- 特集 免許更新制で教員の質は向上するか
- 提言・免許更新制で教員の質は向上するか
- 講習・研修の質的な充実をどう図るのか
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- 免許更新制で教員の質は向上するか―その必要と限界―
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- 課程認定大学がすべきは何か
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- 「免許更新制」はこれからの「若先生」に不可欠だ
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- 更新制の内容と関連条件整備が鍵
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- 教員に求められる資質能力とは何か
- 教員の資質能力に関して
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- 自分の教育に一貫した責任を持てる自律性
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- 教職活動の過程を遂行できる技量
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- 教師の条件 楽しく、明るく、ハツラツと
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- 指導力不足教員への対策を考える
- 教員採用と評価方法の見直しを
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- 若い教師を育てるベテランの仕事
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- 免許更新制を有効に使おう
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- 管理職の指導力が鍵
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- 免許更新制講習の講習内容はどうあるべきか
- 五つの実施条件が必要不可欠である
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- 人権意識の向上を図り、人権教育の重視と特別支援教育への理解を
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- 資質能力の拡大・向上を確実にする
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- 免許更新制導入を校長として考える
- 免許更新講習で教員は「実質的」に向上するか
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- 優れた教師になるためには、当然である
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- 免許更新制で教員の地位向上に期待
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- 免許更新制度は、学校の教師力アップの契機となる
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- 免許更新制導入を現場教師として考える
- この三点が満たされるなら向上する
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- 授業研究を義務化した免許更新制を
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- 質の高い研修を望む
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- 教師になったときの初心を思い出す更新制度であってほしい
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- 授業力向上の具体策を伴わなければ、免許更新制は絵に描いた餅で終わる
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- 戦後の授業研究の歴史 (第10回)
- 透明化する子どもへの綴り方的注釈と教授学的注文の意義
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- 親と教師の信頼関係づくり (第10回)
- 研修講座が成果を上げるために
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- 理科は感動だ! (第10回)
- 理科教育にもっとお金を
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- 法人化国立大学の苦悩―学部長奮戦記 (第10回)
- 教大協研究集会千葉大会から何を学ぶか
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- TOSS授業技量検定の成果 (第10回)
- なぜ青年はTOSSを選ぶのか
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- 教育課程の見直しに参加して―中教審委員の一人として (第10回)
- 教育課程部会の審議内容を左右するもの
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- 編集後記
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■編集後記
◯…中教審が答申した教員免許の更新制について、新聞各紙の論説では反対表明が多いようです。読売は「本当に必要な制度なのか」と疑問を投げかけ、「制度導入の目的、意義が曖昧模糊だ」としています。都道府県が実施する免許更新講習を最低三十時間、受講すれば原則的に免許が更新されることから、「これでは日頃から自己研鑽を重ね、緊張感を持って免許更新に臨む教員などいないだろう。講習を聴いただけで更新される免許に自信と誇りを感じるだろうか」と批判しています。朝日も「教員免許更新制までは必要ない」とし、「なんとも狙いがわかりにくく中途半端である」と批判しています。
◯…日経は「現在の免許は生涯有効だから、これ自体は教育界に緊張感をもたらす改革にたり得る。しかし問題は多い」とし、「その意図があいまいなうえ、硬直的な現行制度の強化につながる心配がある」と批判しています。毎日は少々異なり「新しい知識や授業技術を身に付け、リニューアルに努めるのは当然のことだ」としながら「講習を受けさえすれば、質の向上につながるという安直な考え方がまかり通ってしまわないか心配だ」としています。産経は今回は論じていませんが、更新制が中教審に諮問された〇四年の十月時に、「導入する方向での前向きな議論を期待したい」と述べていました。
◯…中教審答申では「教員として必要な資質能力は、本来的に時代の進展に応じて更新が図られるべき性格を有しており、教員免許制度を恒常的に変化する教員として必要な資質能力を担保する制度として、再構築することが必要」としています。本号は、この制度導入を軸に、多くのご意見を集めたいとする特集を組みました。
〈江部 満〉
◯…「管理職向けの月刊誌の業績が思わしくないから廃刊する」というウワサを聞きつけ、「私に一年間だけやらせて」と申し入れて、見事に蘇らせた?自称、悪運が強い私でした。
しかし、このたびついに矢折れ…。
「総合的学習を創る」誌は、201号をもってノックダウン…と相成りました。
「総合的学習」の理想にはいまだに賛同する気持、人後に落ちないつもりですが、「理想と現実」の間にはキビシイものがありました。
一番ショックだったのは、文科省で火つけ役をされた某先生が実施数年で180度転換されたことです。
それでも理想の実現へと夢を追った現場では、少なくとも今よりはアツイ風が吹いていた気がします。
基礎学力がつかないで何のカンバセという主張は120%理解出来るのですが、現場をあずかる教師が、「パンのみに生きるにあらず」と総合にかけた熱気がつぼんだ今日この頃、「未履修やいじめ」が起こるのも…という気がしてなりません。以上さえない…敗戦の弁でした。
〈樋口雅子〉
本誌の編集スタッフ、原田俊明氏が定年を迎えられ、本号をもって担当をはずれます。長い間ご苦労様でした。
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- 明治図書