- 特集 理科好きが育つ環境―モノ・コト・仕掛け28
- 私の体験談=理科好きにする環境づくりのヒント
- 理科好きになった私のきっかけは“この本”
- /
- 理科好きになった私のきっかけは“この伝記”
- /
- 理科好きになった私のきっかけは“この番組”
- /
- 理科好きになった私のきっかけは“このモノづくり”
- /
- 理科好きが育つ“理科室にはこんな仕掛け”を
- 理科室はITステーション
- /
- 魅力的な理科室づくりのコツはこれだ!
- /
- 理科室は,参加型のミュージアムだ
- /
- アメリカの理科室を参考にして
- /
- “普通教室の窓辺”活用の基本と応用=ポイントはここだ
- モヤシを教材として活用する
- /
- 授業に生きる環境づくりを仕組む
- /
- 理科好きを育てる教室環境づくり3つのポイント
- /
- “校庭”活用の基本と応用=ポイントはここだ
- “ビオトープづくり”をどうすすめるか
- /
- “樹木観察”をどうすすめるか
- /
- “堆肥づくりなどリサイクル”をどうすすめるか
- /
- 理科園・理科畑活用の基本と応用=ポイントはここだ
- 世話や観察のシステムを作り,管理する
- /
- 学年ごとに特色ある理科園の利用を!
- /
- 理科好きな子どもが育つ“このウラ技”
- 私のお薦め!飼うなら“この昆虫”
- /
- 私のお薦め!飼うなら“この小動物”
- /
- 私のお薦め!つくるなら“この工作”
- /
- 私のお薦め!つくるなら“この食べ物”
- /
- 私のお薦め!やってみるなら“この実験”
- /
- 私のお薦め!発見させるなら“この観察”
- /
- サイエンスアドベンチャーを育てる=おもいっきり企画
- レンジャー体験を入れた野外活動
- /
- 科学手品を入れたサイエンスショー
- /
- ゲストティーチャーとするサイエンスイベント
- /
- コンピュータ活用の面白例
- /
- 子ども向け科学情報=どこにどんな企画があるか
- /
- ノーベル賞・田中耕一さんの恩師として今思うこと
- /
- ホームページでするサイエンスQA (第2回)
- 「TOSS理科写真集」「モンシロチョウの羽化の瞬間」
- /
- 後藤道夫の絶対オモシロ実験ネタ (第2回)
- 牛乳パックのサッカーボール
- /
- 小理:複線選択学習の指導ポイント (第2回)
- 「複線選択学習」の4つのレベルとは?
- /
- 中理:コース選択制の理科授業 (第2回)
- 消化と吸収〜だ液のはたらきを調べる〜
- /
- 歓声があがるオモシロ論争実験ネタ (第2回)
- ためして納得 とける?とける!
- /
- 私の理科室だより 先手必勝のウラ技 (第2回)
- ないものが分かる!
- /
- 理科楽しく学力づくりのミニテスト
- 3年/名探偵!たねの秘密をさぐろう!!
- /
- 4年/「電流のはたらき」のミニテスト
- /
- 5年/植物の成長と肥料・日光
- /
- 6年/ヒトや動物の体
- /
- 中学1分野/授業場面を取り入れた小テスト
- /
- 中学2分野/葉のつくりとはたらき(1年)・細胞分裂(3年)
- /
- 理科―発展・補充学習の授業アイデア (第2回)
- 理科における基礎・基本を育成する指導と評価
- /
- 編集後記
- /
- 田中耕一さんもやった“この実験” (第2回)
- ほのおをしらべる(1)
- /
編集後記
○…ノーベル賞の受賞が,2人も出た…ということで,理科関係者の鼻はいささか高くなってもいいはず?なのですが,どうもそうともいえないような理科離れが続いているようです.
一昔前の子どもより,集中力がないとか,粘りがないとかいうだけでなく,何よりも興味関心が薄くなっている…ということが一層,危機意識をあおっている?というのが今日の現状のようです.
ではどうすれば,子どもを理科好きにすることが出来るかというと,やはりなんといっても,自然にその気にさせる環境をつくっていくことではないかと思います.
ある熱心な先生の理科室を尋ねた時,入り口には,人間の血液の総量はこれぐらいということでペットボトルに赤い色の液体が入れられていて,「なるほど,これなら子どもも興味を持つだろうな」と思ったことがありました.
最近はビオトープに取り組むところも増えてきているようですが,あれも,予想以上?に環境への関心を呼ぶようです.そういえば,都会の公園など整備されればされるほど,面白みがなくなるというか,少なくとも子どもの関心は呼ばなくなる…ようです.
ごたごたした,不思議なことが起こりそうなものに,誰しも興味を掻きたてられる…ということはあるのかも知れません.
そんな事例を含めて,自然への興味関心を高める環境をどうつくっていけばよいのか,さまざまな工夫をご紹介いただきました.
(樋口雅子)
-
- 明治図書