- 特集 いま求められる「教師力」とは何か
- 提言・いま求められる「教師力」とは何か
- 広義のコミュニケーション能力を!
- /
- 教師の希望学から
- /
- 一人ひとりの人格に響かせられる教師力―子どもたちの前で「いまが幸せ」と言える教師に―
- /
- 教師力をひらく知識・能力・構え
- /
- やってみせろ。証拠を出せ。学び続けろ
- /
- 「学校力」「教師力」を強化する校内研修
- 日々の努力が向上させる
- /
- 特別支援教育を視野に入れた校内研修こそ、「学校力」「教師力」を強化する
- /
- 中学校の校内研修 実践に徹し、教科横断的な授業研究を
- /
- 「習得・活用」を徹底する指導の在り方
- 地名を探す技能の習得と活用
- /
- 習得や活用にしろ、徹底させるためには、長い期間を通して、繰り返し取り組むことが必要である
- /
- 局面の限定と変化のある知的な発問で引きつける!
- /
- 「言語活動の充実」を図る「教師力」とは
- 手紙の書き方を指導していなければ教師失格だ!
- /
- 論理的に理解できる子を育てるために
- /
- 教師の言語力を鍛えることも意識して
- /
- 「道徳の時間」を要とする「教師力」とは
- 正しいことを断固として教えられる授業力
- /
- 己は果たしてどうなのか
- /
- 子どもを変える道徳授業を展開する力
- /
- 「特別支援教育」を推進する「教師力」とは
- 発達障害を持つ子どもの「生きていく気力を育てる」
- /
- 現場に必要なのは「学」と「術」の力
- /
- 担任と保護者を支援する力
- /
- 「読書活動の充実」を図る「教師力」とは
- 読書活動の充実を図る教師力とは、子どもを読書好きにする力である
- /
- 「読解表現力」は「分析批評」の授業で鍛える
- /
- 「体つくり運動」を図る「教師力」とは
- 体つくり運動を理解し、授業ができる力
- /
- 「体のコントロール」を指導できる力量を伸ばす
- /
- 科学技術教育立国論 (第3回)
- 長所短所を検討し、意思決定できる力を
- /
- 宗教教育における教師の責任 (第3回)
- 生き方のモデル
- /
- 新教授学理論に学ぶ (第3回)
- 「よい」授業の教授学
- /
- 不適格教員の問題 (第3回)
- 教えないで叱るから子どもが荒れる。教えてほめればどの子もいい子になる
- /
- 道徳教育のこれからの課題 (第3回)
- 急がれる「教育勅語後遺症」の克服
- /
- 編集後記
- /・
■編集後記
○…学習指導要領が改訂されて、これからの教育の枠組みや内容が示されました。特に、「ゆとり教育」の転換が図られていることに注目したいと思います。
新学習指導要領では、次の実践課題が示されています。
第一は、知識・技能の「習得」「活用」「探究」をからめた授業の工夫
第二は、「教えて考えさせる」指導による基礎・基本の定着化
第三は、各教科における「言語活動」の充実を図る
第四は、「伝統」と「文化」の継承・発展を図る
第五は、道徳の時間を要とした「道徳教育」の充実
第六は、体力の向上を図る「体つくりの工夫」
第七は、学業不振児の特別支援教育の創造
などとなるでしょう。
○…これらは教育改革を最重要課題に挙げていた安倍晋三政権の下での教育再生の第一次報告に示されています。(二〇〇七年一月)
@「ゆとり教育」を見直し、学力を向上させる A学校を再生し、安心して学べる規律ある教室にする Bすべての子どもに規範を教え、社会人としての基本を徹底する Cあらゆる手だてを総動員し、魅力的で尊敬できる先生を育てる D保護者や地域の信頼に真に応える学校にする E教育委員会の在り方そのものを抜本的に問い直す F「社会総がかり」で子どもの教育にあたる
などです。
これらの後押しは、教育基本法の改正に表れています。旧法の改正という形式を採用しながらも、前文をふくむ全面改正であり、事実上、新しい教育基本法の制定と評価できるでしょう。
(江部 満)
○…男子は「システム化」して考えるし、女子は「共感」するのだ―。
玉川大学・谷先生に「男子脳と女子脳で空間認識が違う?」という論文を『社会科教育』誌でお願いした中にあった一節です。
また、男子は「ルート」で地図を見る。女子は「ポイント」で見る―と。
・ルートというのは、方角と絶対距離で表す道順のこと。「駅前を南に一〇〇メートルぐらい。大きな建物の東側」という。
・女子は、五感で記憶する目印、「赤い屋根のお家」「お洒落な感じの並木通り」と。
うーん、女子の端くれとしては、ちょっぴり女子に偏見ありとも見えますが、まあ全体的には「そうだよなあ」です。
でも、最近、地図を回転させて見ていると告白するヤング男子も増えてる?気が〜。
昔の男子は、女子に見え張って?読解訓練をしていたのかな?
本当は?地図の読解って、結構難しいーというのが、大方の意見ですもの。
(樋口 雅子)
-
- 明治図書