- 特集 国語の学び方技能―自力読みへ誘う極意
- 授業準備―スタンバイさせる学習用具とは?―と聞かれたら
- 開始早々、授業モードにする二つの道具
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- 『国語辞典』で授業が知的になる
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- 「国語辞典」を傍らに
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- 国語の学び方技能=基礎基本と指導の極意
- 「読みの型」―基礎基本とその指導
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- 「書きの型」―基礎基本とその指導
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- 「話す型」―基礎基本とその指導
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- 「聞く型」―基礎基本とその指導
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- 「覚え方の型」―基礎基本とその指導
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- 基礎基本とその指導を読んで=200字ツイッター
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- 国語力を鍛える学び方技能の極意
- 手順・方法を示す“書く名人”への手引き
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- 板書の写し方・ポイント指導
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- ノートの使い方と書き方・ポイント指導
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- 皆にわかる話し方・ポイント指導
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- 読みスピードの鍛え方・ポイント指導
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- 集中する聞き方・ポイント指導
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- グループでの話し合い・ポイント指導
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- メモのとり方・ポイント指導
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- 辞書の引き方・ポイント指導
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- 報告文の書き方・ポイント指導
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- 経験と結びつける思考法・ポイント指導
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- 「言葉のきまり」の学び方技能=ポイントはここだ!
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- 自力読みへ誘う!学び方技能の指導ヒント
- 説明文教材=自力読みへ誘う指導のヒント
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- 物語教材=自力読みへ誘う指導のヒント
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- 詩教材=自力読みへ誘う指導のヒント
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- 伝統文化教材=自力読みへ誘う指導のヒント
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- 生徒の自学力を育てる授業の取り組み
- 中学国語・帯単元で取り組む“繰り返す・慣れる”指導
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- “国語が出来る!自分”になる練習法→指導の極意
- “すらすら読める自分”になる練習の指導
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- “どんどん書ける自分”になる練習の指導
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- “要点をまとめられる自分”になる練習の指導
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- “よい話し方ができる自分”になる練習の指導
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- “うまい調べ方ができる自分”になる練習の指導
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- 自力読みに誘う「学び方技能」とは―3学期単元で提案する
- 小学1年
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- 小学2年
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- 小学3年
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- 小学4年
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- 小学5年
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- 小学6年
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- 中学1年
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- 中学2年
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- 中学3年
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- 小特集 国語教師の赤ペン心得帳―禁じ手はこれだ!
- 日記指導 赤ペンの基本は誉める
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- 先生の親切心が仇となる
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- 朱書きは褒めるためのツール
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- たった一字を直させる
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- できるだけ旬の赤ペンを入れたい
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- 字が整わない子の漢字練習帳に一文字一文字お手本の字を書く
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- 指導ではなく、子どもにやる気を起こさせる赤ペンを!
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- 間違いだらけの日記指導
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- 教室の言語環境づくり (第9回)
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- 国語教師=プロへのパスポート 学級通信・ノート・日記の実物紹介 (第9回)
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- “モノ”が刺激する楽しい作文ネタ (第9回)
- 集中力、語彙力、記述力がつく新聞コラム視写の授業パーツ
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- 言葉の深読みドリル (第9回)
- 「お月さま」と「肉の月」
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- 国語授業の情報スクランブル (第2回)
- 「魔法のレッテル言葉」消去の授業検討会づくり
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- 200字ツイッター
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- 〜国語授業の情報スクランブルを読んで〜
- 論理的に思考する「考える」授業作り (第9回)
- 【物語文の指導】逆思考の読みで「読後感」をさぐる
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- 〜『初雪のふる日』(光村図書4下)〜
- 【説明文の指導】筆者の主張や論理に対する意見を明確にして読む
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- 〜『鳥獣戯画を読む』(光村図書6年)〜
- エロスと説得―レトリック的思考道場― (第3回)
- 「論理的に間違える」
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- リズムとテンポのある国語授業をめざして (第9回)
- 低学年漢字指導でのリズムとテンポづくり
- ワーキングメモリの弱い子は漢字も苦手だった
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- 「漢字を覚えさせる指導」の中核は「指書き」である。「リズムとテンポ」への言及が欲しい
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- 小学校 国語実践研究の最前線&レア情報 (第9回)
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- 中学校 国語実践研究の最前線 (第9回)
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- わが県の国語ソムリエ (第9回)
- 兵庫県
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- 長崎県
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- 編集後記
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- 爆笑珍答 四字熟語面白クイズ (第9回)
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編集後記
○…・音読がまるでできていないまま2学期を迎える学級が多い。@異常なほどスピードの遅い読み、Aいわゆる「教室節」と呼ばれる奇妙な抑揚、B一斉読みがまるで揃わない等が2学期になっても新年度のまま。指導ができないから子どもが変わらない。時間がかかるから指導をやめてしまう。1年前と同じ状態で学年末を迎える。
・きちんとした作文指導をしていないために、日記や作文が書けない。原稿用紙の使い方、常体と敬体との混同。漢字が作文で使えない。文のねじれが平然と存在する。推敲をしたことがない。原稿用紙3枚が書けない。スピーチのメモが作れない。要旨を抜粋して書き取れない。インタビューができない。
その結果を見て「指導法を工夫しよう」という方向には行かず「あの子は全く分かっていない」と、子どもの人間性に原因を求め、それで結論としてしまう教員が増えているような気がする。
ある主幹の先生からお聞きした歎き節の一端です。
ある単元の学習が終了したら、同じような領域の学習については、学び方の転移がみられなければ―目指す自力読みなど、ほど遠い話となりそうです。
本号では、基礎基本の学び方技能が身についていない部分があるとしたら、まだ3学期終了までに若干、時間があるなかで、重点指導していけば成果に結び付けることができる―というような問題提起をしていただきました。
(樋口 雅子)
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- 明治図書