- 特集 新要領の「伝統的な言語文化」を授業する
- 向山実践にみる「伝統的な言語文化」の授業設計
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- 昔話・神話・伝承を扱うポイントと教師に必要な技能
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- 古文・漢文を扱うポイントと教師に必要な技能
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- 短歌・俳句を扱うポイントと教師に必要な技能
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- 慣用句・故事成語を扱うポイントと教師に必要な技能
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- ことわざを扱うポイントと教師に必要な技能
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- ミニ特集 分析批評をマスターする読書案内
- 向山氏の提案とこれまでの実践を突き合わせることこそするべきことである
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- 3年生に授業したい分析批評,読書案内
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- 4年生に授業したい分析批評,読書案内
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- 5年生に授業したい分析批評,読書案内
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- 6年生に授業したい分析批評,読書案内
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- PISA型スキル
- 説明・紹介・描写する力をつける「かきかえくん」
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- わかりやすいステップ学習「高学年 対話・討論スキル」
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- 向山型国語キーワード
- みんな同じになる
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- 満員御礼!「向山型国語教え方教室」
- 子どもが熱中する発問づくりの法則を明らかにする
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- 巻頭コラム
- 教育技術学会(2月20日),言語技術学会(3月6日)千葉市高浜第一小で
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- 巻頭論文
- 「伝統的な言語文化」の授業が拡がっていくと全国の教室は変化する
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- 学年別・保護者会で全員を熱中させる知的で楽しい授業実践[11・12月]
- 1年
- 名句かるた,暗唱,直写,葉書づくりで楽しい授業
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- 知的で楽しい「もしも」の授業
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- 2年
- 親子で活動する場面を作る
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- 保護者も驚き! 子どもの作文が激変した!
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- 3年
- 保護者も熱中!! 車偏のつく漢字
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- 物語の設定で想像力をふくらませる
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- 4年
- 「いろいろな意味をもつ言葉」でリズムテンポよく知的で楽しい授業
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- 一画加えて新しい字を作る
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- 5年
- 子どもの活躍できる場面を多くする実践
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- 向山氏の上海での「俳句の授業」
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- 6年
- 授業参観で子どもの力をアピール
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- 「は」と「が」の授業で熱中
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- 中学校
- 中学生が「全員参加」できる授業
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- 生徒に安心感を与える発問で教科書教材の漢詩の読解を30分で授業する
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- 向山型で言語力育成授業を行うとこうなる
- 研究授業通信を発行する(1)
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- 向山実践「学級通信」から8つの言語活動を抽出する
- 日記指導で伸ばす子どもの言語力
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- 教室で起こった五色百人一首のドラマ
- 五色百人一首が「学級の文化」の中核に
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- 教材が生んだドラマ
- 「話す・聞くスキル」
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- 〜かたくなだった心をとかした「早口ことば」〜
- 向山型国語に挑戦/論文審査 (第51回)
- 問いに正対する
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- PISA型対応ワークと教科書教材をこう連携させる
- 作文の苦手な子も「もっと書きたい!」PISA型国語スキル
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- この「授業システム」でできない子ができるようになった!
- 低学年/ 輪郭漢字カードで漢字が読めるようになった
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- 高学年/どの子もスラスラ作文が書けるようになるために,布石を打ち続ける
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- 翔和学園の中に見る向山型国語の事実
- TOSS教材が子どもを成長させ親を驚かす
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- 新分析批評の授業が読解力をあげる
- 「大造じいさんとがん」を分析批評で授業する
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- 知的興奮を! 江副文法の授業
- 解釈コードを増やす―江副文法でできること
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- 向山実践を読み解く
- 『ふるさとの木の葉の駅』授業記録D
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- 〜「過ぎていった」と「去っていった」〜
- 向山型のここを学べ!「型」はここにある
- 伴学級の子の身につけた3つの思考の型
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- 誌上対決!読解力向上授業実践
- 文型をそろえることで対比に目を向けさせる指導
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- 言葉を読み解くには体験が必要である。短文づくりで事例を集めて体験の層を厚くする。
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- 中学校でのダイナミックな向山型討論授業
- 観点を習得させ,活用させる
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- 「伝統的言語文化」の授業づくり
- 「ことわざ」は毎日毎日の積み重ねで
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- 昔話の読み聞かせを続けるうちに,主題を読み取っていった
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- 書き下し文から音読し,白文まで読めてしまう「春望」の授業
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- 俳句で話者の「見えるもの」を扱うとしばしば討論になる
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- 向山型漢詩の授業「江雪」(柳宗元)
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- 訓読みは日本のすばらしい漢字文化だ
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- 向山型討論につながる日常的な指導のツボ
- 道徳でミニ討論! 人と違うことを考えた国語! 1年生への実践
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- テーマ別 向山型国語QA
- 基本形をやった後の指導はどうするのか?
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- 読者のページ
- 読めば読むほど,「向山実践の自然な流れ」が見つけられるはずです。学びが深くなったというお便りがたくさん届いています。
- 編集後記
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- 向山型国語最新情報
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- 向山型国語に挑戦/指定教材 (第53回)
- 『新学習指導要領対応 TOSSスキル むかしばなし・しんわよみとりスキル』
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巻頭コラム
教育技術学会(2月20日),言語技術学会(3月6日)千葉市高浜第一小で
●本誌編集長 向山洋一
先週,東京駅前で,日本言語技術学会の理事会が開かれた。会長は市毛先生,私と野口先生が副会長である。
次の大会は2010年3月6日(土)に千葉市の高浜第一小学校で開かれる(ちなみに,日本教育技術学会も,2月20日(土)に,高浜第一小で開かれる。会長は私である。高浜第一小の校長は,根本正雄先生である)
テーマは「伝統的文化」と「言語能力」。
全体会での授業者は,3名である。
野口先生,高橋先生と決った。
もう一人なので,私は「現役の先生」,「そして女の先生」がいいという意見をいった。
ところが,みなさんは,「向山先生がぜひ」とおっしゃる。「じじい三人衆ですか」と抵抗したが,結局,私もやることになった。
児童役相手の模擬授業である。
とりあえず,どんな内容にするか考えた。
第一は,上海師範大学の附属小学校で,児童に授業した「俳句」の授業。
「俳句と漢詩」をテーマにしている。
この授業は,上海師範大附属小で,「外国人として初めての授業」だったのである。
第二は,千葉大学の授業で毎年やっていた「いろは歌」あるいは,五十音図の授業。
第三は,漢字文化の授業,これは幅が広い。常用漢字表ができたために,「嘘字の熟語」が誕生してしまったが,それを授業すると広がりがある。
第四は,石川九楊の「縦に書く」にまつわる日本文化論。
第五は,「漢字仮名まじり文」と,私が提唱した「漢字英語まじり文」の授業。私が10年以上前に問題提起して,TOSSランドのサイトに入れたのだが,最近は,本場のアメリカの絵本にも登場している。
川勝平太氏からは「先生,漢字ポルトガル語まじり文でやってください」と言われた。
第六は,分析批評による「伝統的文化」の授業。
第七は,幼児の遊びの三段階に対応する「言語文化」。
第八は,暗唱(暗写あるいは暗書)と脳科学とを関連させた授業。
第九は,「切れてしまう,発達障害の子」が「がまん」ができるようになる「伝統文化教具」の授業。
第十は,伝統文化とパロディ。
などをフランス料理を食べながら考えていた。どれも面白そうなのだが,よく考えれば他にもあるかもしれない。
読者の皆さんは,どれを見てみたいだろう。何かの折にご高覧をいただければと思う。
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- 明治図書