- 特集 ICT活用時代にこそおさえたい!板書&ノート指導
- 1 ICT活用時代にこそおさえたい!板書&ノート指導の基礎基本
- キーワードは「思考過程」と「学びの蓄積」
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- 2 変化に対応!板書づくりのスタンダード&アドバンス
- 関係論的な見方・考え方を鍛える板書づくり
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- 3 有田和正先生直伝!「思考の作戦基地」としてのノート指導
- 「はてな?帳」は,考えたことの貯金通帳だ!
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- 4 達人直伝! 目からウロコの板書づくりアイデア
- 小学校/ICT活用の思考過程を板書に残す
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- 中学校・高等学校/対立構造の可視化により納得解を創造する社会科へ
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- 5 1人1台端末を普段使いにする!GIGAスクール時代の板書&ノート活用
- 小学校/板書とノートは普段使いできていますか?
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- 中学校/「共通理解事項」と「共有したい事項」を使い分けよう!
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- 6 【授業最前線】板書写真で授業が見える!私のお薦め授業プラン 小学校
- 3年 すごい!楽しい!社会!と思える工夫を
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- 4年 比較・関連付けを促す板書で深い学びに
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- 5年 【我が国の国土の様子と国民生活】デジタルとアナログのバランスを考える
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- 5年 【我が国の工業生産】食料品の「企業間サプライチェーン」を可視化する
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- 6年 【我が国の政治の働き】論争問題学習の足がかりとなる板書のあり方〜小学校政治学習で,当事者意識はどのように育めるのか
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- 6年 【武士による政治のはじまり】思考を可視化・整理する板書(導入&終末)
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- 7 【授業最前線】板書写真で授業が見える!私のお薦め授業プラン 中学校
- 地理的分野 【世界の様々な地域】ハイブリッドとユニバーサルデザイン
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- 地理的分野 【日本の様々な地域】最小限の板書で各自のノートに工夫の余地を
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- 歴史的分野 【近世までの日本とアジア】ICT活用場面で生徒が「使える」板書&ノート指導を
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- 歴史的分野 【近現代の日本と世界】第一次世界大戦の始まりは地図から
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- 公民的分野 【私たちと経済】外部不経済の効率的な解決策〜法規制,コースの定理,ナッジ
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- 公民的分野 【私たちと政治】選挙の課題を解決する方策案を検討する
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- 8 【授業最前線】板書写真で授業が見える!私のお薦め授業プラン 高等学校
- 地理 生徒・教師で共有する板書〜地球的課題と国際協力の単元を事例として
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- 歴史 プリントで情報をまとめる技能を鍛える授業
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- 公民 ジェンダー・バイアスを「見える化」する授業の実践
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- 最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第40回)
- 「単元で考える」授業づくりB
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- 1人1台端末も有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第40回)
- 社会科で論理的思考を育てる
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- 〜3年生「市の様子」〜
- 「個」の学びを豊かにする!社会科「個別最適な学び」への挑戦 (第4回)
- 子どもをさぐるための教師の記録方法
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- 100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第28回)
- 「産物」地理を克服し,「地理的な見方・考え方」を鍛える農業学習
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- 〜地理〜
- Google Workspace for Educationで実現する 社会科授業アップデート (第4回)
- ICTを用いて自己有用感を高める
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- 〜[学年・単元]高等学校:公民(現代社会)・歴史(世界史) [使用ツール]Googleフォーム,Google Classroom,Googleスライド,Googleスプレッドシート〜
- 言葉を磨けば授業も変わる!社会科「発問」テクニック (第4回)
- 資料から思考を深化させる「発問」
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- 地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第28回)
- 豪華な地下宮殿(景観)
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- 最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第34回)
- 他教科・他科目との連携や多様な資料を用いた実践(2)
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- 〜「弥生時代」とは?(地学Iとの連携)その@「時代区分」―「時期区分」は「定められているもの」ではなく,根拠に基づいて「決めるもの」〜
- 指導と評価を一体化!つまずきから考える公民PDCA授業プラン (第4回)
- 思考の構造図を活用した論理的・合理的な価値判断@
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- 〜C 私たちと政治〜
- 見方を変えると世界が変わる!「考えたくなる」社会科授業 はじめの一歩 (第4回)
- 「素材」から「教材」へ 見つけた教材の検討方法
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- 18歳市民時代の社会科教育 授業づくりのスタンダード (第4回)
- 社会科教師は社会的課題を教材化するにあたり何に留意すべきか
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- 〈全国社会科教育学会の広場 私の論点・私の授業〉民主主義社会と社会科における多様性と包摂―分断が進む社会の中での教育的使命とは― (第4回)
- システム・デザイン思考と社会科授業
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第292回)
- 鹿児島県の巻
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- 編集後記
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編集後記
社会科授業に欠かせない指導スキルとして挙げられるものに、板書づくりやノート指導があります。コロナ禍などの影響もあり、学校を取り巻くICT環境は、ここ二年で大きく変わりました。それに伴い、板書やノートの扱いについても、変化してきている部分もありますが、その重要性は変わらないものがあると思います。
気付きを得る場面、協働して考えを形成していく場面などでは、板書は有効です。学習の流れについて板書を通して捉えることもでき、一人ひとりの学び方に差が生じる点などを補完するといった、学習全体を支える意味もあります。
もちろん、1人1台端末の活用にあたって、板書やノートにあたるものを、その見せ方や指導の方法も含め変化させていく、そのような取組も生まれています。板書画像を配信して、という形もありますが、元になる板書の書き方いかんでは、授業自体が崩れてしまう、そんなケースもあるようです。
また、ノート指導についても、思考を整理していくために活用していく取組なども含め、学校環境に応じて、多種多様なアイデアが生まれてきています。
そこで7月号では、ICT活用が進んできている今だからこそ、改めて板書とノート指導のあり方について、ご提案をいただけたら、と考えました。
その基礎基本や、位置付けとこれからの取り組み方、授業での活かし方について、ご提案いただきました。
/及川 誠
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- 明治図書
- 教師が教えたいと思う教育内容をいかにして子どもに伝えるか、そのツールの一つとして板書は欠かせないものだと分かりました。2023/5/2220代・中学校教員
- ICTの活用やタブレットの導入で板書の使い方が変わってきていると感じます。特集で、共通理解事項、共有事項と書かれており、今後の使い分けの参考になりました。2022/9/640代・学年主任
- ICTに関する書物は世の中に溢れているが、この時代に板書とノートを取り上げた本はなかったので参考になった。2022/8/3120代・中学校教員
- 授業はパワーポイントで進めるという形で定着してしまっているが、板書も効果的に使うことで生徒の考えが可視化され、理解などが深まるというのはある意味目から鱗だった。2022/8/820代・高校教員
- 有田和正先生の教育実践を知ることができる機会があるのは貴重です。授業ノートの参考にしたいです。2022/6/1940代・小学校教員