない
今田 菜美
みんなに経験させたい!長なわの回し手指導
倉光 陽司
苦手な子も楽しく取り組める!アイデア色々
ジャンピングボードを活用しよう
宇山 望
2人で跳べるかな
平川 譲
なわとびの評価 回数以外のチェックポイント
POINT1 ICT端末を利用して/Point2 “わたしの先生”と体育ノートを活用
齋藤 裕
その子のレベルでできたが見える!なわとび学習カード
解説
大野 達生
低学年
前 健太
中学年
前 健太
高学年
大野 達生
学習指導要領でつくる! 今月の単元計画 (第83回)
低学年/跳び箱を使った運動遊び
三村 博紀森田 哲史
〜タカショウランドでとびこえよう!〜
中学年/跳び箱運動
佐佐木 達哉森田 哲史
〜自分の学びをデザインしよう!〜
高学年/跳び箱運動
小口 佑介森田 哲史
〜自ら,学び続けよう!〜
教師の願いと子どもの願いをダブルでかなえる! 絶対成功の体育学習カード (第93回)
低学年/マットを使った運動遊び
印藤 秀泰
〜マット de ビンゴ! どうぶつえん〜
中学年/マット運動
澤田 崇明
〜マットの「いろは」〜
高学年/マット運動
小野田 薫
〜マットワザ Tuber になろう!〜
【特設】体育の「わかる」ってどういうこと? 子どもの技能段階別 指導のポイント
五代 孝輔
学習指導要領を実現! 主体的・対話的で深い学びの体育授業づくり (第92回)
共通課題だからこそ生まれる学び
吉羽 顕人
「個別最適な学び」と「協働的な学び」の授業はこう実践しよう! (第9回)
「50m入れかえ戦」
齋藤 直人
これで単元がうまく回る!授業初回の成功シナリオ (第9回)
鉄棒に触れる時間を増やして感覚・技能を高める教材!
逸見 淳一
〜運動名:つばめ・前回り下り・だんごむし・ふとんほそ 領域:鉄棒運動(鉄棒を使った運動遊び) 学年:全学年〜
子どもの問いをグングン引き出す!目からウロコの教材開発[教具・ICT編] (第9回)
自然と走りたくなる魔法のバトン「タイマーバトンリレー」
谷本 久典
多様な学び方を保障して子どもたち全員を笑顔にする! UD体育「Select型環境調整」 (第21回)
about「コト」ルールを選ぶ 「つなぎっこハンドテニス⇒バトンハンドテニス」
結城 光紀
体育授業でAIを使ってみる!効果的な活用のためのQ&A (第9回)
対話型AIは学びのパートナーとなりうるか?
大矢 貴博鈴木 直樹
あこがれの団体演技をつくる!フラッグ運動プログラム[動画&演技表付き] (第9回)
フラッグ運動基本の「き」!第2場面『すずめ feat.十明』B
関西体育授業研究会
クラスの絆がグッと深まる! なわとび指導「きずなわ」 (第57回)
あの名曲でカッコよく! Part3
関体研チームきずなわ
編集後記
平川 譲

編集後記

 今月号のキーワードは,「苦手な子が取り残されない」。

 現在の教育界のキーワード「個別最適」が一人歩きすると,齋藤直人氏が危惧する「孤別」に陥ってしまいます。苦手な子が取り残され,得意な子だけが楽しい思いをするような授業様相がイメージされるワードです。

 短なわとびは,個別に進めやすく練習の成果が表れやすい,「正直者が馬鹿を“みにくい”」という特性が,その最大の利点です。体育の教材としての大きな価値も,そこにあります。学習カードによる授業が頻繁に行われるのもこの特性からです。本号でも学習カードにページを割いています。

 ともすれば「孤別」に陥りやすい短なわとびの学習で,子ども個々を「孤別」にしない工夫を,執筆者各位がわかりやすく述べてくれています。学習カードを用いても,「苦手な子が取り残されない」授業が多く展開されることを強く願っています。

 一方,長なわとびは「孤別」にはなりにくいのですが,苦手な子が過度なプレッシャーを感じやすい教材です。グループやクラスのみんなで,小さなステップを上がっていくことで,苦手な子が「取り残されない」授業をつくっていってください。


   /平川 譲

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