- 特集 上手なノートづくり・指導アイデア24
- ノートづくりで必ずさせることは?―と聞かれたら
- 生徒の思考過程を記録させよう
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- 思考を整理するための道具・ノート
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- 素朴な灸既有の考え球が変容する過程を残す
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- 気づきをノートにメモする
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- 「ノートづくりの技能」が身に付く指導のヒント
- 「見たことと考えたこと」を分けて書く
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- 「観察・発見・まとめ」を分けて書く
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- 板書とノートの関連について
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- 囲みや色鉛筆の使い分け
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- 図解化・イラスト化
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- 見開きを意識して使う
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- ノートづくりの新しい波・指導のポイントはここだ
- キャラクターを登場させる ノートづくりの指導
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- パソコンと連動させる ノートづくりの指導
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- ポートフォリオとしての ノートづくりの指導
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- 上手な実験企画書づくりのポイント指導
- 図を多くしてビジュアルに
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- 上手な観察記録ノートづくりの指導
- ものの見方を培う観察記録を
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- 私が自慢したい「この子のノート」実物紹介と指導のポイント
- 小学3年/堅実派のノート
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- 小学4年/観察・実験時のノート指導「4つのポイント」
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- 小学5年/もののとけ方
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- 小学6年/ものの燃え方
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- 中1分野/化学変化と分子・原子
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- 中2分野/植物の種類と生活
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- ノートの点検評価と楽しいコメントのし方
- 「科学する」楽しさにつながる評価を
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- 対話の生まれる楽しいコメント
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- 関係づけをうながすコメント
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- ここにこんなものが!ユニーク博物館情報
- 風の博物館
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- わが理科室と理科準備室・ここが工夫点
- 使いやすい理科室・理科への興味の発信源を目指して!
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- 百人一首に登場する動植物 (第9回)
- ノキシノブ
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- なぜ理科が大事か:21世紀の学力から考える (第9回)
- 科学観と教授法
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- ポートフォリオ:子どものやる気を変える使い方 (第9回)
- ポートフォリオアセスメント事始め(その9)
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- 子どもを引き付ける楽しい実験アラカルト (第9回)
- 光と色
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- 小学校・移行期の理科指導のポイント (第21回)
- 基礎・基本の獲得を目指した第6学年C(1)「土地のつくり」の展開
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- 中学校・移行期の理科指導のポイント (第5回)
- 理科の移行措置と実践のポイント
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- 編集後記
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- ご存知“この動物の24時間” (第9回)
- 優しくて怖がり,モルモット
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編集後記
○…ノートは思考の作戦基地―有田和正先生の名言です.たしかに頭の中でだけ考えているときと,書くという作業が入ったときとでは,思考の質が変わってくるのではないかーと思います.指導を受けていないノートでは,日付さえなくても平気…,という状況になりかねないと思います.
的確なノート指導がなされているかどうかで,子供の習得するものが変わってくるのではないでしょうか.
ところで,このような,いわばノート指導の基礎基本にかかわる事項の指導は当然のこととして,最近ではパソコンの様々なデータ処理能力を駆使してノートのような機能をもたせる…というようなことも可能になってきているようです.
また,ポートフォリオがいま注目を集めていますが,これはノートとは切り離せない関係にあるわけです.
このようなことからいっても,ノート指導に新しい試みを導入していくことを考えてもいい時期に来ているのではないかと思います.
ところでよく,研究授業のときに,子どものノートを隠す?ように,プリントだけですすめるような授業は,日頃の授業もたいしたことはない―ともいいます.つまり,授業の腕は,結果として,子どものノートに如実に現れるものだ…ということなのでしょう.
すぐれたノートは,その子どもにとっても一生の宝…ともいえるでしょう.
そんなノートづくりのノウハウをご紹介いただければと願いました.
(樋口 雅子)
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