国語教育 2022年1月号
総力大特集 理論×実践で追究する国語の「個別最適な学び・協働的な学び」

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国語教育 2022年1月号総力大特集 理論×実践で追究する国語の「個別最適な学び・協働的な学び」

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ジャンル:
国語
刊行:
2021年12月6日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年1月18日
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目次

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特集 総力大特集 理論×実践で追究する国語の「個別最適な学び・協働的な学び」
「個別最適な学び・協働的な学び」を読み解く
「令和の日本型学校教育」と個別最適な学び・協働的な学び
中教審答申の背景と国語教育の役割
合田 哲雄
「個別化・個性化教育」と個別最適な学び・協働的な学び
子どもの自己決定を大切にする
奈須 正裕
「探究的な学び」と個別最適な学び・協働的な学び
令和の日本型学校教育における「探究する学び」
田村 学
「ICT・1人1台端末」と個別最適な学び・協働的な学び
自由に表現し情報を共有する
赤堀 侃司
「デジタル教科書」と個別最適な学び・協働的な学び
「デジタル教科書+教材」で子供の思考を深め広げる
中川 一史
「『学び合い』」と個別最適な学び・協働的な学び
真の個別最適な学び・協働的な学びとは何か?
西川 純
「インクルーシブ教育」と個別最適な学び・協働的な学び
インクルーシブ教育の視点から国語教育を見直す
鈴木 秀樹
「オンデマンド学習」と個別最適な学び・協働的な学び
自主学習を対面授業に活かす工夫
石堂 裕
国語科の「個別最適な学び・協働的な学び」を追究する
国語科における個別最適な学び・協働的な学び
国語科の特性を生かした個別の指導・支援と授業づくり
冨山 哲也
「話すこと・聞くこと」の授業における個別最適な学び・協働的な学び
鍵となる主体性
長田 友紀
「書くこと」の授業における個別最適な学び・協働的な学び
「考えては書き,書いては考える」の往還を基盤に
樺山 敏郎
「読むこと」の授業における個別最適な学び・協働的な学び
読みの広がりや深まりに注目する
本橋 幸康
「個別最適な学び・協働的な学び」を実現する「話すこと・聞くこと」の授業づくり
小学校/自己決定とフィードバック
「提案しよう,言葉とわたしたち」(光村図書・5年)
吉野 竜一
小学校/自己調整の質を高める“サイクル”を作る
「今,私は,ぼくは」(光村図書・6年)/「聞いてほしい,この思い」(東京書籍・6年)
溝上 剛道
中学校/協働探究型のチーム学習を通して
「魅力的な提案をしよう 資料を示してプレゼンテーションをする」(光村図書・2年)
草間 大史
「個別最適な学び・協働的な学び」を実現する「書くこと」の授業づくり
小学校/“参加”から“活躍”の流れが生まれる教師の役割
「伝えたい,心に残る言葉」(東京書籍・5年)
田中 元康
小学校/表現技法を取り入れて詩を書こう
「さまざまな表現の工夫」(学校図書・6年上)
齊藤 真子
中学校/三年間のまとめとして,「自分史」と「担任の先生を喜ばせる物語」を書こう
「三年間の歩みを振り返ろう 冊子にまとめて,発表会をする」(光村図書・3年)
簑手 明子
「個別最適な学び・協働的な学び」を実現する「読むこと」の授業づくり
小学校/教材と個の読書をつなぐ
「おおきなかぶ」(東京書籍・1年上)
村松 薫
小学校/「個の追究」が重なり合う学びの場づくり
「大造じいさんとガン」(光村図書・5年)
若松 俊介
中学校/資質・能力の育成を軸にした授業構想
「故郷」(光村図書・3年)
三冨 洋介
GIGAスクール時代の国語授業づくり (第10回)
共有による思考の活性化を図る「読むこと」の実践
高井 太郎
学びの本質に迫る 国語科のパフォーマンス課題と評価 (第10回)
パフォーマンス課題において,「役割」・「状況」・「問い」を設定することの意味
山本 はるか
教科書教材で実践! 今月の板書&発問講座 (第10回)
小学1年/「こえに出してよもう(かたつむりのゆめ/はちみつのゆめ)」(光村図書)
岩崎 直哉
小学2年/「おにごっこ」(光村図書)
宍戸 寛昌
小学3年/「言葉でつたえ合う」(東京書籍)
藤井 大助
小学4年/「ウナギのなぞを追って」(光村図書)
山本 真司
小学5年/「「弱いロボット」だからできること」/「テクノロジーが見せる未来」(東京書籍)
小林 康宏
小学6年/「メディアと人間社会」「大切な人と深くつながるために」「プログラミングで未来を創る」(光村図書)
長屋 樹廣
中学1年/「少年の日の思い出」(光村図書)
人見 誠
中学2年/「魅力を効果的に伝えよう 鑑賞文を書く」(光村図書)
上田 浩嗣
中学3年/「いつものように新聞が届いた―メディアと東日本大震災」(東京書籍)
菅原 和朗
青木伸生の国語授業指導スキル大全 (第10回)
語彙の指導スキル
青木 伸生
野口芳宏の国語授業四方山ばなし (第22回)
幼児教育の現場からの学び(上)
野口 芳宏
〜私学の強みに敬服〜
国語教育の実践情報 (第70回)
小学校/令和3年度全国学力・学習状況調査授業アイデア例について
大塚 健太郎
中学校/令和3年度全国学力・学習状況調査「授業アイデア例」の公表
杉本 直美
わが県の国語ソムリエ (第116回)
長崎県
鈴木 慶子
編集後記
木山 麻衣子
今月号 掲載教材一覧

編集後記

 令和3年1月に、「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して〜全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現〜答申」が公表されました。この中では、2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿として、「個別最適な学びと協働的な学びの実現」が提言されています。ここでは、「個別最適な学び」について「個に応じた指導」を学習者の視点から整理した概念とされ、指導の個別化、学習の個性化などの視点とともに示されています。この「個別最適な学び」は「協働的な学び」とともに、どのように捉え、どのように授業改善につなげていけばよいのでしょうか。

 同年3月に出された「学習指導要領の趣旨の実現に向けた個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に関する参考資料」には学習指導要領との関連も踏まえて、「(3)個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」の中で、この2つの学びについて次のように示されています。

 学習指導要領では学校教育を通じて児童生徒が「何ができるようになるか」という各教科等において育成を目指す資質・能力を「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」の3つの柱に整理しています。

 未来の社会を見据え、児童生徒の資質・能力を育成するに当たっては、このような学習指導要領の趣旨を踏まえ、「個別最適な学び」と「協働的な学び」という観点から学習活動の充実の方向性を改めて捉え直し、これまで培われてきた工夫とともに、ICTの新たな可能性を指導に生かすことで、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善につなげていくことが重要と考えられます。

 (略)

 実際の学校における授業づくりに当たっては、「個別最適な学び」と「協働的

 な学び」の要素が組み合わさって実現されていくことが多いと考えられます。例えば授業の中で「個別最適な学び」の成果を「協働的な学び」に生かし、更にその成果を「個別最適な学び」に還元するなど、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実していくことが大切です。


  今号では、右記の内容も踏まえて、「理論×実践で追究する国語の『個別最適な学び・協働的な学び』」を特集いたします。最初に、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を俯瞰できるよう、8つのテーマからご提言をいただきました。次に、国語科教育や授業の中での「個別最適な学び」と「協働的な学び」という観点からのご提案を、さらに、国語科の3つの領域別に小学校・中学校の事例をご紹介いただきました。

今年は、ICTやGIGAスクール構想による1人1台端末を活用した授業づくりに関する特集を組むことが多かったのですが、年始号となる今号は、ICT活用だけでなく、次の令和4年度に向けて、新しい時代の教育を考えた授業改善について、今一度考える機会になれば…と思います。どうかよろしくお願いいたします。


   /木山 麻衣子

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