社会科教育 2022年9月号
子どもを歴史好きにする!見方・考え方を働かせる歴史授業

C761

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社会科教育 2022年9月号子どもを歴史好きにする!見方・考え方を働かせる歴史授業

紙版価格: 850円(税込)

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紙版の次号発売月に刊行する予定です

ジャンル:
社会
刊行:
2022年8月2日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年8月16日
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目次

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特集 子どもを歴史好きにする!見方・考え方を働かせる歴史授業
1 子どもを歴史好きにする!見方・考え方を働かせる歴史授業づくりの基礎基本
歴史を探究し,表現する歴史授業への転換に向けて
宇都宮 明子
2 「覚える→考える」へ転換する歴史授業デザイン―見方・考え方をどう働かせるか
子どもとともに関連する歴史事象を少し長い射程で探究
米田 豊
3 研ぎ澄ませ!子どもが自ら見方・考え方を働かせるための「問い」づくり―何に着目してどのような問いを設けるか
段階を踏んで「見方・考え方」を武器にする
川端 裕介
4 歴史的思考力の視点から考えるこれからの歴史授業―知的好奇心を喚起する授業デザイン
新しい歴史的思考力と学習レリバンス
宮本 英征
5 グローバルヒストリーとこれからの歴史授業―世界の見え方はこう変わる
歴史を「私たち」に取り戻す
二井 正浩
6 【授業最前線】子どもを歴史好きにする!見方・考え方を働かせる歴史授業プラン 小学校
旧石器時代 地域の旧石器時代を教材とした,歴史学習の導入
小森 牧人
奈良〜平安時代 「道」を中心に据えた歴史学習で社会的見方を活用し鍛える
西尾 諭
安土桃山時代 町づくりから天下統一を考える
石元 周作
江戸時代 1つの視点を軸にして複数の時代を捉える
谷川 直樹
明治時代 歴史的な見方,考え方を働かせて歴史事象を多角的に探究する授業
坪井 陽佑
昭和時代 象徴的な事象を身近な視点から捉える
小林 禎
7 【授業最前線】生徒を歴史好きにする!見方・考え方を働かせる歴史授業プラン 中学校
縄文〜飛鳥時代 「問い」に着目した歴史の授業づくり
中村 広登
奈良時代 ロイロノートを活用した連続パフォーマンス課題の授業
立石 俊夫
室町時代 我々は室町文化の中にある
日下部 和広
安土桃山時代 時代観を揺さぶり,見方・考え方を鍛える授業
山本 敬典
江戸時代 問い返しと「つながりマップ」で,構造的に考えさせる
宇佐美 健
明治時代 概念地図と動機付けに関する諸理論を取り入れた学習
石原 浩一
昭和時代 石油危機における「買い占め」をとおして行動経済学の見方を習得,活用する授業モデル
大津 圭介
8 【授業最前線】生徒を歴史好きにする!見方・考え方を働かせる歴史授業プラン 高等学校
日本史(日本史探究) 松下村塾〜この陋屋から志士は誕生した〜
土井 浩
日本史(歴史総合) 日本はハル・ノートを受けいれられるか
糸井 仁
世界史(世界史探究) 教科横断学習で世界史を領域展開!「際」と「体験」を意識した世界史探究のデザイン
相川 浩昭
世界史(歴史総合) 知識を担保しつつ思考力を育成する歴史授業
大木 匡尚
最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第42回)
小倉 勝登
1人1台端末も有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第42回)
朝倉 一民
「個」の学びを豊かにする!社会科「個別最適な学び」への挑戦 (第6回)
宗實 直樹
100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第30回)
河原 和之
Google Workspace for Educationで実現する 社会科授業アップデート (第6回)
中川 琢雄
言葉を磨けば授業も変わる!社会科「発問」テクニック (第6回)
中村 祐哉
地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第30回)
吉水 裕也
最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第36回)
藤野 敦
指導と評価を一体化!つまずきから考える公民PDCA授業プラン (第6回)
行壽 浩司
見方を変えると世界が変わる!「考えたくなる」社会科授業 はじめの一歩 (第6回)
粕谷 昌良
18歳市民時代の社会科教育 授業づくりのスタンダード (第6回)
唐木 清志
〈全国社会科教育学会の広場 私の論点・私の授業〉民主主義社会と社会科における多様性と包摂―分断が進む社会の中での教育的使命とは― (第6回)
伊藤 公一
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第294回)
滋賀県の巻
岸本 実
編集後記
及川 誠

編集後記

 ロシアによるウクライナ侵攻により,二一世紀にこのようなことが起きるのか,と子どもの将来にも不安を覚えるような状況が続いています。現在起きていることをどうとらえ,考えるか。歴史を紐解くことは,その際に大きなヒントを与えてくれます。

 歴史には,流れがあり,一つ一つがバラバラの事象のように見えても,実はつながっていたりすることが多くあります。そのつながりが分かると,歴史に対する興味が一層わき,また表面だけをとらえていては分からないことが,見えてくることもあるのだと思います。子どもたちが「当たり前」のようにとらえている歴史にもこのような見方がある,という視点を与えることは,とても重要です。

 このような情勢だからこそ,改めて,子どもたちが歴史に興味を持って触れ,自分なりの見方や考え方を持ち,今起きていることを自分の視点で考えることができるような,歴史授業づくりが求められているのかもしれません。

 また,その際に気になるのが,教科に対する受け止めです。各所で行われている『小学生児童の好きな教科ランキング』などでは,残念ながら,社会科は下位に沈むことが少なくないようです。「覚えることが多い」「内容が難しい」「何のためになるか分からない」などの理由があるようです。

 是非興味を持ったことをきっかけに歴史に少しでも多く触れてもらい,子どもたちなりの見方・考え方を培って欲しいと願います。

 そこで本号では,「見方・考え方を働かせる歴史授業」をテーマに,子どもたちの知的好奇心を呼び起こす歴史授業づくりのアイデアについて,ご提案いただきました。


   /及川 誠

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