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はしか流行 休講相次ぐ
kyoikujin
2007/5/18 掲載

この画像はイメージです 首都圏を中心に10代から20代のはしかの集団感染が相次いでいるが、16日、駒沢大、東京工科大、和光大が学生のはしか発症を理由に1週間程度休講することを発表した。帝京大学野球部も部員の発症により、同じく1週間程度の活動休止の措置を取った。

 はしかはこれまで、上智大、日大、創価大、明星大、などで感染が確認され、休講措置が取られている。文部科学省は大学や教育委員会に向け、感染が拡大しないよう休講や学級閉鎖などで適切に対応するように注意喚起しているが、さらに拡大するようであれば、ワクチン接種の促進を呼びかけることも検討している。

 はしかの予防接種は94年の法改正から義務ではなく任意となっており、予防接種を受けている人は日本人全体の7割〜8割と諸外国に比べて低い数字となっている。また、より効果が高いとされる2回接種となったのはつい昨年のことだ。近年は自然感染の機会が少なくなった結果、予防接種の効果は接種後10年程度で弱まってしまうという指摘もされており、今後は効果的な予防策についての議論が深まりそうだ。

この記事は、『きょういくじん会議』の記事を移転して掲載しているため、文中に『きょういくじん会議』への掲載を前提とした表現が含まれている場合があります。あらかじめご了承ください。
コメントの一覧
2件あります。
    • 1
    • 名無しさん
    • 2007/5/18 16:50:01
    成人もかかるようになると、「一種のはしかみたいなもんだ」なんて言い回しは使えなくなりますね。
    • 2
    • 名無しさん
    • 2007/5/18 18:58:49
    はしかはしかたない。
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