著者インタビュー
新刊書籍の内容や発刊にまつわる面白エピソード、授業に取り入れるポイントなどを、著者に直撃インタビューします。
教室爆笑ゲームで、子どもも先生も外国語活動を楽しもう!
私立四条畷学園小学校副校長橋 豊
2013/2/5 掲載
  • 著者インタビュー
  • 外国語・英語
  • コメント(5)

橋 豊たかはし ゆたか

私立四條畷学園小学校副校長。
1960年、大阪生まれ。大阪教育大学教育学部小学校理学科卒業後、私立四條畷(しじょうなわて)学園小学校勤務。1992年、私学研修福祉会研究員として渡英、1年間にわたり現地公立小学校で勤務。主な著書に『小学校英語楽々教材シリーズ1 子どもを英語好きにする面白リスニングクイズ29―CD付き―』『小学校英語楽々教材シリーズ2 子ども熱中!英単語がどんどん読めるつづり読みワーク43』がある。

―「小学校英語楽々教材シリーズ」の3巻となる本書では、英文ゲームが取り上げられています。この英文ゲームとはどのようなものなのですか?

 熱中しているうちに、自然と自分で英文を作って口にしたり聞き取ったりするようになる、そんなゲームです。カルタ形式のゲームや、多人数が前に立って行う集団ジェスチャーゲームや伝言ジェスチャーなど、内容はさまざまです。

―このゲーム教材は先生の学校でも取り入れられているそうですが、子どもたちの反応はいかがですか?

 喜んでくれています。外来語として聞き知っている言葉を多く取り入れたこと、一人じゃなく、みんなでするから恥ずかしくないこと、ルールが単純ですぐに理解できること、英語力だけでなくトンチや日本語力、瞬発力などが勝敗の分け目になることなどが、英語に対する垣根を取り除き、子どもたちの「心の安全保障」になっているようです。リラックスして、楽しんでいます。時にはクラスが爆笑に包まれます。

―中学校で英語を学ぶ小学生に外国語活動の授業で、このゲームを取り入れることのメリットにはどのようなことがありますか?

 中学に進学したとき、聞いてやろう、話してみようという態度が育ちます。
 英語学習で知識、技能を教えることは大事ですが、もっと大切なことがあると私は考えています。それは、「聞き取れた言葉やキーワードを拾い集めて、それを頭の中でつなぎ合わせるのが英語を分かる、ということなのだ。全部分からなくてもいいんだ」という気づきです。それを具体化したのが、小学校英語楽々教材シリーズです。
 1巻では、この気づきにつながるリスニングクイズ。2巻と3巻にはそれぞれ、大事なことだけに厳選した発音と、英文作りの知識と技能を収録しました。
 本書には、「英語の世界に旅立つきみたちへ」というメッセージシートも収録しました。「これまでとばしてきた部分には、どんな言葉が入るのか。そして、それらはどんな働きをするのか、ということを中学で学びます。お楽しみに」といった内容です。

―付属のCD-ROMにはどのようなものが収録されていますか?

 自作のフラッシュカードとカルタカードです。ゲームは、これらのカードを印刷すればほぼ準備完了、というふうにしました。毎週英語の準備に時間を取られるのは大変ですから、一手間かけてラミネートをしてしまえば、最低限の準備で、最大限の効果です!

―最後に全国の小学校で英語を教える先生方に一言メッセージをお願いします!

 わたしは、小学校のうちにまずこれだけは、という知識と技能を厳選し、逆にこれまで当たり前として教えられてきた内容も、意思疎通に必要かどうかという観点で後回しにできるものは、思い切って省く英語教育を提唱しています。
 子どもたちに英語を教えるには、まず先生方一人一人が「これなら教えたい!」と納得する必要があります。既刊の2冊と本書をうまく組み合わせてお使いいただくことで、そのお手伝いをできるのではないか、と考えています。

(構成:木山)
コメントの一覧
5件あります。
    • 1
    • Mark Wood
    • 2013/2/5 11:49:34
    I have eagerly been awaiting the arrival of this book! I've had the pleasure of seeing these lessons in action, and can now use them in my own class.
    • 2
    • いがちゃん
    • 2013/2/5 17:43:38
    先日の公開研究会は本当に楽しく英語を学べました。今までの英語といえば、頭が痛くなることが多かったのですが、これなら頭と心にすーっと入ってきます。
    • 3
    • たにがき
    • 2013/2/5 18:47:49
    プランの授業楽しくさせてもらっていまーす。少しずつスキマを埋めていく感覚が心地よいですね。ウッディの日記が個人的に大好きです。
    • 4
    • miemieko
    • 2013/2/8 17:17:56
    楽しいだけでなく、自然にすぐ身に付く教材です!
    特に「気持ちや様子などを表す文」で、It's hot! noisy! good!でやってみた後、それをヒントに表現をもっと膨らませて、It's pretty! It's fun! It's tasty! などなど。ゲームで競い合ってるうちに、すっかり身について感情がすぐに英語で表現できるようになりました。教えるのでなく自然に定着させる。。指導する側にとっての「気づき」をありがとうございました!
    • 5
    • mamisuke
    • 2013/2/22 17:00:11
    先日授業で、高橋先生の英文ゲームの内容を参考に、3語文集団ジェスチャーゲームをやって盛り上がりました。これまで英単語のジェスチャーゲームはやったことがありましたが、3語文にすること(2語でもよい)にとても意味があると思いました。単語だと単なるジェスチャーゲームで終わりますが、「I take ....」と答えて正解とします。の次は、「You play...」とちょっと高度ですが、楽しみながら、動詞と目的格を一緒に習得できました。そして集団というのもよかったです。一人だと恥ずかしがったりしますが、二人以上ならジェスチャーも恥ずかしくない。2チームに分けて競い合って大盛り上がりでした。単なる英語を使った楽しいゲームでなく、とても考えられてあるゲームだと思います。次は何をやろうかな。
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