- 特集 指導と評価を一体化!学習評価&授業づくりガイド
- 1 3観点の学習評価の考え方と留意点
- 小学校/単元の評価規準を設定する
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- 中学校/中長期の学習の展望と,日々の授業を踏まえた視点をもった評価計画を
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- 2 「内容のまとまり」ごとに長期的な視点で行う評価規準作成と評価のポイント
- 「内容のまとまり」ごとにパフォーマンス課題を組み込んだ評価計画の作成と評価
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- 3 評価方法の工夫と授業への生かし方
- 「学力としての評価」の視点で授業が変わる
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- 4 子どもの育ちをどうとらえる? 「主体的に学習に取り組む態度」見取りと評価の工夫
- 評価の妥当性と信頼性の確保を
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- 5 指導と評価を一体化! 指導&評価計画作成と授業づくり
- 小学校社会/指導と評価の一体化実現への三つのポイント
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- 中学校社会/まとまり・分野を越える指導と評価の新計画
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- 6 学力テスト改革に打ち勝つ! 授業改善につながるパフォーマンス評価
- 「書くこと」を通して高次の学力をすべての子どもに
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- 7 【授業最前線】新しい評価規準を生かす授業づくり 小学校
- 3年/身近な地域や市区町村の様子・地域に見られる生産や販売の仕事・地域の安全を守る働き・市の様子の移り変わり
- 地域への「愛情」を育み,「じっくりと考える」子を育てる
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- 4年/人々の健康や生活環境を支える事業
- 自分の生活をもとに,「ごみの処理の今と未来」を考える
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- 4年/自然災害から人々を守る活動
- 新しい評価の考え方で,新単元「自然災害から人々を守る」の授業をつくる
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- 5年/我が国の農業や水産業における食料生産
- 主体的に学習に取り組む態度をみとる一手
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- 5年/我が国の国土の自然環境と国民生活との関連
- 自然災害からみんなの命を守る!
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- 6年/グローバル化する世界と日本の役割
- 社会事象と自己をつなぎ意味を考える子ども
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- 6年/我が国の歴史上の主な事象
- 問いの構造をデザインすることで,歴史と現代をつなげられるか
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- 8 【授業最前線】新しい評価規準を生かす授業づくり 中学校
- 地理的分野/世界と日本の地域構成
- 「評価規準(例)」を「実際の授業に照らし合わせて」具体化する
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- 地理的分野/世界の様々な地域
- 「なぜ?」からはじまる主体的な探究活動で三観点をしっかり評価
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- 地理的分野/日本の様々な地域
- オンライン教育ツールを活用した評価方法
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- 歴史的分野/歴史との対話(源平合戦の実践を例に)
- 全員参加で一つの物語を作り上げる授業
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- 歴史的分野/近世までの日本とアジア
- 単元シートの活用で評価を効果的・効率的に
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- 歴史的分野/近現代の日本と世界
- その時代に引き込ませるネタから考えさせる
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- 公民的分野/私たちと経済
- ブラックサンダーの奇跡!
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- 公民的分野/私たちと国際社会の諸問題
- 形成的評価を重視したSDGsに関わる学習
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- 最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第21回)
- 学習評価場面の精選
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- スペシャリスト直伝!授業がもっとうまくなる社会科授業スキル (第9回)
- 子どもたちが学習用語を身に付けるスキル
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- 100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える中学社会 大人もハマる最新授業ネタ (第9回)
- 徳島県上勝町カフェの挑戦〜循環型経済をめざして〜
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- 〜地理・公民(SDGs)〜
- 新学習指導要領 社会科授業デザイン&評価のポイント (第9回)
- 社会科の授業デザイン(3)
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- ICTも有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第21回)
- 3年生「事故や事件からくらしを守る」
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- 〜GIGAを意識した社会授業をつくろう〜
- 見方・考え方を働かせる!単元を貫く学習課題でつくる中学社会ワーク (第9回)
- 選択や配分に着目して意思決定を目指す学習
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- 〜中学公民「理想の働き方」〜
- 地理大好きな子どもを育てる!見方・考え方を鍛える地理授業デザイン (第9回)
- 時差の計算? なぜその標準時を設定しているのかを考えよう(位置,空間的相互依存作用,地域)
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- 最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第15回)
- いわゆる「歴史的思考力」と「社会的事象の歴史的な見方・考え方」の関係(2)
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- 学びと社会がリアルにつながる!SDGsの視点でつくる公民授業 (第9回)
- 「目標12 つくる責任つかう責任」をどう教材化するか
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- 社会科における深い学びの実現とは (第9回)
- 内容・方法の両面からのアプローチで「深い学び」の実現を図る「日本の地方創生」を提案する授業実践
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- 銅像からわかる!つれづれ歴史散歩ガイド―目からウロコの教材づくり― (第9回)
- 盲導犬サーブと名犬チロリ像にみる社会福祉の大切さ
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第273回)
- 奈良県の巻
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- 編集後記
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編集後記
小学校では令和二年度から全面実施となった今回の学習指導要領では,各教科等の目標及び内容が,育成を目指す資質・能力の三つの柱(「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力,人間性等」)に添って再整理され,明確化されました。また,二〇二〇年三月末には国立教育政策研究所教育課程研究センターより「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」が公表されました。
「子ども達にどのような力が身に付いたか」という学習の成果をとらえ,主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を図る,いわゆる「指導と評価の一体化」のための取り組みの実現が目指されています。
二〇二〇年初頭から感染が拡大した新型コロナウイルスの影響により,伝達会や研究会も軒並み見送られている状況で,授業研究・評価に関わる課題は山積していますが,子ども達につけるべき力を念頭に置きながら,授業づくりと評価について考えて取り組んでいくことが,今,改めて求められていることと言えそうです。
そこで本号では「指導と評価を一体化!学習評価&授業づくりガイド」をテーマとして,改めて三観点による学習評価について整理し,またそちらをもとにした授業づくりと評価にはどのように取り組んでいけばよいのかについて,ご提案をお願いしました。
/及川 誠
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- 明治図書
- 新学習指導要領での評価を模索するなかで、さまさまな評価の提案があり、大変参考になりました。2021/1/1930代・中学校教員
- 授業づくりをイメージして読むことができた。社会の授業づくりに苦戦しているので、繰り返し読み直して参考にしている。2021/1/1430代・小学校教員
- 先月号から購読を始めましたがなかなか面白いです。評価についてはちょうど年度末で気になっていました。年度当初に読むほうがいろいろ役立ちそうです。2020/12/420代・中学校教員
- 来年度からの新しい評価基準の準備をしないといけないと、きっかけをつかむことができました。2020/11/2930代・中学校教員