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国語は記録、報告など言語活動を充実―指導要領改訂案
kyoikujin
2008/2/19 掲載

 15日に公表された指導要領案。国語科では、言語活動例を現行の「内容取扱い」から「内容」に格上げしたり、「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」を新設したりするなど、言語力育成の中核を担う教科として、構成面でも大きく変更されることになった。

 伝統的な言語文化については、ことわざ、故事成語、伝説、古文・漢文の音読など、小学校段階から古典に関する指導の充実が図られ、中学校では文語の決まりや訓読の仕方、古典の朗読に関する指導について明確化された。具体的には、小学校低学年で昔話や伝説、中学年で短歌や俳句を使って指導することなどが挙げられ、中学校では教材として近代以降の代表的な作家の作品を取り上げることを規定している。

 高学年での英語必修化の影響もあり、ローマ字は現行の4学年から3学年に移行され、漢字については、配当漢字以外には振り仮名をつけるなど、読む機会を充実することなどが明記された。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2008/2/20 20:46:53
    古典が今まで小学校になかったのも不思議ですね。百人一首をやっている先生も多いのに…
    • 2
    • 名無しさん
    • 2008/2/21 8:16:27
    小学校のころは、意味もわからず百人一首をやっていました。でも小学生のころって、意味がわからなくても覚えられるんですよね。歳とったら無理ですけど。
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