国語教育 2003年6月号
「一時間一目標」で指導効果を高める

B633

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国語教育 2003年6月号「一時間一目標」で指導効果を高める

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ジャンル:
国語
刊行:
2003年5月
対象:
小・中
仕様:
A5判 132頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 「一時間一目標」で指導効果を高める
誌上シンポジウム
提案
「一時間一目標」で指導効果を高める
/花田 修一
提案に対する意見
具体性に欠ける羊頭狗肉の提案
/柴田 義松
「一時間一目標」の模範例を示してください
/市毛 勝雄
システム化の考え方に立った基礎・基本の学力育成の方略
/大西 道雄
「一時間一目標」の可能性を生かすために
/中村 敦雄
「目標」の設定をめぐってさらに考究したいこと
/山元 悦子
「焦点化」と「系統化」
/河野 智文
意見を読んでの感想
「一時間一目標」の授業実践を積み上げよう
/花田 修一
「一時間一目標」指導効果を高める授業プラン―読むことを中心に
低学年/評価と指導をつなぐ
/寺田 武文
低学年/子どもの読みから出発する目標作り
/小尾 俊彦
中学年/自由に話し合うだけで
/佐久間 裕之
中学年/読む力を表現力につなげる試み
/土屋 俊朗
高学年/目標に到達させる発問・指示が要る
/浅野 秀之
高学年/一時間で確実に基礎基本を獲得〜大造じいさんとガン〜
/吉本 清久
中学校/分析批評の切り口を「目標」にする
/芝勢 雅子
中学校/「テクスト・クリティーク」の方法を教える
/石川 晋
中学校/目標を発問・指示の形で具現化する
/長谷川 博之
「一時間一目標」指導効果を高める授業プラン―話す聞くを中心に
低学年/低学年で一時間の指名なし討論に挑戦する
/漆山 仁志
中学年/わたしの成長を五文で話そう
/森 成美
中学年/「公的な場で話せる」を目標にする
/深谷 幸恵
中学年/「一活動一評価」で目標の達成を
/小林 康宏
高学年/ポイントを絞って個別評定
/浅川 清
高学年/「一時間一目標」・〈グループスピーチ〉の授業
/大内 哲夫
中学校/「ミニ・ディベート」で発表力の育成を図る
/渡辺 真由美
中学校/対話力を高めるための学習プラン
/植西 浩一
中学校/メモと相互評価で生きた言葉に
/村松 敦
提言・「指導と評価」の一体化をどう図るか
一体化のポイントは「アクション」にあり
/安藤 修平
ねらいと活動の吟味を
/相澤 秀夫
「到達目標」を目指す「指導と評価」の一体化
/須田 実
「伝え合う力」を育てる教室づくり (第3回)
/高橋 ちあき
「読書に親しむ」授業づくり (第3回)
豊かな想像の世界を広げる読み聞かせ
/山本 直子
書評
『「読む」ことの再構築』(三浦和尚 著)
/鶴田 清司
『子ども理解のウオッチング技術』(明石要一 著)
/安彦 忠彦
国語教育人物誌 (第147回)
石川県
/深川 明子
/
福井県
/三好 修一郎
/
山梨県
/岩永 正史
/
長野県
/益地 憲一
現場訪問 「学力向上の国語教育」最前線 (第63回)
教育の原点を追究
/瀬川 榮志
国語教育時評 (第27回)
「復習」できる説明文の授業を
/市毛 勝雄
教師の「話力」を鍛える (第3回)
話力とは(2)
/高橋 俊三
話すこと・聞くことの授業づくりのための教材論 (第3回)
話し合われるべきこと
/甲斐 雄一郎
言語活動主義批判 (第3回)
机上論に負けない実践者の論を―指導こそが授業の中核―
/野口 芳弘
到達目標としての「言語技術」 (第3回)
「基礎学力」の保障と言語技術
/佐藤 洋一
〜国語科の〈二重の役割〉の視点から〜
戦後国語科教育史を見直す (第3回)
国語科の領域の新しい形成への苦闘
/渋谷 孝
国語科教育学の可能性 (第3回)
「範囲」の確定・適用の微妙さ〜国語科教育学の対象範囲〜
/望月 善次
編集後記
/江部 満

編集後記

学習指導要領の改訂のたびに、国語科で身に付けさせるべき基礎的・基本的な国語の力は何か、指導上どのような配慮と工夫をすべきか、ということが繰り返し言われてきました。しかし「読むこと」の指導においては、書かれている事柄の吟味や意味の追求に重点がおかれ、文字、語句、文、文章の構成、段落などに着目し、それを理解し表現する力にまで高めるという指導が不足しているとの指摘もあります。さらには、読み方の指導や音読、朗読することもおろそかにしてきたとの批判もあります。特に「話すこと・聞くこと」の指導になりますと、そこでどんな言語能力を育てるのかという目標が不足してきたとの指摘もあります。本号はこのような批判に応えて、指導と評価の一体化をめざす国語指導の改革をめざす立場から花田修一氏の「一時間一目標の学習を」という主張を中心に、誌上シンポジウムと授業プラン集を特集として組みました。絶対評価時代を迎え、国語科の基礎的学力を児童・生徒一人ひとりにどう保障するかが問われています。「一時間一目標に絞って指導を展開すべきだ」とする花田提案は、まさに今日的課題に応える提案と言えるようです。国語の基礎的能力を児童・生徒に身に付けさせるために、教師も児童・生徒も目標やねらいを絞って言語活動を展開するということは時代の要請にかなった提案と言えるのではないでしょうか。時代の要請に応えるために、「一時間一目標に絞った国語の授業」を創り出したいと願い特集を組みました。

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