国語教育 2003年10月号
教科書を補う発展学習の教材開発

B637

«前号へ

次号へ»

国語教育 2003年10月号教科書を補う発展学習の教材開発

紙版価格: 744円(税込)

送料無料

電子版価格: 669円(税込)

Off: ¥75-

ポイント還元10%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
国語
刊行:
2003年9月
対象:
小・中
仕様:
A5判 132頁
状態:
絶版
出荷:
ダウンロード
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 教科書を補う発展学習の教材開発
提言・国語科で必要とされる発展学習とは何か
個別化し、速進者の言語能力を充実する
小林 一仁
国語科は「補充学習」の重視を―『発展学習ワークシート』の提案―
市毛 勝雄
「発展的な学習」と「個」を尊重する実践理論
小林 茂
「発展」教科書の姿
府川 源一郎
言語技術の習得・習熟をめざす―純粋経験型・ドリル型・学習ゲーム型―
鶴田 清司
教科書を補う発展学習の教材開発のポイント
指導事項に基づいて考える
杉田 知之
教科書教材を生かすことだ!
波戸 裕幸
広める・高める・進める
山中 伸之
ことばが響き合う教材
堀 裕嗣
新聞で教科書を補う
黒尾 敏
「伝え合う力」を伸ばすための発展学習の教材開発
ことばの質を高める言語活動
世良 泰章
他教科で発展学習の素地づくりを
石本 康一郎
「指さし読み」で説明文を伝え合う
大杉 稔
個に応じた学習を確保するための学習パッケージ
水野 和広
「読みの力」を伸ばすための発展学習の教材開発
発展学習で、評論文を書いてみよう
岸本 勝義
「的確な意味化」へと導く「教師の発問」と「討論」
徳田 洋広
連作物語で「読みの力」を伸ばす
秋永 晃生
「砂漠に挑む」と同課題で程度の高い発展教材を開発する
浅野 秀之
「書く力」を伸ばすための発展学習の教材開発
短作文学習を生かす
三上 昌男
「書く力」としての「言語能力」を伸ばす指導を考える
池田 伊三郎
文章批評を生かした書く活動
真鍋 佳樹
作文能力が高い生徒への課題
渡辺 真由美
「言語事項の力」を伸ばすための発展学習の教材開発
二系統ある発展学習
国府田 祐子
「書き順クイズ」で意識を高める
小澤 真由美
教材開発の端緒となる、2つの「観」にまつわる実践
山田 高広
「伝え合う力」を育てる教室づくり (第7回)
深谷 幸恵
「読書に親しむ」授業づくり (第7回)
さまざまな「読書」でコミュニケーション!
熊倉 峰広
書評
『到達度を明確にした国語科の学力保障 授業づくりの基礎編』(大森修監修・松野孝雄著)
山元 隆春
『文章吟味力を鍛える』(阿部昇著)
柴田 義松
『伝え合う教室・学び合う教室を創る!』(平井佳江著)
鶴田 清司
国語教育人物誌 (第151回)
岐阜県
西田 拓郎
静岡県
高木 展郎
愛知県
佐藤 洋一
三重県
伊藤 隆司
現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第67回)
コミュニケーション能力を鍛え生きる力に連動
瀬川 榮志
国語教育時評 (第31回)
国語の「専門家」は小論文指導がきらい?
市毛 勝雄
教師の「話力」を鍛える (第7回)
説く・納得させる 説得
高橋 俊三
話すこと・聞くことの授業づくりのための教材論 (第7回)
教材づくりの実際
甲斐 雄一郎
言語活動主義批判 (第7回)
読解・鑑賞指導における五無主義を排す
野口 芳宏
到達目標としての「言語技術」 (第7回)
「聞く・話す」の評価基準と系統性
佐藤 洋一
〜相手を理解し心を伝える言語技術とは〜
戦後国語科教育史を見直す (第7回)
説明文の教材論と授業論の半世紀
渋谷 孝
国語科教育学の可能性 (第7回)
市毛勝雄論の狭小さ
望月 善次
編集後記
江部 満

編集後記

文部科学省は学習指導要領を「最低基準」と規定し、進んだ子に対しては基準を越えた内容を指導する「発展的学習」を提言しています。この背景として、ゆとり教育批判や学力低下批判などがあります。では「発展的学習」とは何か、ということになります。文科省の指導資料などによりますと「学習指導要領に示す内容を身に付けている子どもに対して、学習指導要領に示す内容の理解をより深める学習を行ったり、さらに進んだ内容についての学習を行ったりするなどの学習である」ということになります。この場合、発展的学習の基本的条件として、次の三要件が重要になるといわれています。第一は、学習指導要領の目標、内容の趣旨を逸脱するものではないこと。第二は、児童・生徒の心身の発達段階に適応しており、負担過重とならないものであること。第三に、主たる学習内容と適切な関連を有するものであること。この要件を充たした上で発展的学習の教材開発や指導の工夫をどう行うべきか、ということになります。ただし、国語科では教科の特質として、指導内容が系統的、段階的に上の学年につながっていくとともに、螺旋的、反復的な繰り返し学習を基本としていることから、学習指導要領の内容をより深めるための発展的学習と理解が不十分な面を補充する学習と併せて行うことが併記されていることも忘れてはならぬ事項といえます。現場からは教科書教材に見えにくい国語学力を見えるように、教科書教材を補う「発展教材」を開発しようという声が上がっています。本号は教科書を補う「発展的学習」の教材開発を中心とする第一回特集です。

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ