Eduマガのヨミカタ
毎月発行される教育雑誌の中から、その時期にぜひ読んでほしい厳選記事をご紹介するコーナーです。
日本の争点を、社会科授業でディベートする!
社会科教育 2013年1月号
教育zine編集部茅野
2012/12/13 掲載

 『社会科教育』2013年1月号の特集は、「“日本の争点”白熱授業のディベート教材52」です。今週末に衆議院議員選挙が迫りました。竹島、尖閣諸島に関する問題、原発を含めた今後のエネルギー問題など、様々なことが争点となっています。このような日本が直面している大問題を、社会科授業の中でどのように扱うかは、今後さらに考えていかなければならない事柄ではないでしょうか。

 そこで今月号では、日本の争点を教材にディベートを行うとしたら、どのようなアプローチが可能か、ということについて論じていただきました。例えば、竹島や尖閣諸島に関する問題については、辞書的定義はどうなっているか、歴史はどうなっているか、といった面から分析。また、小学校・中学校それぞれについて、授業づくりのヒントも紹介しています。エネルギー問題、憲法改正などについても取り上げており、時事的な事柄を授業する際、手元においておきたい内容になっています。

 また、「論争が起こる“この歴史人物”の決断でディベート!学習問題のモデル」では、足利義満、徳川家光、大久保利通などが、時代の大きな転換点でどのような決断をしたかについてディベートする授業モデルを提示。白熱のディベートで、子どもたちも大盛り上がりの授業となること間違いなしです。
 そのほかにも、小特集ではいじめ問題を取り上げるなど、喫緊の問題と社会科教育を関連付けた充実のラインナップでお届けします!

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