Eduマガのヨミカタ
毎月発行される教育雑誌の中から、その時期にぜひ読んでほしい厳選記事をご紹介するコーナーです。
子供たちが主体的に情報を活用する国語の能力の育成を
実践国語研究 2015年12・1月号
教育zine編集部及川
2014/12/9 掲載

 『実践国語研究』2015年12・1月号は、「知りたい調べたい!情報活用能力を育てる授業づくり」がテーマです。
 変化の激しい情報化社会の中で、育成したい力として必須とも言える「情報活用能力」。この育成のためには、

  1. @学年の発達段階や領域の特質に応じて系統化・重点化したりする工夫
  2. A情報をどのように入手し活用するかを子供自身が設定・把握できる学習過程の構築
  3. B説明的な文章を読む際に、単に教材文の内容を理解することにとどまらず、自らの課題に応じて情報を検索し、比較検討して自分の考えを形成するために活用することに結びついているかを意識した取組

などが求められます。
 本号では、先生方が実践され効果をあげている、子供たちが主体的に情報を活用する「情報活用能力を育てる授業づくり」の工夫の数々を、全国の実践家の先生方にご紹介いただきました。
 また、編集委員の先生方が全国各地の実践校を現場訪問し、レポートするリレー連載「先進実践研究校訪問!突撃授業レポート」では、今回は番外編として文部科学省の水戸部修治先生による「情報活用能力を育むベルリン市の図書館の取組〜ドイツ連邦ベルリン市シュパンダウ区図書館の実践〜」を掲載しています。是非ご一読下さい!
 来年1月11日には、3回目となります『実践国語研究セミナー』を、お茶の水女子大学に会場をお借りして開催します。こちらも是非、足をお運びいただければ幸いです。(事前申し込みが必要ですのでリンクよりご確認下さい。)編集部一同、お待ち申し上げております。

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