国語教育 2006年11月号
論理的に考え説明する力を育てる

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国語教育 2006年11月号論理的に考え説明する力を育てる

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ジャンル:
国語
刊行:
2006年10月6日
対象:
小・中
仕様:
A5判 132頁
状態:
絶版
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目次

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特集 論理的に考え説明する力を育てる
提言・論理的思考力を育てるために
論理的思考力―生活や社会の中で生かす力として
田中 孝一
論理的な思考力を育てる「朝の十分間ミニ作文」
大熊 徹
主体的で豊かな論理的思考力の育成
菅原 稔
論理ってわがままだから、こそ。
難波 博孝
多様な調整力や変換力を必要とする学習を
奥泉 香
論理的に考える力を引き出す説明文の指導
小学校/論理的に書かせることで評価する
深谷 幸恵
小学校/『検定外・日本言語技術教科書』で「論理的思考力」を鍛える
石田 寛明
小学校/読み書き関連指導で論理的に考える力の育成
玉城 節子
小学校/二つの見方で考えよう!
岩政 浩二
中学校/キーワード・文章構成・リライト教材
田辺 泰
中学校/「本気で論理的に考える場」をつくる
吉村 昌彦
論理的な考えを育てるための教材の見方
論理的な文章の形態的・表現的特徴を把握する
大内 善一
教材研究は「キーワード・文章構成・発問」で行う
瀧沢 葉子
「読む・書く」で論理的思考を育てる
渡辺 香
抽象と具体の関係・同列の関係……を認識する能力を鍛える教材
寺崎 賢一
論理的に話し書くことの指導
小学校/論理的に話し書くことを支える豊かな情緒・ものを見る目を育てる
武市 幸子
小学校/論理的に表現する力を育てるために
田中 桂子
小学校/論理を構築する力を高め、自分の表現に生かす
二宮 利之
小学校/説明の場面を計画的に数多く設定する
宮本 ゆかり
中学校/論理的に考え説明する力を育てるコミュニケーションが論理力を育てる
鈴木 一史
中学校/読みから始める論理的に書く・話す指導
若尾 美智子
思考力を育てるディベートの論題
指導過程における「振り返り」の重要性
喜岡 淳治
新しいものを生み出すディベートの論題
山本 直子
どちらがいいか・必要か論題
福山 憲市
具体と抽象の往復がある論題を
植西 浩一
「伝え合う力」を育てる教室づくり (第44回)
美坂 剛至
「読書に親しむ」授業づくり (第44回)
「読書大好き」な子を育てる環境づくり
當銘 麻里
書評
『心を育む言葉の教育―いま、国語教育に足りないこと―』(花田修一著)
小森 茂
『国語科教育論 改訂版』(浜本純逸著、溪水社)
田近 洵一
国語教育人物誌 (第188回)
山形県
小川 雅子
福島県
中村 哲也
茨城県
大内 善一
栃木県
杉田 知之
国語教育時評 (第8回)
国語力・説明力という<用語>を使った研究書の値打ちは
渋谷 孝
現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第104回)
学力が向上し人間関係が育つ音読・朗読・暗唱・群読
瀬川 榮志
検定外・日本言語技術教科書の実践と考察 (第8回)
「言語事項」と「論説」の楽しい授業技術
市毛 勝雄
漢字文化の授業 (第8回)
漢字文化授業の枠組み
椿原 正和
音読・朗読の復権 (第8回)
古典の音読・朗読
高橋 俊三
活動主義授業の批判 (第8回)
「活動主義の授業」からの脱皮―「学力形成主義」への授業改善(その二)―学習用語の創案と指導
野口 芳宏
読解力低下の問題を考える (第8回)
国語科と総合的学習との関係(その二)―機能的・実用的なリテラシーの育成に向けて―
鶴田 清司
編集後記
江部 満

編集後記

○…ご承知のように文化審議会答申「これからの時代に求められる国語力」では、「考える力、感じる力、想像する力、表す力から成る、言語を中心として情報を処理・操作する領域を国語力の中核」として上げていました。さらに「考える力」を「分析力、論理構想力などを含む論理的思考力」と規定しています。

○…中教審教育課程部会・国語専門部会でも「国語力を考える上で(1)漢字や文法、語彙という言葉そのもの、(2)それを使って論理的に話をまとめたりするなどの運用する力、(3)言語生活場面を学校生活での言葉の教育に持ち込む言語生活力」などの向上が指摘されていると新聞は報じています。

○…情報化の現在、昔と比べ時間に追われる日々が多くなっている、との声もありますが、だからこそ「論理的に考え説明する力を育むことに力を注ぐべきではないか」とする要請も強く出されることになります。

○…数学者からの次の提言も無視できないでしょう。「およそ情緒的な文であっても論理的な文であっても書くことはできるが読むことは苦手という人はまずいない。反対に読むことはできるが書くことは苦手という人たちはたくさんいる。そしてどちらの型の文であっても、書くことが苦手な人たちは、あまり書かないのである。そこで論理的な文に関しても、書く練習を強く望みたい。書くのは一時の恥、書かぬは末代の恥と思ってもらいたい」(芹沢光雄・東京理科大「中等教育資料」から)」

○…これまでの国語科の学習指導では、心情や気持ちが重視されることが多かったようです。論理的な思考力を駆使し、論理の流れを的確にとらえるためには、一つひとつの言葉や表現のつながりを詳細にまた確実に追跡することが必要になるとする研究者の提言も無視できないでしょう。本号はそのための実践提案特集です。

(江部 満)

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