社会科教育 2022年8月号
協働的な学びを深める!ペア・グループ学習アイデア

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社会科教育 2022年8月号協働的な学びを深める!ペア・グループ学習アイデア

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ジャンル:
社会
刊行:
2022年7月6日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年4月17日
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目次

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特集 協働的な学びを深める!ペア・グループ学習アイデア
1 「令和の日本型学校教育」で求められる社会科授業でのペア・グループ学習とは
協同学習と協調(協働)学習の違いを10の問いで押さえる
峯 明秀
2 1人1台端末を生かす!効果的な社会科授業のペア・グループ学習
1人1台端末で協働的な学びを生む学習デザイン
朝倉 一民
3 ペア・グループ学習 成功に向けた場面別ポイント
小学校/「個の学び」が重なる「協働的な学び」にする
若松 俊介
中学校/一人ひとりが所属感や自己有用感をもち,集団をも向上させるグループ学習
三枝 利多
高等学校/生徒たちの自主性・主体性を大切に!
泉 貴久
4 ペア・グループ学習における評価の在り方
グループでの学びを支援する学習評価の在り方
岡田 昭彦
5 協働的な学びを深める!ペア・グループ学習アイデア 小学校
3年 子どもの中にあるものと社会科をつなぐ
恒川 徹
4年 【都道府県の様子・人々の健康や生活環境を支える事業】「探究」すべき項目を明確に,繋がりに気づかせる
松村 淳
4年 【自然災害から人々を守る活動・県内の伝統や文化,先人の働き】目的のある活動が協働的な学びの効果を高める
樋渡 剛志
5年 【我が国の国土の様子と国民生活】問いとペア・グループトークで培う社会的思考
石井 芳生
5年 【我が国の国土の自然環境と国民生活との関連】二段階の協働で「よりよい解決策」を見いだす
椎井 慎太郎
6年 【我が国の政治の働き】子どもの意識をゆさぶることが成功の秘訣
山下 真一
6年 【我が国の歴史上の主な事象】ロールプレイング「むらからくにへ」
平川 公明
6 協働的な学びを深める!ペア・グループ学習アイデア 中学校
地理的分野 【世界の様々な地域】ジグソー的資料の読み取りと学習課題の工夫
小澤 裕行
地理的分野 【日本の様々な地域(九州地方)】社会科ではチームとしての達成を目指す経験を
柴田 康弘
歴史的分野 【近世までの日本とアジア】協働的な学びを通して,多様な価値観の形成を目指す授業プラン
林 大志郎
歴史的分野 【近現代の日本と世界】講義とペアワークを統合して効果を高める
出口 善明
公民的分野 【私たちと経済】パフォーマンス課題を活用した財政と社会保障の実践
佐藤 勝久
公民的分野 【私たちと国際社会の諸課題】生徒の考えを生かす「ミニ・ホワイトボード」を活用した授業の展開
鈴木 文人
7 協働的な学びを深める!ペア・グループ学習アイデア 高等学校
地理 簡単!時間をかけずにできるペアディベートに取り組もう
宮嶋 祐一
歴史 対話型論証による歴史概念の構築
美那川 雄一
公民 時空を超え,効率的に,深く学ぶ,愉しく学ぶ!
藤牧 朗
最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第41回)
「単元で考える」授業づくりC
小倉 勝登
1人1台端末も有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第41回)
源平の合戦と鎌倉幕府成立を面で捉える
朝倉 一民
〜6年生「源平の合戦」〜
「個」の学びを豊かにする!社会科「個別最適な学び」への挑戦 (第5回)
子どもの個性が表れる子どもによる記録
宗實 直樹
100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第29回)
「治水の恩人」デ・レーケ〜日本の川を甦らせたオランダ人
河原 和之
〜歴史(SDGs・防災)〜
Google Workspace for Educationで実現する 社会科授業アップデート (第5回)
Google Workspace for Educationで地図記号を発案!
高橋 茉奈
〜[学年・単元]小学校4年生:地図の見方〜発展編〜 [使用ツール]Google Classroom,Google Jamboard,Googleフォーム,Googleスプレッドシート,Googleスライド〜
言葉を磨けば授業も変わる!社会科「発問」テクニック (第5回)
社会的事象の深部に迫る「発問」
中村 祐哉
地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第29回)
都市と郊外 生活が見える学習を(景観,空間的相互依存作用)
吉水 裕也
最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第35回)
他教科・他科目との連携や多様な資料を用いた実践(2)
藤野 敦
〜「弥生時代」とは?(地学Iとの連携)そのA画期を見いだす多様な視点―根拠を踏まえた時期区分の考察は,その時期の特色の考察となる〜
指導と評価を一体化!つまずきから考える公民PDCA授業プラン (第5回)
思考の構造図を活用した論理的・合理的な価値判断A
山ア 淳史
〜C 私たちと政治〜
見方を変えると世界が変わる!「考えたくなる」社会科授業 はじめの一歩 (第5回)
多角的なものの見方の大切さと教材を支える「客観」「実感」「共感」
粕谷 昌良
18歳市民時代の社会科教育 授業づくりのスタンダード (第5回)
「問い」を重視する社会科授業とはどのような授業を指すのだろうか
唐木 清志
〈全国社会科教育学会の広場 私の論点・私の授業〉民主主義社会と社会科における多様性と包摂―分断が進む社会の中での教育的使命とは― (第5回)
インクルーシブな社会について考える 初等社会科授業づくり
野元 祥太郎
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第293回)
宮城県の巻
谷口 和也
編集後記
中野 真実

編集後記

 小誌二〇二〇年八月号「対話的な学びを!『ペア・グループ学習』成功の秘訣」では,「対話」ということを論点に据えた様々なペア・グループ活動について各学校種の先生方に授業プランを紹介いただきました。刊行後に多くの反響をいただき,読者の先生方の本テーマへの関心・意欲の高さを,改めて実感いたしました。

 前号の刊行から二年近くが経過した今,感染症(新型コロナウイルス)の蔓延,GIGAスクール構想の実施,そして二〇二〇年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の提唱など環境変化・新たな議論の展開が進みました。「令和の日本型学校教育」のすがたとして「個別最適な学び」そして「協働的な学び」の一体的な充実が挙げられています。社会科はペア・グループ学習による協働的な学びを展開する場面も多く,今の情勢を踏まえたこれからの「ぺア・グループ学習」の在り方について考えていくことが大切になるのではないかと考えました。

 そこで本号では「協働的な学びを深める!ペア・グループ学習アイデア」と題して,これからの学びとして求められるペア・グループ学習の在り方やICT端末の活用,評価,そして具体的な授業プランについて読者の先生方にご紹介頂ければと企画いたしました。


   /中野 真実

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 協同的な学習と協同学習との違いがわかりました。また、個別最適な学習の中で求められるものも確認することができました。
      2022/10/1440代中学校教諭
    • 私の高校ではペアグループを取り入れるという意識が希薄である。今号を参考に何か一つでも取り入れたい。
      2022/9/1920代・高校教員
    • ペア、グループ学習とは、からアイデアの例まで書かれていて、今後の授業の参考になった。
      2022/9/540代・中学校教員
    • ICT化が進むと返ってグループワークを取り入れにくくなってきた。その対策になったと思う。
      2022/7/3020代・中学校教員
    • 協同学習と協働学習の違いを理解することができた。記事の中に、「本書四月号で紹介」とあったが、「二月号」の間違いではないでしょうか。
      2022/7/1730代・中学校教員

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