社会科教育 2021年6月号
考え方・解き方が身につく!読解力を鍛える授業デザイン

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社会科教育 2021年6月号考え方・解き方が身につく!読解力を鍛える授業デザイン

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ジャンル:
社会
刊行:
2021年5月6日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年6月21日
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目次

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特集 考え方・解き方が身につく!読解力を鍛える授業デザイン
1 考え方・解き方が身につく!読解力を鍛える授業デザイン
関係性を読み解く授業デザインに
關 浩和
2 1人1台端末時代に何を教えるか―子どもの読解力が急落している理由と社会科における情報活用能力
社会科の目標達成ために,情報活用能力育成を
近田 博信
3 社会科で求められる読解力とは―地力を鍛える指導スキル
統計・地図活用能力
情報の読み取りから「意味が分かる」指導に向けて
小谷 恵津子
史料読解能力
三段階の史料読解能力と,各段階の指導法を論じる
池尻 良平
批判的思考能力
社会科授業における批判的思考育成の課題
木村 勝彦
4 習得型学習と探究型学習のバランスから考える!「読解力」育成の方法
習得と探究の質を高めるカリキュラム開発
井寄 芳春
5 アメリカの社会科教育から学ぶ!深い学びのための探究デザインモデル
ポイントは教え方ではなくカリキュラム
原田 智仁
6 【授業最前線】考え方・解き方が身につく!読解力を鍛える授業デザイン 小学校
3年/探究過程を二回辿らせる―地域教材から地域教材や教科書教材へ―
西尾 諭
4年/【自然災害から人々を守る活動】「社会がわかる!」―社会的読解力を育てる社会科授業―
井上 伸一
5年/【我が国の国土の様子と国民生活・我が国の農業や水産業における食料生産】インプット・アウトプットを意識した授業デザイン
近江 祐一
5年/【我が国の工業生産】子供たちに,どのように資料を活用させて,解き方・考え方を身に付けさせるのか!!
田内 利美
6年/【我が国の政治のはたらき・グローバル化する世界と日本の役割】優れた発問で読解力を鍛える
香川 稔
6年/【我が国の歴史上の主な事象】どう見ていくか,紐付けして,つなげて資料から想像する授業
紺野 悟
7 【授業最前線】考え方・解き方が身につく!読解力を鍛える授業デザイン 中学校
地理的分野/【世界の様々な地域】事実(根拠)や既有知識から生まれる問いによって学びを深める
小田 修平
地理的分野/【日本の様々な地域】読図指導は意図をもった地図活用から
久山 将弘
歴史的分野/【近世までの日本とアジア】学びを生かして多面的・多角的な思考活動へ
上ノ町 亮一
歴史的分野/【近現代の日本と世界】対話的に考えを紡ぎ合う学びを!
柴田 康弘
公民的分野/【私たちと現代社会・私たちと経済】多面的・多角的思考と読解力を育てる授業を考える
下前 弘司
公民的分野/【私たちと政治・私たちと国際社会の諸課題】「緊急事態宣言」を教材化する―PISA型読解力の前に―
山形 友広
8 【授業最前線】考え方・解き方が身につく!読解力を鍛える授業デザイン 高等学校
地理/構造的な知識・理解から読解力を高める「地理総合」―アマゾンの森林開発から持続可能性を考える―
原山 拓也
歴史/史料の読解力を鍛え「歴史リテラシー」の学びへつなぐ
竹田 和夫
公民/公民科の見方・考え方を働かせ「読解力」を鍛える授業の工夫
塙 枝里子
最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第27回)
第3学年内容の整理A
小倉 勝登
デキる人はやっている!社会科教師の仕事術―明日から使える3つのポイント― (第3回)
@アンテナを張る/A記録をとる/B本とのつきあい方
宗實 直樹
100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第15回)
公民/身近な銀行がなくなる日
河原 和之
〜切実性をもち「少子高齢社会」に対峙する授業〜
伝説の教師・有田和正先生直伝!追究の鬼を育てる授業づくり (第3回)
有田流「ネタ」開発ノウハウ
古川 光弘
1人1台端末も有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第27回)
最終処分場があと16年! どういうこと?
朝倉 一民
〜4年「ごみのゆくえ」〜
社会生活に生かす視点で考える!「深い学び」を生み出す社会科授業づくり (第3回)
「レジ袋の有料化」について考える
梅澤 真一
〜」〜
地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第15回)
住宅供給は効率優先?(場所,空間的相互依存作用)
吉水 裕也
最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第21回)
資料の活用とそのねらい(3)
藤野 敦
〜「デジタル化された資料」の活用に向けて〜
18歳市民時代の公民教育 授業づくりのスタンダード (第3回)
18歳市民にはどのような資質・能力が必要なのか
唐木 清志
〜18歳市民に必要な資質・能力を,「主体性」「協働性」「創造性」という三つの観点から説明する。〜
〈全国社会科教育学会の広場 私の論点・私の授業〉社会科教育の責任―教育に対する広範な要求にどのように向き合うか― (第3回)
社会科教育のジェンダー主流化を
小浜 正子
銅像からわかる!つれづれ社会科散歩ガイド―目からウロコの教材づくり― (第3回)
碧海台地を豊かな農地へ変えた都築弥厚の功績に学ぶ
寺本 潔
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第279回)
東京都の巻
石橋 昌雄
編集後記
及川 誠

編集後記

 小学校に続いて中学校でも新指導要領での授業づくりが始まり,コロナ禍による制限はあるものの,学校現場では先生方の様々な工夫により,主体的・対話的で深い学び,見方・考え方などのキーワードに添った授業づくりが始められています。

 そのような中でも,社会科は,未だに「暗記科目」のように捉えられてしまう向きがあります。朝倉一民先生は,この原因の一つとして,地図や地球儀をうまく活用できていないことを挙げられています。

 例えば四年生の「都道府県の名称と位置」で,単に知識として都道府県を覚えるのではなく,自動車の産地として有名な愛知県については,地図帳で確認すると高速道路が貼り巡らされ,様々な港とつながっているのがわかること,しかも木曽三川の流域は海抜0m地帯であり,広く田園地帯が広がっていることも地図からとらえられ,港からアメリカとまでの距離を問う質問などからも,「空間的な見方・考え方」を鍛えられる,と述べられています。

 大学の入試改革では,単なる知識を問う問題ではなく,考え方を問う問題などが増えてきていますが,問題文の意味自体をうまくとらえられなかったり,知識はあるけれども,背景も含めた表現がうまくできないといった課題も出てきているようです。

 そこで六月号では,「考え方・解き方が身につく!読解力を鍛える授業デザイン」をテーマに,社会科,地歴科・公民科において,知識の暗記だけではなく,考え方や事象の読み解き方,問題の本質をとらえる読解力を身につける授業をデザインしていくには,どのような取り組みが大切なのか。その考え方とアイデアを,全国の先生方よりご紹介いただきました。


   /及川 誠

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 社会科授業デザイン三十箇条の心得がとても役に立ちます。コピーしてはりつけておこうと思います。
      2021/6/130代・中学校教員

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