- 特集 授業が100倍楽しくなる 子どもが夢中になる仕掛け大全
- 1 提言 子どもが夢中になる社会科の授業づくり
- 楽しさを社会認識内容とともに育てる
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- 2 社会科嫌いな子どもが夢中に! 授業づくりの仕掛け術
- 【仕掛け1 教材研究・準備】授業デザインそのものが仕掛け術!
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- 【仕掛け2 板書】考えたくなる課題と板書の構造化で夢中になる授業をつくる
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- 【仕掛け3 発問】動機付けと方向付けの発問で,生徒の夢中を引き出す!
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- 【仕掛け4 指示】意思決定で授業への参加意識を高め,問題解決を夢中にさせる
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- 3 授業がもっと面白くなる 社会科ゲーム&アクティビティ
- 小学校 いつの間にか子どもが社会科好きに!
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- 中学校 社会的事象の「関連付け」をねらいとしたゲーム
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- 4 「解いてみたい」の声があがる! とっておきクイズ
- 3・4年 考える間も.答えを知ってからも楽しい
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- 5・6年 学びが広がるきっかけになるクイズ
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- 地理 身近な地域から日本の国土へ
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- 歴史 クイズで充実させる課題を設けて行う歴史学習
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- 公民 サラリーマン川柳を教材にして
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- 5 1人1台端末時代! すぐに使えるICT活用アイデア
- 小学校 ICT活用で問題解決のプロセスを可視化・共有化する〜学びの地図と学びの記録〜
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- 中学校 ICTを活用した地歴公民横断のプロジェクト型学習
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- 高等学校 世界史バーチャル遺跡探検!
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- 6 授業が100倍楽しくなる 仕掛け術&授業プラン 小学校
- 3年 (身近な地域や市区町村の様子)学区域絵地図の活用 学校ホームページの活用・学校支援本部との連携
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- 4年 「どっちスピーチ」から課題追究へ
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- 5年 マグロに焦点を絞った水産業の学習
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- 6年 「感じる」歴史学習〜協力姿勢の肯定から〜
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- 7 授業が100倍楽しくなる 仕掛け術&授業プラン 中学校
- 地理的分野 「地理的な見方・考え方」を働かせる参加型学習
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- 歴史的分野 一人一人に役割がある全員参加型の授業
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- 公民的分野 パフォーマンス課題で「国際社会」の学習
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- 8 授業が100倍楽しくなる 仕掛け術&授業プラン 高等学校
- 地理 災害時の避難経路を実感させるためには
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- 歴史 「学習課題」の論述を柱にすえた授業
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- 公民 「差別」はどの様に生まれるのか?
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- 最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第28回)
- 第4学年内容の整理@
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- デキる人はやっている!社会科教師の仕事術―明日から使える3つのポイント― (第4回)
- @授業づくりは社会科の本質に即した明確な目標設定を!/Aより良い授業づくりのために同僚と頻繁な情報共有を!/B常日頃から教材づくりのための情報収集を欠かさずに!
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- 100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第16回)
- 地理/料理から考えるヨーロッパの農業
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- 〜「位置」「分布」「人間と自然環境の相互依存関係」に関わって〜
- 伝説の教師・有田和正先生直伝!追究の鬼を育てる授業づくり (第4回)
- 有田社会科のネタや発問は,日本中どの教室でも通用する!
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- 1人1台端末も有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第28回)
- 三内丸山遺跡から縄文時代を徹底分析!
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- 〜6年生「縄文のむら」〜
- 社会生活に生かす視点で考える!「深い学び」を生み出す社会科授業づくり (第4回)
- 「ペットボトルかアルミ缶」どちらを買いますか
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- 地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第16回)
- 空間の履歴を読む(景観)
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- 最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第22回)
- 資料の活用とそのねらい(4)
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- 〜生涯学習へのつながりの視点から〜
- 18歳市民時代の公民教育 授業づくりのスタンダード (第4回)
- 18歳市民に必要な「社会を見る目」とは何か
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- 〜18歳市民に必要な「社会を見る目」について,「ジェンダーギャップ」を事例に考えてみる。〜
- 〈全国社会科教育学会の広場 私の論点・私の授業〉社会科教育の責任―教育に対する広範な要求にどのように向き合うか― (第4回)
- 公民としての資質・能力の中核をなす「社会的判断力」の育成
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- 銅像からわかる!つれづれ社会科散歩ガイド―目からウロコの教材づくり― (第4回)
- 幕末に京都を駆け抜けたイケメン武士,桂小五郎像
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第280回)
- 青森県の巻
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- 編集後記
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編集後記
「魔の六月」。
学級経営を考える際に度々聞かれるようになった言葉です。この言葉の通り,六月は新しい生活に慣れてきた子供たちのなかにほんの少しの気のゆるみが生じてくるころかと思われます。ひとりひとりの小さなゆるみも,クラス全体で生じてしまえば授業にも影響し,「どう準備・指導をしても,いまいち子供たちが真剣に取り組んでくれない」と悩む先生方も多いのではないかと思います。
加えて社会科は長年にわたり“人気のない”教科という調査結果もあります(ベネッセ教育総合研究所「第5回学習基本調査」より)。改めて,この中だるみの時期に,子供たちに夢中になって取り組んでもらうにはどうすればよいのか,を考えていく必要があるのではないでしょうか。
授業内容へ夢中になるよう子供を惹きつける術については,教材研究から,発問・板書などの指導技術,さらに趣向を凝らしたゲームを取り入れてみるなど,さまざまあると考えられます。そこで本号では「仕掛け大全」というテーマで,多くの趣向を凝らした授業実践をまとめられれば,と企画いたしました。
「六月だから」「社会科は人気がないから」……とあきらめてしまう前に,教師自身も楽しく授業ができるような授業ワザをご紹介頂きました。
/中野 真実
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- 明治図書
- 社会嫌いな子供にフォーカスを当て、授業がより楽しくなるような授業案が紹介しており、ためになりました。2022/3/1320代・中学校教員
- 縄文時代は土器などであっさり終わりがちだが、実際の遺跡からなぜ、どうやって、をICTも利用しながら考えられる。2021/6/20アケミ
- ポイントとなることがわかりやすいレイアウトになっていて、文章で書かれているだけのいつものレイアウトよりわかりやすかったです。これで続けてもらえたら嬉しいです。2021/6/1330代・中学校教員