- 特集 超一流のワザに学ぶ!ペア・グループ学習アイデア大全
- 「主体的・対話的で深い学び」につながるペア・グループ学習とは
- 深い学びを生み出す対話型授業
- 一人ひとりに深く探究していく学びの愉悦を感得させるために
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- ペア・グループ学習の基礎技術
- 建設的相互作用のメカニズムを基に
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- 教科書を使ったペア・グループ学習のポイント
- 「なりきり対話」の実践を例に
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- 365日の授業に役立つ! ペア・グループ学習アイデア
- 環境づくり
- ストラテジック・リスニング/学習プログラム「トークタイム」で鍛える「訊く」力
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- 話合いのモデル/モデル文で何を話せばいいのか分からない子供がいなくなる
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- 教室掲示/子供達の思考や対話を促し,助ける教室掲示
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- 学習過程の工夫
- 大宝メソッド/深い学びを実現する学年に応じたメソッド
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- 個と個をつなげる学習過程/個からつながりへと向かうための場とツール
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- 「なかまなビジョン」の学習過程モデル/学習に必然性を感じさせることができる言語活動の設定
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- 板書の工夫
- 子ども同士をつなげる板書/子どもの思考を見える化して共有できる板書にする
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- どの子も交流に参加できるUD板書/子どもが意見を言いたくなる!聞きたくなる板書の工夫
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- 交流する板書の基礎・基本/言葉による見方・考え方が動き出す板書づくり
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- 学習課題・発問の工夫
- 小学校/[話すこと・聞くこと]レベルアップの実感を大切にしよう
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- 小学校/[書くこと]対話的な場「校内投書」で意見を育てる意見文指導
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- 小学校/[読むこと]発問の工夫で主体的・対話的に
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- 中学校/[話すこと・聞くこと]合意形成力の育成に向けて
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- 中学校/[書くこと]表現を高め合う「映像のノベライズ」
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- 中学校/[読むこと]学習者自らが問いを生み出し,学びを関連づける発問・指示を意識する
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- 小特集 授業の腕を上げる! 夏期集会&研究会情報
- 「鍛える国語教室」研究会
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- 東京学芸大学公開講座(49)
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- 国語教育実践理論研究会(KZR)
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- 国語教育探究の会
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- 国語教育実践改革会議
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- 全国小学校国語教育研究会
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- 日本言語技術教育学会
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- 日本国語教育学会
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- 日本文学協会国語教育部会
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- 文芸教育研究協議会(文芸研)
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- 現職研修セミナー(東京学芸大学附属小金井小学校国語科部主催)
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- 「読み」の授業研究会(読み研)
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- 変える国語授業―高大接続改革・大学入学共通テストを見据えて― (第4回)
- 高等学校学習指導要領の改訂のポイント2(主として選択科目)
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- 言葉による見方・考え方を働かせる語彙学習 (第4回)
- 自分の語彙量と語彙力と向き合う語彙学習
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- 〜・日常の生活での語彙学習/・取り立ての語彙学習〜
- 学び合いがうまくいく!教科書教材のペア&グループ学習 (第4回)
- 小学1年/くらすのみんなでげきをしよう―ものがたりをたのしんでよむ―
- 【読むこと】7月教材「おおきなかぶ」(東京書籍)
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- 解説
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- 小学2年/登場人物を読もう―主人公の周りにも注目!―
- 【読むこと】7月教材「ミリーのすてきなぼうし(光村図書他)
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- 解説
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- 小学3年/不思議な出来事の謎を解き明かそう
- 【読むこと】7月教材「もうすぐ雨に」(光村図書)
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- 解説
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- 小学4年/物語の話の移り変わりを捉え,お気に入りの場面を紹介しよう
- 【読むこと】7月教材「ポレポレ」(学校図書)
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- 解説
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- 小学5年/学校をより良くするわたしたち―提案文を書く―
- 【書くこと】7月教材「明日をつくるわたしたち」(光村図書)
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- 解説
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- 小学6年/自分と本との関わりを振り返り,「本の処方箋」にまとめよう
- 【読むこと】7月教材「本は友達 私と本」(光村図書)
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- 解説
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- 中学1年/文法の窓―言葉を分類してみると―
- 【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】7月教材「文法の窓」(光村図書)
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- 解説
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- 中学2年/創作短歌を作ろう―ペアワークを用いた創構活動―
- 【書くこと】7月教材「新しい短歌のために」(光村図書)
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- 解説
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- 中学3年/自分が選んだ俳句の魅力を交流し合おう
- 【読むこと】7月教材「俳句の可能性」「俳句を味わう」(光村図書)
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- 解説
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- 子どもの心を動かす!国語授業10のエンジン (第4回)
- 発問・指示は必須の「指さし」エンジン
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- 学力形成を支える国語教師のための「話し方」教室 (第4回)
- 「簡潔,明快」な教授話法のポイント(中)
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- 〜「板書」と「レジュメ」の活用〜
- 国語教育の実践情報 (第40回)
- 小学校/平成31年度全国学力・学習状況調査の実施@
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- 中学校/全国学力・学習状況調査の実施@
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- わが県の国語ソムリエ (第87回)
- 佐賀県
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- 編集後記
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- 今月号 掲載教材一覧
編集後記
平成28年12月に中央教育審議会の答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」で「主体的・対話的で深い学び」という言葉が出てから、早いものでもう丸2年になります。答申の後、平成29年3月に新学習指導要領が告示され、すでに多くの学校で「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善に取り組んでいることと思います。
言語活動を通して資質・能力を育成することを目指す国語科では、授業を参観するとペアやグループで交流する場面を必ず目にします。そして、その交流場面が「主体的・対話的で深い学び」につながっているのかということが、授業後の協議会で話題になることも多いように感じます。一体、子供たちにどういう姿が見えれば、「主体的・対話的で深い学び」につながっていると考えられるのでしょうか。
「主体的・対話的で深い学び」についてプロジェクト研究を行い、授業実践事例などを紹介している次世代教育推進センターでは、主体的・対話的で深い学びの視点からの学習過程の質的改善により実現したい子供の姿を以下のように示しています。
【主体的な学び】
興味や関心を高める・見通しを持つ・自分と結び付ける・粘り強く取り組む・振り返って次へつなげる
【対話的な学び】
互いの考えを比較する・多様な情報を収集する・思考を表現に置き換える・多様な手段で説明する・先哲の考え方を手掛かりとする・共に考えを創り上げる・協働して課題解決する
【深い学び】
思考して問い続ける・知識・技能を習得する・知識・技能を活用する・自分の思いや考えと結び付ける・知識や技能を概念化する・自分の考えを形成する・新たなものを創り上げる
今号が刊行される6月は、学級経営では「勝負の6月」とも言われる時期です。勝負の時期の国語教室で、このような姿が多くの子供たちに見られるような授業づくりのきっかけになればと思い、特集を企画いたしました。また小特集では、明日からの授業づくりに役立つ夏期集会についてご案内いただきました。
/木山 麻衣子
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- 明治図書
- 低学年を担任しているのでペア学習を主としています。授業のどこでどの程度を目指してやればよいか、参考になりました。2020/3/2840代・小学校教員
- グループ学習の際に、どんな板書が有効なのかが参考になりました。ud板書というのも初めて知りました。2020/1/2140代・小学校教員
- 話す聞く学習の育て方の土台となる部分を学習することができました。意味のあるグループ活動になるよう、他の内容も実践していこうと思います。2019/12/2230代・中学校教員
- ペアやグループでの学習において、深い学びのイメージが明確でなかったが、記事を読み深い学びがわかった。2019/8/1830代