- 特集 理科の勉強術―実力づくりの基本型27
- いつでもどこでも役に立つ勉強術
- “考える技能”の基礎基本とマスターポイント
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- “話す技能”の基礎基本とマスターポイント
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- “聞く技能”の基礎基本とマスターポイント
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- “見る技能”の基礎基本とマスターポイント
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- ひとり勉強術―この基本型マスターで実力UP
- 教科書の使い方
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- ノートの使い方
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- 資料集の使い方
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- 観察記録のつけ方
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- テスト問題の解き方
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- 重要用語の覚え方
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- インターネット検索
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- 授業でする勉強術―この基本型マスターで実力UP
- 問題発見の技能
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- 仮説予想の立て方
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- 発表の仕方
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- 話し合い・討論の仕方
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- 観察の仕方
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- 実験の進め方
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- 基本概念の習得
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- 自由研究の進め方:発想からまとめへの指導ポイント
- 自己課題の決定と自由研究の進め方
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- 教室で指導しておく必要のある自由研究の基本的な手順
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- 子どもの自由研究を生かし,学習として成立させよう
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- すぐ使える1学期の勉強術
- 3年 勉強術が身につく“観察カード”
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- 4年 勉強術が身につく“実験器具の使い方カード”
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- 5年 勉強術が身につく“調べ方技能カード”
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- 6年 勉強術が身につく“実験計画書の書き方カード”
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- 中学1分野 勉強術が身につく“実験報告書づくりカード”
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- 中学2分野 勉強術が身につく“観察記録カード”
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- ホームページでするサイエンスQA (第3回)
- 「子どもEM探偵団」
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- 後藤道夫の絶対オモシロ実験ネタ (第3回)
- 100m高く飛ぶ手作りモデルロケット
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- 小理:複線選択学習の指導ポイント (第3回)
- 子どもの考えを生かした複線選択学習
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- 中理:コース選択制の理科授業 (第3回)
- 自由試行後のレポートを選択制に
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- 歓声があがるオモシロ論争実験ネタ (第3回)
- 押してもだめなら引いてみる?―力のつりあい―
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- 私の理科室だより 先手必勝のウラ技 (第3回)
- 理科室の使用前と使用後
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- 理科楽しく学力づくりのミニテスト
- 3年/名探偵!チョウのそだち方の秘密をさぐろう!!
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- 4年/暑い季節テスト
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- 5年/天気と気温
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- 6年/生物とかんきょう
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- 中学1分野/科学的思考を図やモデルで評価
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- 中学2分野/蒸散(1年)・動物のなかまわけ(2年)
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- 理科―発展・補充学習の授業アイデア (第3回)
- 個に応じた教材の工夫・開発
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- 編集後記
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- 田中耕一さんもやった“この実験” (第3回)
- ほのおをしらべる(2)
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編集後記
○…最近読んだ,ある論文によると,「数学の得意な生徒と成績が芳しくない生徒を追跡調査してみると,得意な生徒の方が基礎基本だけ?をしっかり覚えていて,それを瞬時に取り出すことが出来るからだということがわかった」のだそうです.
逆に芳しくない生徒は,あれこれごたごた覚えていて?かえって肝心な時に何がどう使えるかわからない…という混乱状況になるようです.
こういう例をみると,何をどう学べばよいのか,勉強術のツボがわかっていないというか,そもそも勉強術を教わっていないのではないか−と思われます.
本号で勉強術を特集しようと考えた所以でもあります.
なんといっても,6月号が出るころは,
新学期の緊張も少しは解け,落ち着いて学習に取り組む時期に入っているのではないかと思うからです.
ところで,「この物質を溶かすにはどういうことが考えられるだろう」と質問し,いくつ根拠?のある回答が出来るかで,その人の科学知識や興味関心の度合いがわかるといいます.
この場合は,知識もさることながら,「これは溶けるだろうか」とか,「これはどういう物質で出来ているか−どうすれば調べられるだろうか」といったようなことを考える習慣がついているかどうかで,やはり科学に対する関心
が違ってくるのではないかと思います.
本号は,子供を科学好きにする勉強術の基礎基本とは何か,また,それをいつどう教えていけばよいのか,さまざまな場における実践を通して問題提起してみました.
(樋口雅子)
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- 明治図書