国語教育 2016年1月号
主体的・協働的に学ぶ力を育てるグループ学習

B793

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国語教育 2016年1月号アクティブ・ラーニングを実現する主体的・協働的に学ぶ力を育てるグループ学習

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ジャンル:
国語
刊行:
2015年12月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 132頁
状態:
絶版
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目次

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特集 主体的・協働的に学ぶ力を育てるグループ学習
提言 子どもが主体的・協働的に学ぶグループ学習とは
グループ学習を見直す視点―企画特別部会「論点整理」を参考に―
冨山 哲也
確かな学力を育てるグループ学習
山元 悦子
人間力を育てるグループ学習の工夫
吉永 幸司
グループ学習を取り入れた「話すこと・聞くこと」の授業づくり
【提案】「話すこと・聞くこと」の授業でのグループ学習のポイント
聞き合い、話し合う八つのポイント
坂本 喜代子
【実践】
低学年/モニタリングの力を育てる
香月 正登
中学年/主体的に学ぶグループ学習のあり方
川見 典子
高学年/身近な話題を設定し話合いを活性化する
北川 雅浩
中学校/グループ内外で話し合う「旅人交流」
高橋 伸
グループ学習を取り入れた「書くこと」の授業づくり
【提案】「書くこと」の授業でのグループ学習のポイント
主体的・協働的な学習で育つ書く力
永池 啓子
【実践】
低学年/思考の広がり・深まり・高まりを実感するグループ学習
橋 聡子
中学年/他教科と関連したグループでの学級新聞づくり
阿部 千咲
高学年/個を生かす主体的なグループワーク
樋口 浩
中学校/報道文で「『他者』と出会うグループ学習」を仕組む
杉山 晃弘
グループ学習を取り入れた「読むこと」の授業づくり
【提案】「読むこと」の授業でのグループ学習のポイント
「根拠―理由づけ―主張」の三点セットを用いた交流
河野 順子
【実践】
低学年/「ダウト読み」「動作化」「インタビュー」で楽しく学び合うペア学習
大塚 真実
中学年/第一次にグループ学習で共通体験をさせる
杉本 典子
高学年/グループの話し合いで読みを深める
井上 伸円
中学校/主体、協働のよさを実感させる
田上 貴昭
小特集 グループ学習を活性化する!指導の極意&言語活動ツール
【提案】言語ツールを使ったグループ学習のポイント
言語活動の位置付けが学びの目的意識や必然性を高める
水戸部 修治
実物資料で見る!教室掲示・教師モデルの工夫
実物モデルでグループ学習をサポートする授業の環境づくり
筧 理沙子
言語活動ツールを使ったグループ活動
【実践】
低学年/特別アイテムで力を付ける! 「友達のすてきシート」「取材用シート」
杉本 雅子
中学年/「つながりのある本」を紹介しよう 「ブックトーク計画シート」
山下 敦子
高学年/「ジグソー学習チャレンジシート」の活用
岩倉 智子
中学校/俳句を整理する「座標シート」
山内 裕介
“言葉のしくみ”見える化―言語と思考道場― (第4回)
「言葉」は「暮らし」〜語彙に見る日本人の文化〜
山中 勇夫
次期指導要領で明言してほしいこと (第10回)
教材開発・授業開発につながる「言語活動例」の充実を
町田 守弘
授業が盛り上がる今月の“教材の急所”【国語教材の事例】 (第10回)
小学1年/昔話に親しませることを意識した物語づくり
平田 園
〜おはなしを つくろう(東書)〜
小学2年/テーマを表す題名に着目した授業
大澤 八千枝
〜スーホの白い馬(光村)〜
小学3年/ビブリオバトルにチャレンジ! 自分の考えを効果的に表現しよう
倉田 浩子
〜この本、読もう(光村) 他〜
小学4年/文章校正をとらえて要約する
福田 秀貴
〜ウナギのなぞを追って(光村)〜
小学5年/筆者の主張、事例とマッチしているかな?
重谷 美保
〜想像力のスイッチを入れよう(光村)〜
小学6年/論の展開を読む
岩崎 直哉
〜国境なき大陸 南極(学図)〜
中学1年/定番教材で、圧倒的な描写の力を味わわせる
保田 裕介
〜少年の日の思い出(光村)〜
中学2年/これ事実? 事実に見せた 意見かな?
松原 洋子
〜新聞の記事から(教材開発)〜
中学3年/21世紀型能力の育成を目指した授業の提案I〜「情報」を正確に読み解き自分の生き方にいかす学習〜
松山 宜申
〜メディアと表現 情報を編集するしかけ(教出)〜
読解力評価―自信が持てる観点と技法 (第10回)
様々なテストの利用(2)
足立 幸子
〜全国学力・学習状況調査〜
国語授業に1000ルクス!アイテム 魔法の憲ちゃんグッズ大公開 (第10回)
グッズI 「接続詞」トランプで神経衰弱を楽しみながら作文力アップ
福山 憲市
コンピテンシー・ベースの新しい国語授業づくりに向けて (第4回)
資質・能力の育成と「単元」というスタイル
中村 和弘
国語教育×インクルーシブ教育 発達障害のある子どもたちとともに学ぶ国語教室 (第4回)
自己理解と他者理解の国語科授業にむけて
原田 大介
こうすれば面白い!古典の授業づくり (第4回)
学習者の問題意識にコミットする教材選択×協働学習で磨く
菊野 雅之
国語教師のためのICT活用ガイド (第4回)
書画カメラの利用方法
野村 真一
小学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第22回)
水戸部 修治
中学校 国語実践研究のここに“ハイライト” (第22回)
杉本 直美
わが県の国語ソムリエ (第45回)
岐阜県
安居 總子
愛媛県
三浦 和尚
SCHOOL REPORT (第1回)
博報賞受賞校訪問
森山 卓郎
〜取材先:新潟県佐渡市立羽茂小学校〜
編集後記
『国語教育』編集部木山 麻衣子
国語学習をこう可視化―知識をストックできる授業アイデア (第10回)
「モチモチの木」の豆太の勇気のすごさを可視化する
小野 桂

編集後記

8月に、文部科学省から「教育課程企画特別部会 論点整理」が公表されました。ここでは、学習活動の示し方やアクティブ・ラーニングの意義などが示され、次期改訂が目指す育成すべき資質・能力を育むためには、課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)につながる指導方法の見直し・改善が求められるとされています。

そのような学びを見直す視点として、


@ 習得・活用・探究という学習プロセスの中で、問題発見・解決を念頭に置いた深い学びの過程が実現できているかどうか。

A 他者との協働や外界との相互作用を通じて、自らの考えを広げ深める、対話的な学びの過程が実現できているかどうか。

B 子供たちが見通しを持って粘り強く取り組み、自らの学習活動を振り返って次につなげる、主体的な学びの過程が実現できているかどうか。


が示されました。このうち、Aでは、


身に付けた知識や技能を定着させるとともに、物事の多面的で深い理解に至るためには、多様な表現を通じて、教師と子供や、子供同士が対話し、それによって思考を広げ深めていくことが求められる。(後略)


とされています。

さらに、先日公表された「平成27年度 全国学力・学習状況調査」においては、「学校における指導に関する項目」の中で、「学級やグループでの話し合いなどの活動で、自分の考えを深めたり、広げたりすることができているか」について肯定的な回答をした方が、平均正答率が高い状況であったこともわかっています。

今号はこのような次期指導要領改訂が目指す育成すべき資質・能力や学力調査の結果などを踏まえた上で、子供たちが他者との対話によって思考を広げて深め、主体的・協働的に学ぶ力を育てることにつながるような、国語科授業における「グループ学習」について、ご提案いただければと思い、特集を企画いたしました。また、第2特集では、「グループ学習を活性化する!指導の極意&言語活動ツール」として、国語科授業全体を通したグループ活動の指導法について、指導の工夫や言語活動ツールを取り入れた各学年の実践例についてご提案いただきました。


『国語教育』編集部/木山 麻衣子

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